後場コメント No.4 阪和興業、ナラサキ産業、住友林業、ＳＵＢＡＲＵ、ビーロットなど
★13:12 阪和興業－野村が目標株価引き上げ 金属原料中心に全般に好調
阪和興業<8078.T>がもみ合い。野村証券では、金属原料中心に全般に好調と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は730円→900円と引き上げた。
前17.3期決算は金属原料を筆頭に全般的に好調で、経常利益は野村予想195億円を上回る229億円。同時に中期経営計画（16年5月発表）の見直しが発表された。従来の中計の最終年度（19.3期）経常利益目標を200億円から320億円に引き上げ、20.3期の目標として350億円を提示した。増額の背景として、前17.3期経常利益が来19.3期経常利益目標を超過し、資源分野などの戦略的投資からの収益などを織り込んだ点などがある。なお、同社は4月28日に南アフリカの合金鉄メーカーへの出資比率引き上げを発表。野村でも、業績予想を上方修正するとした。
阪和興業<8078.T>がもみ合い。野村証券では、金属原料中心に全般に好調と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は730円→900円と引き上げた。
前17.3期決算は金属原料を筆頭に全般的に好調で、経常利益は野村予想195億円を上回る229億円。同時に中期経営計画（16年5月発表）の見直しが発表された。従来の中計の最終年度（19.3期）経常利益目標を200億円から320億円に引き上げ、20.3期の目標として350億円を提示した。増額の背景として、前17.3期経常利益が来19.3期経常利益目標を超過し、資源分野などの戦略的投資からの収益などを織り込んだ点などがある。なお、同社は4月28日に南アフリカの合金鉄メーカーへの出資比率引き上げを発表。野村でも、業績予想を上方修正するとした。
★13:13 ナラサキ産業－後場急騰 今期30％営業増益見込む 総合営業力の強化で
ナラサキ産業<8085.T>が後場急騰。同社は15日13時に、18.3期通期の連結営業利益予想を23.0億円（前期比30.2％増）と発表した。総合営業力の強化により安定収益基盤を構築するとともに、成長・拡大戦略を推進するとしている。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は17.7億円（前期比8.6％減）だった。電機関連事業において、建築系の電機部品などの販売が伸び悩んだ。また、建材事業において、首都圏における建築工事の着工遅れなどにより、建築資材の販売が伸び悩んだことも響いた。
ナラサキ産業<8085.T>が後場急騰。同社は15日13時に、18.3期通期の連結営業利益予想を23.0億円（前期比30.2％増）と発表した。総合営業力の強化により安定収益基盤を構築するとともに、成長・拡大戦略を推進するとしている。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は17.7億円（前期比8.6％減）だった。電機関連事業において、建築系の電機部品などの販売が伸び悩んだ。また、建材事業において、首都圏における建築工事の着工遅れなどにより、建築資材の販売が伸び悩んだことも響いた。
★13:16 住友林業－野村が目標株価引き上げ 米国のホームビルダーを連結化の効果も大きい
住友林業<1911.T>が反発。野村証券では、米国のホームビルダーを連結化の効果も大きいと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2070円→2190円と引き上げた。
前17.3期決算は、退職給付に関する数理差異益が50億円発生したことや、持ち分対象だった米国のBloomfield社が好調だったことなどから、経常利益は前年同期比90％増益の578億円と、野村予想を78億円上回った。16.3期は退職給付費の数理差損が115億円発生したことから、数理差異損益を除いたベースの経常利益は16.3期の420億円に対して、前17.3期は529億円と同26％増益。同社は退職給付に関する数理差異損益を一年一括で処理する会計方針をとっており、今18.3期の野村の経常利益予想には同利益のはく落により50億円の減益要因を見込むとしたが、それでも米国で中堅ホームビルダーを買収した効果で、535億円と予想するとした。
住友林業<1911.T>が反発。野村証券では、米国のホームビルダーを連結化の効果も大きいと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2070円→2190円と引き上げた。
前17.3期決算は、退職給付に関する数理差異益が50億円発生したことや、持ち分対象だった米国のBloomfield社が好調だったことなどから、経常利益は前年同期比90％増益の578億円と、野村予想を78億円上回った。16.3期は退職給付費の数理差損が115億円発生したことから、数理差異損益を除いたベースの経常利益は16.3期の420億円に対して、前17.3期は529億円と同26％増益。同社は退職給付に関する数理差異損益を一年一括で処理する会計方針をとっており、今18.3期の野村の経常利益予想には同利益のはく落により50億円の減益要因を見込むとしたが、それでも米国で中堅ホームビルダーを買収した効果で、535億円と予想するとした。
★13:21 ケーエフシー－後場マイナス転換 今期21％営業減益見込む 前期は小幅減益着地
ケー・エフ・シー<3420.T>が後場マイナス転換。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を21.8億円（前期比21.0％減）にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は27.6億円（前の期比1.0％減）だった。ファスナー事業で、「あと施工アンカー」をはじめとする建設資材販売が減少したほか、土木資材事業で、東日本地区でのトンネル工事の進ちょく状況が前年と比べて落ち込んだ。
ケー・エフ・シー<3420.T>が後場マイナス転換。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を21.8億円（前期比21.0％減）にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は27.6億円（前の期比1.0％減）だった。ファスナー事業で、「あと施工アンカー」をはじめとする建設資材販売が減少したほか、土木資材事業で、東日本地区でのトンネル工事の進ちょく状況が前年と比べて落ち込んだ。
★13:22 ＳＵＢＡＲＵ－ＴＩＷが「2」へ引き下げ 売上構成差や原価低減縮小が重い
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が続落。投資情報会社のＴＩＷでは、諸経費増加の中で、売上構成差や原価低減縮小が重いと判断。投資評価を「2+（Outperform）」→「2（Neutral）」と引き下げた。
今18.3期営業利益は前期比0.2％減を会社は計画。北米中心に販売台数増を見込み、為替影響も増益方向に効く想定だが、諸経費が増加する中、台数増のけん引役が小さい車種になることや原材料市況悪化などから、売上構成差、原価低減効果などが縮小することから、利益横ばいを想定するとした。
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が続落。投資情報会社のＴＩＷでは、諸経費増加の中で、売上構成差や原価低減縮小が重いと判断。投資評価を「2+（Outperform）」→「2（Neutral）」と引き下げた。
今18.3期営業利益は前期比0.2％減を会社は計画。北米中心に販売台数増を見込み、為替影響も増益方向に効く想定だが、諸経費が増加する中、台数増のけん引役が小さい車種になることや原材料市況悪化などから、売上構成差、原価低減効果などが縮小することから、利益横ばいを想定するとした。
★13:25 ビーロット－後場急落 1Q経常益42％減 不動産マネジメント事業の減益で
ビーロット<3452.T>が後場急落。同社は15日13時に、17.12期の1Q（1-3月）の連結経常利益は7700万円（前年同期比42.0％減）だったと発表した。不動産マネジメント事業が減益となったことなどが響いた。通期の会社計画11.8億円（前年同期比34.4％増）に対する進ちょくは6.6％となっている。
ビーロット<3452.T>が後場急落。同社は15日13時に、17.12期の1Q（1-3月）の連結経常利益は7700万円（前年同期比42.0％減）だったと発表した。不動産マネジメント事業が減益となったことなどが響いた。通期の会社計画11.8億円（前年同期比34.4％増）に対する進ちょくは6.6％となっている。
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