前場コメント No.9 イデアインター、クボテック、雪印メグミルク、帝国電機、三城HDなど

2017/05/16(火) 11:30
★9:16  イデアインター-買い気配 1:2の株式分割を実施
 イデアインターナショナル<3140.T>が買い気配。同社は15日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。5月31日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★9:17  PSS-大幅続伸 日立ハイテクと提携 新株式割り当てで8億5858万円調達
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が大幅続伸。同社は15日、日立ハイテクノロジーズ<8036.T>と資本業務提携を締結し、第三者割当で新株式を発行すると発表した。
 日立ハイテクの科学・医用システムセグメントのバイオ・メディカル事業はPSSの主要な事業フィールドと親和性があり、両社の経営資源を組み合わせることでシナジー効果が生じるとの認識で一致したという。同社は日立ハイテクに新株式231万株(1株371.68円)を割り当てることで8億5858万0800円を調達する。

★9:17  クボテック-買い気配 今期営業益8.5倍見込む 継続企業の前提に関する注記の記載解消も
 クボテック<7709.T>が買い気配。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想を2.2億円(前期比8.5倍)と発表した。収益性の改善と製品開発、販売拡大により事業基盤の強化を図るとしている。
 また、17.3期通期の連結営業損益は0.3億円の黒字(前期は1.3億円の赤字)だった。事業構造の改革と新規事業・新製品開発の取り組みを推進し、事業基盤の強化に努めことなどが奏功した。
 併せて、17.3期決算短信において、「継続企業の前提に関する注記事項」の記載を解消したと発表した。検査機システム事業は、顧客の設備投資の動向に大きく依存していることから、受注動向は変動を余儀なくされるが、新規分野への販路拡大を通じて安定した収益構造を構築することで、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められなくなったと判断した。

★9:17  雪印メグミルク-みずほが目標株価引き上げ 30年ぶりの営業最高益更新が視野に
 雪印メグミルク<2270.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、30年ぶりの営業最高益更新が視野に入ったと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を4500円→4540円と引き上げた。
 来19.3期に30年ぶりに営業最高益更新(旧雪印乳業連結の89.3期222億8900万円比)が視野に入りつつある。今18.3期営業利益は前期比15%増となり、会社予想を10%上回る見通し。決算発表後の株価下落で、保守的な業績ガイダンスは株価に反映したと想定。
 同社は5月11日の前17.3期決算発表時に新たな中期経営計画と今後10年を見据えた長期ビジョンを発表。10年間に3000億円から4000億円の設備投資を行う計画を示したが、戦略投資は21.3期からの第2ステージに実施する内容で、20.3期までの第1ステージでは、キャッシュの創出に注力し、有利子負債残高も17.3期比で約85億円減少させる計画であることに注目。

★9:18  帝国電機-急騰 上限80万株・8億円の自己株取得枠を設定
 帝国電機製作所<6333.T>が急騰。同社は15日に、上限80万株・8億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 資本効率の向上を通じた株主への利益還元を図ると共に、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため。取得期間は2017年5月16日~2018年5月15日。上限80万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は3.9%となる。

★9:18  三城HD-3日続落 自己株取得枠を上限87万5000株・3億5000万円へと上方修正
 三城ホールディングス<7455.T>が変わらずを挟み3日続落。同社は15日、従来の自己株取得枠(上限75万株・3億円)を引き上げると発表した。
 上限87万5000株・3億5000万円へと上方修正する。取得期間の期限を従来の6月30日から12月29日まで延期する。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.70%となる(従来は1.46%)。


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