前場コメント No.17 アルバック、日本写真印刷、ネクソン、太陽誘電、コロプラなど

2017/05/15(月) 11:30
★10:08  日本光電工業-大和が目標株価引き下げ 16年度実績は会社計画を大きく未達
 日本光電工業<6849.T>が3日続落。大和証券では、16年度実績は会社計画を大きく未達となり、ネガティブと判断。投資判断「4(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は2100円→2040円と引き下げた。
 16年度営業利益は136億円(前の期比17%減)で、会社計画155億円に未達。17年度150億円(前期比10%増)、19年度200億円(年平均伸長率+14%)の営業利益目標が提示されたが、大和では慎重に見ているとした。

★10:12  アルバック-野村が目標株価引き上げ 事業環境は良好
 アルバック<6728.T>が反発。野村証券では、事業環境は良好と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は5459円→7096円と引き上げた。
 1~3月期業績は、売上高は前年同期比25.6%増収の604億円、営業利益は同58.5%増益の88億円となった。市場環境は引き続き良好で、特にFPD製造装置とコンポーネント事業の好調から、会社は今17.6期の業績予想を上方修正した。野村の業績予想についても、決算を受けて上方修正。
 FPD製造装置市場は活況を呈していると注目。10.5Gの建設計画が6ラインあり、すでに2ラインから受注が出ている。会社によると、同社のPVDは足もと、10.5Gの商談を100%獲得しているもよう。

★10:15  日本写真印刷-3日ぶり急反発 今期営業益55億円見込む 前期は赤字転落
 日本写真印刷<7915.T>が3日ぶり急反発。同社は12日、17.12期通期(4-12月)の連結営業利益予想を55.0億円(前年同期間は16.3億円の赤字)にすると発表した。
 17.3期通期の営業損益は39.0億円の赤字(前の期は105.5億円の黒字)だった。為替の変動や既存分野での製品需要の低迷、新規受注に伴う先行費用や買収関連の一時費用の計上などが響いた。

★10:15  ネクソン-野村が目標株価引き上げ 1~3月期は野村予想を大幅に上回る好決算
 ネクソン<3659.T>が反発。野村証券では、1~3月期は野村予想を大幅に上回る好決算と評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2300円→2600円と引き上げた。
 1~3月期営業利益は前年同期(gloopsの減損除くベース)比51.2%増益の397.6億円と、野村予想330億円を大幅に上回った。野村予想に見込んでいなかった一部子会社およびIPの減損26.9億円を足し戻すと、営業利益は424.5億円に達する。野村予想との主なかい離は中国「アラド戦記」であるとし、野村予想を上方修正。1タイトル依存が続くのは事実だが、地道に成長し続けている点は評価するとした。

★10:16  太陽誘電-三菱UFJMSが目標株価引き上げ MLCC市場で確固たる2番手の地位を目指す
 太陽誘電<6976.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、MLCC市場で確固たる2番手の地位を目指していると注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1500円→1850円と引き上げた。
 SAW/FBARデバイスの拡大、ならびにMLCC・インダクタを中心とする受動部品市場でのシェア上昇が従来からのエクイティストーリー。SAW/FBARは中国スマホ顧客のLTE化、CA(Carrier Aggregation)対応に伴う搭載量増加が20.3期以降、頭打ちになると予測しているとし、今後は受動部品に焦点がシフトする見込み。MLCC市場では、村田製作所を除く競合メーカーの相対的競争力が低下しており、今18.3期以降、同社シェアが高まる状況が顕在化すると想定。小型大容量品における優位性の維持と、車載・産機への用途拡大がポイントとした。

★10:16  コロプラ-大和が目標株価引き上げ ファンダメンタルズ好転材料はまだ見られず
 コロプラ<3668.T>が続落。大和証券では、ファンダメンタルズ好転材料はまだ見られないとし、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は920円→1140円と引き上げた。今17.9期2Qは前四半期比で減収。「プロ野球バーサス」の成否は分水嶺とした。


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