前場コメント No.12 亀田製菓、グンゼ、福島工業、日信工業、東祥など

2017/05/15(月) 11:30
★9:26  亀田製菓-大和が目標株価引き上げ 今期の注目点は国内シェア向上と海外収益性改善
 亀田製菓<2220.T>が変わらずを挟んで7日続伸。大和証券では、今期の注目点は国内シェア向上と海外収益性改善とコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は5600円→6500円と引き上げた。前17.3期着地は3月16日の会社計画修正に即した内容。ガイダンスは従来大和想定を上回る水準であるが、好感された材料と見るとした。

★9:28  セグエG-買い気配 1Q営業益2.6億円 通期進ちょく87%
 セグエグループ<3968.T>が買い気配。同社は12日、17.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が2.6億円だったと発表した。通期計画3.0億円に対する進ちょくは86.8%となった。

★9:30  グンゼ-急落 今期2%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
 グンゼ<3002.T>が急落。同社は12日に、18.3期通期の連結営業利益予想を43.0億円(前期比2.2%増)と発表した。成長事業であるメディカル事業や復活途上にあるアパレル事業ともに、成長性に重点を置いた事業展開を図るとしている。市場コンセンサスは58.5億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は42.1億円(前期比14.9%増)だった。アパレル事業において、インナーウエア分野がレディスインナーを中心とした差異化商品の拡販ならびに成長販路の拡大により順調に推移したことなどが寄与した。
 併せて、上限340万株・17億円の自己株取得枠を設定すると発表した。上限340万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.62%となる。

★9:32  福島工業-大和が目標株価引き上げ 会社計画は保守的な印象 増益基調が続くと予想
 福島工業<6420.T>が続伸。大和証券では、会社計画は保守的な印象で、増益基調が続くと予想。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は4000円→4600円と引き上げた。
 前17.3期は前の期比10.7%営業増益となり、大和想定を上振れ。ショーケースの拡販や大型パネル冷蔵設備などが好調に推移。会社計画は保守的な印象であるとし、大和では増益基調が続くと予想。

★9:35  日信工業-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 合弁会社の低調は長期化へ
 日信工業<7230.T>が5日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ミックス向上は想定以上だが、合弁会社の低調は長期化すると想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
 不採算車種のモデルチェンジに伴う収益性改善効果や付加価値の高いアルミ部品の増加を考慮し、営業利益予想を上方修正。一方、持ち分法適用会社の低調は従来想定よりも長期化する見通し。主力車種でのレイアウト変更の可能性の高まりに加え、大型契約の寄与が2020年6月以降と従来想定より遅い見込みと明らかにされたため。PERベースでは20.3期を見据えても割安感が見出せず、株価の上値余地は限定的と考えるとした。

★9:36  東祥-いちよしが「A」へ引き上げ 出店加速とIT投資による効率化を評価
 東祥<8920.T>が続伸。いちよし経済研究所では、出店加速とIT投資による効率化を評価。レーティングを「B」→「A」、フェアバリューを6000円→6500円と引き上げた。
 フェアバリューの引き上げは、スポーツクラブ事業、ホテル事業の新規出店の加速とIT投資により、順調な業績展開が期待できることなどが主な理由。新規出店数は16.3期4店舗(うちホテル2店舗)、前17.3期8店舗(同3店舗)、今18.3期は15店舗(同5店舗)が決定している。現時点で来19.3期は9店舗(同4店舗)が決定。東京に事務所を設置したことで不動産情報量が多くなったことなどが主な要因。出店立地をみると北海道から関東、中部、関西、九州と全国的に出店を進めていく方針で、当面は自社競合も少ないとみられる。いちよしでは出店の加速、IT活用に業務の効率化を考慮し、来19.3期以降の営業利益見通しを上方修正するとした。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 155.56 -0.08
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ