後場コメント No.1 ダイフク、デジタルガレージ、鹿島、クボタ、ユニチャームなど

2017/05/12(金) 15:00
★12:30  ダイフク-UBSが目標株価引き上げ Eコマース関連の今期成長は想定以上へ
 ダイフク<6383.T>が反発。UBS証券では、Eコマース関連の今期成長は想定以上へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3200円→3450円と引き上げた。
 今期会社計画では売上高が前期比+592億円も、営業利益は同+35億円にとどまる。AFA とeFAは増収だが、営業利益率が各々6%弱(同-0.5pt)とAFA:5%強(同-2.0pt)へ低下する計画である影響が大きい。一方、FA&DAの利益率は同+1.5ptの12%弱へ改善する会社計画。FA&DAは収益性の低い海外で成長額が上回る中、今期収益性は横ばいとUBSでは従来想定していたため、好印象ととらえるとした。UBS予想はAFAとeFAの利益率に上振れ余地を見て、今期営業利益290億円(従来比7%増)へ引き上げるとした。

★12:30  Dガレージ-後場売り気配 今期純利益55億円見込むも市場予想下回る
 デジタルガレージ<4819.T>が後場売り気配。同社は12日、18.3期通期の連結純利益予想を55.0億円にすると発表した。市場予想は70.5億円。なお、同年度より決算期の末日を6月30日から3月31日に変更した。
 マーケティングテクノロジー事業とフィナンシャルテクノロジー事業は引き続き順調に成長することを見込み、またインキュベーションテクノロジー事業でも、業績は順調に拡大すると見込んでいる。
 17.3期通期の純利益は43.0億円だった。

★12:31  三和HD-後場プラス転換 上限550万株・50億円の自己株取得枠を設定
 三和ホールディングス<5929.T>が後場プラス転換。同社は12日前引け後、上限550万株・50億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月15日~8月14日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.40%。

★12:32  鹿島建設-後場下げ幅拡大 今期32%営業減益見込む 前期は40%増益着地
 鹿島建設<1812.T>が後場下げ幅拡大。同社は12日12時に、18.3期通期の連結営業利益予想を1060億円(前期比31.8%減)と発表した。市場コンセンサスは1284億円となっている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は1554億円(前期比39.9%増)だった。建設事業の利益率向上と開発事業などの好調な推移により売上総利益が増加したことなどが寄与した。

★12:32  クボタ-4日続落 期初の出足は鈍かったがあきらめるべき理由はない 「買い」継続
 クボタ<6326.T>が4日続落。シティグループ証券では、期初の出足は鈍かったが、あきらめるべき理由はないとして、投資評価「1(買い)」を継続した。目標株価は2100円→2000円と引き下げた。
 第1四半期決算は期待外れ。期初の出足の鈍さを受け、今期の業績予想を下方修正。今17.12期のシティ予想営業利益は2107億円→1953億円に引き下げた。第1四半期決算で最大の懸念材料は、インセンティブが予想よりかさんだこと(前年比60億円の下押し)。クボタは固定費抑制にさらに注力するとみられるが、今期は計画にわずかに届かないリスクがあると考えるのが賢明なようだとした。北米とタイの見通しはここから改善する見込みで、投資評価は「買い」を継続。

★12:34  ユニ・チャーム-後場プラス転換  1Q最終益19%増 パーソナルケアセグメントの増益で
 ユニ・チャーム<8113.T>が後場プラス転換。同社は12日11時30分に、17.12期1Q(1-3月)の連結純利益は116億円(前年同期比18.6%増)だったと発表した。
 高付加価値輸入商品の需要が高い中国において引き続きインターネット販売での取り組みを強化したことなどにより、パーソナルケアセグメントが増益となった。また、ペットケアセグメントが増益となったことも寄与した。上期の会社計画208億円に対する進ちょくは55.7%となっている。


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