前場コメント No.21 日野自動車、タツモ、田辺三菱、フライトＨＤ、大京など
★11:02 日野自動車－丸三が「買い」へ引き上げ 古河工場への集約で高い増益率を期待
日野自動車<7205.T>が3日続落。丸三証券では、トップラインの伸びや古河工場への集約で高い増益率を期待し、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は1700円。
投資判断引き上げの理由は、今18.3期、来19.3期は高い増益率が期待できると考えるため。国内販売の好調持続、ASEANの回復、米国でのインフラ・新工場建設投資といったトップラインの伸びに加えて、車両生産の古河工場への集約効果によって利益率も高まると予想。古河工場や新型車投入に関連した減価償却費などの増加幅は想定内であり、売り上げは伸びても利益は伸びないというリスクは薄れたと判断。
日野自動車<7205.T>が3日続落。丸三証券では、トップラインの伸びや古河工場への集約で高い増益率を期待し、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は1700円。
投資判断引き上げの理由は、今18.3期、来19.3期は高い増益率が期待できると考えるため。国内販売の好調持続、ASEANの回復、米国でのインフラ・新工場建設投資といったトップラインの伸びに加えて、車両生産の古河工場への集約効果によって利益率も高まると予想。古河工場や新型車投入に関連した減価償却費などの増加幅は想定内であり、売り上げは伸びても利益は伸びないというリスクは薄れたと判断。
★11:05 タツモ－5日ぶり急反発 1Qは53％営業増益 スマホやデータサーバ用電子部品の需要好調
タツモ<6266.T>が5日ぶり急反発。同社は15日、17.12期1Q（1-3月）の連結営業利益が4.4億円（前年同期比52.5％増）だったと発表した。
プロセス機器事業の半導体装置部門で、スマートフォンやデータサーバー用の電子部品の需要が好調だったほか、搬送装置部門についても半導体装置メーカーの設備投資の増加で売り上げが伸びた。
タツモ<6266.T>が5日ぶり急反発。同社は15日、17.12期1Q（1-3月）の連結営業利益が4.4億円（前年同期比52.5％増）だったと発表した。
プロセス機器事業の半導体装置部門で、スマートフォンやデータサーバー用の電子部品の需要が好調だったほか、搬送装置部門についても半導体装置メーカーの設備投資の増加で売り上げが伸びた。
★11:09 田辺三菱製薬－野村が目標株価引き下げ Invokana/Gilenyaの苦戦を織り込む
田辺三菱製薬<4508.T>が3日ぶり反落。野村証券では、Invokana/Gilenyaの苦戦を織り込むとし、業績予想を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2550円→2500円と引き下げた。
今18.3期について、売上高ではジェネリック医薬品事業の譲渡や、ロイヤルティーの減少など減収要因が多いと指摘。しかし、野村の海外売上高予想が保守的過ぎたため、全体では売上高を上方修正。営業利益は野村従来予想を52億円下回る867億円に引き下げ。要因は導出したInvokanaとGilenyaの2剤の不調。1～3月期は両製品ともに想定を下回る水準で推移。特にGilenyaは、既存の競合薬のTecfideraも低調に推移したため、多発性硬化症の治療薬市場自体の成長鈍化が懸念されている。 Gilenya導出先のNovartis社では新規処方患者数は増えているため、今後売上高増加が見込まれるとした。
田辺三菱製薬<4508.T>が3日ぶり反落。野村証券では、Invokana/Gilenyaの苦戦を織り込むとし、業績予想を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2550円→2500円と引き下げた。
今18.3期について、売上高ではジェネリック医薬品事業の譲渡や、ロイヤルティーの減少など減収要因が多いと指摘。しかし、野村の海外売上高予想が保守的過ぎたため、全体では売上高を上方修正。営業利益は野村従来予想を52億円下回る867億円に引き下げ。要因は導出したInvokanaとGilenyaの2剤の不調。1～3月期は両製品ともに想定を下回る水準で推移。特にGilenyaは、既存の競合薬のTecfideraも低調に推移したため、多発性硬化症の治療薬市場自体の成長鈍化が懸念されている。 Gilenya導出先のNovartis社では新規処方患者数は増えているため、今後売上高増加が見込まれるとした。
★11:10 フライトＨＤ－反落 今期56％営業減益見込む 「Incredist」の前期特需の反動で
フライトホールディングス<3753.T>が反落。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想を2.6億円（前期比56.0％減）と発表した。前期の「Incredist」の特需による売り上げ計上の反動が響く。
また、17.3期通期の連結営業損益は5.9億円の黒字（前期は0.9億円の赤字）だった。Apple Payの国内サービス開始に伴う特需により「Incredist」の大型案件を納品したことに加え、顧客のApple Pay対応に伴い、決済アプリケーション「ペイメント・マイスター」のライセンス販売が拡大したことなどが寄与した。
フライトホールディングス<3753.T>が反落。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想を2.6億円（前期比56.0％減）と発表した。前期の「Incredist」の特需による売り上げ計上の反動が響く。
また、17.3期通期の連結営業損益は5.9億円の黒字（前期は0.9億円の赤字）だった。Apple Payの国内サービス開始に伴う特需により「Incredist」の大型案件を納品したことに加え、顧客のApple Pay対応に伴い、決済アプリケーション「ペイメント・マイスター」のライセンス販売が拡大したことなどが寄与した。
★11:13 クロスマーケＧ－大幅に5日続伸 1Qは64％営業増益 海外けん引でリサーチ好調
クロス・マーケティンググループ<3675.T>が大幅に5日続伸。同社は15日、17.12期1Q（1-3月）の連結営業利益が5.9億円（前年同期比63.7％増）だったと発表した。
リサーチ事業で、国内・海外の事業会社ともに新規顧客開拓および既存顧客の深耕を進め、各種マーケティングリサーチサービスを提供した。国内の事業会社が堅調に推移したほか、海外拠点についても英国、米国、インドネシアなどの好調な拠点がけん引した。
クロス・マーケティンググループ<3675.T>が大幅に5日続伸。同社は15日、17.12期1Q（1-3月）の連結営業利益が5.9億円（前年同期比63.7％増）だったと発表した。
リサーチ事業で、国内・海外の事業会社ともに新規顧客開拓および既存顧客の深耕を進め、各種マーケティングリサーチサービスを提供した。国内の事業会社が堅調に推移したほか、海外拠点についても英国、米国、インドネシアなどの好調な拠点がけん引した。
★11:19 大京－急落 今期10％経常減益見込む 市場コンセンサスも下回る
大京<8840.T>が急落。同社は15日に、18.3期通期の連結経常利益予想180億円（前期比9.9％減）と発表した。不動産開発事業がマンション販売のボリューム減少などにより減収減益となることを見込むため。なお、市場コンセンサスは205億円となっている。
また、17.3期通期の連結経常利益は200億円（前期比16.8％増）だった。不動産管理事業が営業収入の増収に加え、利益率が上昇したことなどにより増益となったことなどが寄与した。
大京<8840.T>が急落。同社は15日に、18.3期通期の連結経常利益予想180億円（前期比9.9％減）と発表した。不動産開発事業がマンション販売のボリューム減少などにより減収減益となることを見込むため。なお、市場コンセンサスは205億円となっている。
また、17.3期通期の連結経常利益は200億円（前期比16.8％増）だった。不動産管理事業が営業収入の増収に加え、利益率が上昇したことなどにより増益となったことなどが寄与した。
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