後場コメント No.5 任天堂、IRジャパン、中部電力、ダイヤモンド電機、テクノスマートなど

2017/05/15(月) 15:00
★13:27  住友商事-野村が目標株価引き上げ 業績は改善も割安感は乏しい
 住友商事<8053.T>が4日続落。野村証券では、業績は改善も割安感は乏しいとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1500円→1520円と引き上げた。
 鋼管事業の回復や資源分野の増産効果などを織り込み、野村の今18.3期親会社株主利益予想を上方修正した。業績回復はポジティブだが、今18.3期配当が据え置かれたこともあって、今18.3期予想基準の配当利回りが3.3%とセクター平均を下回るなど、バリュエーションの割安感は乏しいと指摘。

★13:32  任天堂とDeNA-上げ幅拡大 「ゼルダの伝説」をスマホ向けに投入へと報道
 任天堂<7974.T>、ディー・エヌ・エー<2432.T>が後場に入って上げ幅を拡大。任天堂 がスマートフォン向けにゲーム「ゼルダの伝説」フランチャイズを投入し、モバイルゲームのラインアップをさらに拡充する計画と、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が5月15日13時過ぎに伝えた。
 事情を知る複数の関係者が明らかにしたもの。スマホ版「どうぶつの森」は2017年後半にリリースされる公算が大きく、「ゼルダの伝説」がそれに続く予定。ただし、配信開始の時期や順番は変わる可能性があるとされる。任天堂はスマホゲームをDeNAと共同開発している。なお、両社はどちらもコメント要請に応じなかったとした。

★13:34  IRJHD-後場下げ幅拡大 今期9%営業増益見込むも市場予想より弱い
 アイ・アールジャパンホールディングス<6035.T>が後場下げ幅拡大。同社は15日13時、18.3期通期の連結営業利益予想を11.0億円(前期比8.9%増)にすると発表した。市場予想は11.7億円。
 コーポレートガバナンス・コードに対応したSR関連業務や実質株主判明調査、取締役会評価、役員報酬コンサルティング、プロキシー・ファイトやM&A関連の投資銀行業務が収益拡大に寄与すると予想している。
 17.3期通期の営業利益は10.1億円(前の期比29.4%増)だった。

★13:36  中部電力-野村が目標株価引き下げ 財務は震災前並みに改善したが増配には至らず
 中部電力<9502.T>がもみ合い。野村証券では、財務は震災前並みに改善したが増配には至らずとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1530円→1500円と引き下げた。
 諸経費の増加を主因に、今18.3期の燃料費調整制度上の差損益などを除く修正EPS予想を小幅下方修正。浜岡原発の再稼働など大幅な増益機会は当面見当たらず、財務は健全だが増配の条件は明示されておらず、株価上昇は期待し難いと考えるとした。経常利益目標1500億円は高いハードルと会社は認識。

★13:36  ダイヤモンド電機-後場急落 今期70%営業減益見込む 前期は3%減益着地
 ダイヤモンド電機<6895.T>が後場急落。同社は15日13時に、18.3期通期の連結営業利益予想を6.8億円(前期比70.3%減)と発表した。前提為替レートは、1米ドル105円、1ユーロ117円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は22.9億円(前期比2.8%減)だった。自動車機器事業が円高の影響で減益となったことなどが響いた。

★13:42  テクノスマート-急騰 今期17%営業増益見込む 前期は計画上振れ着地 増配も発表
 テクノスマート<6246.T>が急騰。同社は12日に、18.3期通期の営業利益予想を11.8億円(前期比17.0%増)と発表した。
 また、17.3期通期の営業利益は10.1億円(前期比3.2倍)だった。通期の会社計画は8.0億円だったので、着地は上振れた。設計仕様や製造工程の見直しなど原価低減をよりいっそう進めたことが寄与した。
 併せて、17.3期の期末配当予想について特別配当を2円増配することで12円→14円(前期は7円)に修正すると発表した。年間配当は18円→20円(前期は12円)となる。


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