後場コメント No.1 島津製作所、東芝プラント、黒田電気、トヨタ、東亜建設など
★12:30 島津製作所-ジェフリーズが目標株価引き上げ 堅調な業績推移
島津製作所<7701.T>が3日続伸。ジェフリーズ証券では、堅調な業績推移と判断。投資判断「BUY」を継続、目標株価は2300円→2500円と引き上げた。
2016年度着地は、営業利益は会社計画を上回り過去最高を更新。除く為替では前年比+20%増益。2017年度会社予想は売上高が前年比+3.7%、営業利益380億円(同+2.5%)、除く為替で+7%を計画。中計初年度で研究開発などの経費増を想定しているが、2017年度も安定した業績推移を計画。
同社業績は計測機器事業での競争力強化・市場の安定成長を背景に除く為替では安定した成長を示しており、2017年度もこの傾向は続くと想定。ヘルスケア関連の新規事業の立ち上がり、アフターマーケット事業の拡大による収益性改善は2018年度以降とみられるが、中期的に収益性をもう一段改善させる要素となると期待されるとした。
島津製作所<7701.T>が3日続伸。ジェフリーズ証券では、堅調な業績推移と判断。投資判断「BUY」を継続、目標株価は2300円→2500円と引き上げた。
2016年度着地は、営業利益は会社計画を上回り過去最高を更新。除く為替では前年比+20%増益。2017年度会社予想は売上高が前年比+3.7%、営業利益380億円(同+2.5%)、除く為替で+7%を計画。中計初年度で研究開発などの経費増を想定しているが、2017年度も安定した業績推移を計画。
同社業績は計測機器事業での競争力強化・市場の安定成長を背景に除く為替では安定した成長を示しており、2017年度もこの傾向は続くと想定。ヘルスケア関連の新規事業の立ち上がり、アフターマーケット事業の拡大による収益性改善は2018年度以降とみられるが、中期的に収益性をもう一段改善させる要素となると期待されるとした。
★12:30 東芝プラントシス-大幅に4日続落 今期13%営業増益見込むも市場予想より弱い
東芝プラントシステム<1983.T>が大幅に4日続落。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を198億円(前期比12.6%増)にすると発表した。市場予想は207億円。
17.3期通期の営業利益は176億円(前の期比5.7%減)だった。グループの一部取引先に対する貸倒引当金を計上した。
東芝プラントシステム<1983.T>が大幅に4日続落。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を198億円(前期比12.6%増)にすると発表した。市場予想は207億円。
17.3期通期の営業利益は176億円(前の期比5.7%減)だった。グループの一部取引先に対する貸倒引当金を計上した。
★12:32 黒田電気-急落 今期20%営業減益見込む 前期は13%減益着地
黒田電気<7517.T>が急落。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想57.0億円(前期比19.6%減)と発表した。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は70.9億円(前期比12.6%減)だった。日本において、大型液晶の受注が減少したことや、ハードディスクドライブ向け部品・製造設備の受注が減少したことなどが響いた。
黒田電気<7517.T>が急落。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想57.0億円(前期比19.6%減)と発表した。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は70.9億円(前期比12.6%減)だった。日本において、大型液晶の受注が減少したことや、ハードディスクドライブ向け部品・製造設備の受注が減少したことなどが響いた。
★12:35 GMOインターネット-ジェフリーズが目標株価引き下げ 全体的にはサプライズなし
GMOインターネット<9449.T>が反落。ジェフリーズ証券では、全体的にはサプライズなしとコメント。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は1660円→1620円と引き下げた。
子会社の会計問題やハッキング問題があったQ1の決算について、結果はサプライズはないものの、インターネット金融(今回からセグメント名が変更)が大きく足を引っ張る要因となった。一方、コアビジネスのインターネットインフラが好調で、売上高は前年同期比+28.7%営業利益は+54.7%と「がんばった」と評価。通期ガイダンスが据え置きのため、Q2からキャッチアップモードに入るとした。キャッチアップするには金融ビジネスの回復が必要であり、メディアセグメントの利益率の改善も注目。コアビジネスが引き続き、好調であることも必要とした。
GMOインターネット<9449.T>が反落。ジェフリーズ証券では、全体的にはサプライズなしとコメント。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は1660円→1620円と引き下げた。
子会社の会計問題やハッキング問題があったQ1の決算について、結果はサプライズはないものの、インターネット金融(今回からセグメント名が変更)が大きく足を引っ張る要因となった。一方、コアビジネスのインターネットインフラが好調で、売上高は前年同期比+28.7%営業利益は+54.7%と「がんばった」と評価。通期ガイダンスが据え置きのため、Q2からキャッチアップモードに入るとした。キャッチアップするには金融ビジネスの回復が必要であり、メディアセグメントの利益率の改善も注目。コアビジネスが引き続き、好調であることも必要とした。
★12:40 トヨタ-ドイツ証が目標株価引き上げ ディープバリューと低会社予想が格上けカタリスト
トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、ディープバリューと低会社予想が格上けカタリストを生むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は7000円→7300円と引き上げた。
4Q決算後、同社は前年比で大幅減益を予想したが、ドイツ証の予想純利益修正は-1%にとどめるとした。強固な基調的バリューと会社予想の上方修正の可能性を踏まえ「Buy」を継続。
市場の一部では、発表された自社株買いプログラム(2500億円)がこれまでに比べて少ないことへの懸念がある。注目は、自社株買いへの同社のアプローチは毎年、複数回に分散する形式を取るという点。現在の計画は8月末までに実施されることになっている。引き続き、2度目の自社株買い(通期で5000億円/1株当たり170円)を予想。同社は210円の配当見通しを継続しており、トータルリターンの380円/株は6.3%の利回りを示唆すると指摘。
トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、ディープバリューと低会社予想が格上けカタリストを生むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は7000円→7300円と引き上げた。
4Q決算後、同社は前年比で大幅減益を予想したが、ドイツ証の予想純利益修正は-1%にとどめるとした。強固な基調的バリューと会社予想の上方修正の可能性を踏まえ「Buy」を継続。
市場の一部では、発表された自社株買いプログラム(2500億円)がこれまでに比べて少ないことへの懸念がある。注目は、自社株買いへの同社のアプローチは毎年、複数回に分散する形式を取るという点。現在の計画は8月末までに実施されることになっている。引き続き、2度目の自社株買い(通期で5000億円/1株当たり170円)を予想。同社は210円の配当見通しを継続しており、トータルリターンの380円/株は6.3%の利回りを示唆すると指摘。
★12:43 東亜建設-15日ぶり急反落 今期60%営業減益見込む 前期は47%減益着地
東亜建設工業<1885.T>が15日ぶり急反落。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比59.7%減)にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は62.0億円(前の期比47.4%減)だった。国内土木事業・海外事業で売り上げが大きく減少した。
東亜建設工業<1885.T>が15日ぶり急反落。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比59.7%減)にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は62.0億円(前の期比47.4%減)だった。国内土木事業・海外事業で売り上げが大きく減少した。
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