前場コメント No.16 三井不動産、グリコ、りらいあ、トリドール、沢井製薬など

2017/05/16(火) 11:30
★9:57  三井不動産-岩井コスモが目標株価引き下げ 今期は一時的に賃貸セグメントが伸び悩む
 三井不動産<8801.T>が続伸。岩井コスモ証券では、今期は一時的に賃貸セグメントが伸び悩むと想定。投資判断「B+」を継続も、目標株価は3100円→2900円と引き下げた。
 今期の賃貸セグメントは「(仮称)新日比谷プロジェクト」の新規稼働に伴う費用増加などにより若干の減益を見込んでいるとしたが、住宅分譲では売上計上戸数は減少するものの、利益率向上により増益となる見通し。分譲セグメントの伸長で、今期は増収増益が予想されるとした。

★9:57  江崎グリコ-続伸 今期3%営業増益見込む 前期は42%増益着地
 江崎グリコ<2206.T>が続伸。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を250億円(前期比3.1%増)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は243億円(前の期比41.8%増)だった。販売品種構成の変化や菓子部門、食品原料部門の売上原価率の改善、運送費・保管費率の低下などが寄与した。

★9:59  アマダHD-4日ぶり反発 IoT活用製造業向け助言サービスに参入
 アマダホールディングス<6113.T>が4日ぶり反発。16日付の日経新聞朝刊で、同社がIoT技術を活用した製造業向け助言サービスに参入すると報じられた。2018年1月に設備の故障予知や生産性向上などを助言するサービスを始める計画だという。

★10:01  資生堂-大和が目標株価引き上げ 9%営業増益の発進を評価
 資生堂<4911.T>が変わらずを挟んで6日続伸。大和証券では、何割かの営業減益も覚悟の中で9%営業増益の発進を評価。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3240円→3960円と引き上げた。
 1Q営業利益は241億円(前年同期比9%増)で、サプライズ大。プレステージ品への注力が国内外で奏功。インバウンド需要を軸に日本、中国、TRで相乗効果も生み出していると指摘。

★10:06  りらいあ-大和が目標株価引き上げ 18.3期は金融機関向けの売上拡大に期待
 りらいあコミュニケーションズ<4708.T>がもみ合い。大和証券では、今18.3期は金融機関向けの売上拡大に期待。投資判断「2(アウトパフォーム)を継続、目標株価を1200円→1320円と引き上げた。
 前17.3期営業利益は立ち上げ苦戦もあり、前の期比5.4%営業減益。労働契約法「5年ルール」適用をにらみ、金融に期待。前期の一過性コストを乗り越え、今18.3期は大幅増益を期待するとした。

★10:06  トリドールHD-急反落 今期2%営業増益見込むも市場予想より弱い
 トリドールホールディングス<3397.T>が急反落。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を88.3億円(前期比2.4%増)にすると発表した。市場予想は103億円。
 国内で都心部への出店を強化し、既存業態の強化を図るほか、新業態の育成・展開にも注力する。
 17.3期通期の営業利益は86.2億円(前の期比1.3%減)だった。

★10:10  沢井製薬-野村が目標株価引き上げ 高付加価値による採算性改善がポイント
 沢井製薬<4555.T>が続伸。野村証券では、高付加価値による採算性改善がポイントとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は6000円→7000円と引き上げた。
 業績予想を上方修正。高付加価値製品の増加により、今18.3期はやや保守的な会社予想を上回ると考えたもの。今18.3期売上高は従来予想を35億円下回る1430億円に下方修正。鹿島工場の受託製造の売上高が、前17.3期の55億円→今18.3期には23億円まで減少することが要因。営業利益は従来予想を18億円上回る248億円に上方修正。
 設備投資は前17.3期の140億円→今18.3期は157億円まで増額。GE(ジェネリック)が毎年薬価改定の対象となるなど、GEの市場環境は大きく変化。見通しが悪い環境では、リスク回避の観点から設備投資よりも委託生産に切り替える可能性があるとした。


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