後場コメント No.4 ユーシン精機、力の源HD、THK、日産化学、東急不動産など

2017/05/12(金) 15:00
★13:00  ユーシン精機-いちよしがフェアバリュー引き下げ 業績予想を下方修正
 ユーシン精機<6482.T>が反落。いちよし経済研究所では、業績予想を下方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは2800円→2700円と引き下げた。
 前17.3期4Q(1~3月)業績が従来予想を下回り、今後の収益性改善が従来の見方より遅れるとみて、いちよしでは業績予想および1株当たり配当予想を下方修正。
 来19.3期以降の業績予想も下方修正。しかし、来19.3期では営業増益が続くと予想。その理由は、(1)主力の取出ロボットは自動車向けを中心に拡大が続くとみる、(2)大型機の拡販に注力しており、徐々に業績寄与するとみることなどとした。

★13:04  力の源HD-後場急騰 今期36%営業増益見込む 市場コンセンサス上回る 増配も発表
 力の源ホールディングス<3561.T>が後場急騰。同社は12日11時30分に、18.3期通期の連結営業利益予想を8.3億円(前期比36.3%増)と発表した。
 「一風堂」ブランドについては、数店舗の出店にとどめ、既存店強化に注力し、店舗運営レベルの向上に努める。また、海外については、アメリカ西海岸やニューヨークなど北米において直営の出店を拡大させるとしている。なお、市場コンセンサスは7.6億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は6.1億円(前期比21.2%増)だった。海外店舗運営事業が、増収に伴う利益増加に加え欧州エリアの損益改善が進んだことにより増益となったことなどが寄与した。
 併せて、17.3期の期末配当予想について上場記念配当1円の実施により5円→6円(前期は3円)に修正すると発表した。年間配当も同様となる。

★13:06  THK-反発 最高益/EPS200円超が見えた 「買い」継続
 THK<6481.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、最高益/EPS200円超が見えたとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を3500円→3800円と引き上げた。
 同社IR部への電話取材によれば、SPE向け/スマホ向けを中心としたエレキ関連用途が活況であること、加えて、工作機械向けも上向いたことが推察される。これまでに決算を発表しているFA各社同様、夏場までのエレキ関連受注見通しは良好。加えて、同社の場合、より高い寄与度を誇る工作機械向けが徐々に上向くことが追い風。同社株の再浮揚を促す好決算とした。想定を大幅に上回る受注動向を反映し、営業利益予想を今来期+9%/4%増額。

★13:08  日産化学-後場プラス転換 今期3%営業増益見込む 前期は10%増益で着地
 日産化学工業<4021.T>が後場プラス転換。同社は12日13時、18.3期通期の連結営業利益予想を325億円(前期比3.4%増)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は314億円(前の期比9.9%増)だった。化学品部門のファインケミカルで、ハイライト(殺菌消毒剤)やテピック(封止材用等特殊エポキシ)が増収となった。

★13:08  日産化学-後場プラス転換 上限170万株・50億円の自己株取得枠を設定
 日産化学工業<4021.T>が後場プラス転換。同社は12日13時、上限170万株・50億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月15日~7月31日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.12%。

★13:11  東急不動産-続伸 含み益は約300億円増加 「買い」継続
 東急不動産ホールディングス<3289.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、含み益は約300億円増加と注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を740円→760円と引き上げた。
 今18.3期営業利益が前期並みとなる点は想定通り。現株価は賃貸等不動産の時価開示に基づく税引き後NAV(877円)と比較して割安な水準。17/3末オフィス、商業施設空室率は2.0%と低く、マンション在庫増加も特段懸念すべき特定の物件はないため、同社事業環境に大きなリスクはないと想定。住宅事業利益率を見直し、今18.3期~来19.3期予想営業利益をそれぞれ+0.4%/-2.9%修正。


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