前場コメント No.20 ゴールドクレスト、イオンFS、大紀アルミ、郵船ロジスティクス、eBASEなど

2017/05/12(金) 11:30
★10:55  ゴールドクレスト-野村が目標株価引き上げ 高採算物件の契約が良好で増益基調続く
 ゴールドクレスト<8871.T>が大幅に7日続伸。野村証券では、高採算物件の契約が良好で増益基調が続いていると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3090円→3240円と引き上げた。
 前17.3期営業利益は前の期比29%増益の89億円と、野村予想の同40%増益の96億円、会社計画の同37%増益の94億円に対して下振れて終わった。1~3月のマンション販売が弱かったため。しかし、今18.3期は高級リゾートマンション「熱海(総戸数320戸)」が業績に貢献するため、増益基調を維持する見通し。今18.3期の営業利益は会社計画と同水準の前期比28%増益となる113億円へ修正。

★11:02  イオンFS-野村が目標株価引き上げ 18.3期以降の野村予想を微修正
 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が大幅続伸。野村証券では、今18.3期以降の野村予想を微修正するとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
 今18.3期以降の利益水準を若干上方修正。今回の業績予想の見直した点は、国内クレジット事業とフィービジネス。野村の従来予想より、両事業ともに基盤が拡大しており、経常収益を上方修正した。クレジット事業においては、イオンショッピングセンターなどでの販売促進、稼働率向上施策が功を奏している。また、フィービジネスにおいては、電子マネー事業が拡大中。これらの伸張は、当面継続すると想定したとしている。

★11:07  大紀アルミ-上げ幅拡大 今期18%営業増益見込む 前期は28%増益着地
 大紀アルミニウム工業所<5702.T>が上げ幅拡大。同社は12日11時に、18.3期通期の連結営業利益予想を55.8億円(前期比18.0%増)と発表した。需要の拡大しているアセアン地域への展開を図るなど、時代の変化に敏速に対応できるよう社内体質の強化に努めるとしている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は47.3億円(前期比28.4%増)だった。製品と原料の価格差が計画数値より上振れし、売上総利益が予想を上回ったことなどが寄与した。

★11:07  郵船ロジスティクス-野村が目標株価引き上げ 利益拡大を継続できるか注目
 郵船ロジスティクス<9370.T>がもみ合い。野村証券では、採算悪化を起こさず、利益拡大を継続できるか注目。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1000円→1100円と引き上げた。
 前17.3期は航空貨物の航空会社に支払う貨物スペースのコストの上昇により営業利益が悪化したが、顧客への売価転嫁で今18.3期は改善に向かう見込み。ただし、同社の航空貨物は需要の強いエレクトロニクス向けに強くなく、自動車関連が多いため、改善幅は相対的に小さい。今18.3期から新しい中長期計画(TRANSFORM 2025)の実行に必要な費用の計上があるため、利益の改善は緩やかにとどまる見込み。野村予想は同社の利益の大半を創出する南アジア地域の利益率が悪化し、中でも同社が強いタイの経済が力強くないことを踏まえ、営業利益62億円と会社計画の67億円よりやや慎重にみているとした。

★11:09  eBASE-上げ幅拡大 今期小幅営業減益見込む 前期は19%増益で着地
 eBASE<3835.T>が上げ幅拡大。同社は12日11時、18.3期通期の連結営業利益予想を8.2億円(前期比0.9%減)にすると発表した。
 食品業界を筆頭に、住宅業界、家電業界、工具業界、日雑業界などで、商品情報交換機能を有するeBASE統合商品情報管理システムの引き合い、販売が堅調に推移するとみている。
 17.3期通期の営業利益は8.3億円(前の期比18.8%増)だった。

★11:09  eBASE-上げ幅拡大 1:2の株式分割を実施
 eBASE<3835.T>が上げ幅拡大。同社は12日11時、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。9月30日(実質9月29日)を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。


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