後場コメント No.4 ペガサスミシン、タケエイ、KLab、ネクソン、岡本工作機械など

2017/05/16(火) 15:00
★13:10  ペガサスミシン製造-急落 今期営業益前期並み見込むも市場コンセンサス下回る
 ペガサスミシン製造<6262.T>が急落。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想を28.1億円(前期比0.4%増)と発表した。
 工業用ミシン事業において、製品・品質・サービスでの優位性を生かした価格政策や、重点マーケットへの傾斜、縫製作業支援ツール・ソフトウエアの一層の充実などに努めるとしている。なお、市場コンセンサスは33.8億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は28.0億円(前期比18.8%増)だった。市場環境の変化に応じた生産体制を展開したことやコストダウン効果が寄与した。

★13:15  大和証券G-東海東京が目標株価引き上げ 18.3期も業績改善は限定的との見方
 大和証券グループ本社<8601.T>が続伸。東海東京調査センターでは、今18.3期も業績改善は限定的で、1Q(4~6月)の出足も低調と想定。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は655円→740円と引き上げた。
 今18.3期の東海東京予想は、純営業収益が4791億円(前年比1.3%増)、経常利益が1356億円(同横ばい)と、回復度合いは限定的と想定。回復が限定的な要因は、受入手数料の伸び悩みを見込むことによるとした。今18.3期予想のROEは7.9%、同社が中期経営計画の数値目標の1つとするROE10%以上には届かないと予想。1Qの株式市場は一進一退を繰り返しながらも4Q(1~3月)から特段大きな変化はなく推移するとみられ、投資家の動きは鈍く、業績は低調とみるとした。

★13:18  タケエイ-大幅続伸 今期13%営業増益見込む 前期は10%増益着地
 タケエイ<2151.T>が大幅続伸。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を27.0億円(前期比12.5%増)にすると発表した。
 廃棄物処理・リサイクル関連事業で受注した、工期の長い大型建設工事の進展により、秋以降、廃棄物の取扱量が順次増加すると想定している。
 17.3期通期の営業利益は24.0億円(前の期比9.8%増)だった。前期収益を下支えした大型案件(提案型一括請負業務)の減少が響いた。

★13:19  KLab-上げ幅拡大 「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」事前登録者数100万人突破
 KLab<3656.T>が上げ幅拡大。同社は16日に、対戦型サッカーシミュレーションゲーム「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」の事前登録者数が3日間で100万人を突破したと発表した。なお、このゲームは2017年に配信を予定している。
 5月8日よりLINE公式アカウントをはじめ、公式Twitterアカウント、公式Facebookページにて事前登録受付を開始し、7日間で累計150万人以上を記録したとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:20  ネクソン-ドイツ証が目標株価引き上げ 順調な17.12期1Q決算
 ネクソン<3659.T>がもみ合い。ドイツ証券では、順調な今17.12期1Q決算と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2300円→2600円と引き上げた。
 調整後EPSは前年比71%成長となる一方で、強い業務執行力にもかかわらず、2017年予想PERは14倍であるため、依然として最も割安なゲーム銘柄の1つであると推奨。同社が任天堂とともに、アジアのゲーム業界におけるドイツ証の2大推奨銘柄の1つであることを再確認したとしている。

★13:25  岡本工作機械-急反発 今期40%営業増益見込む 海外販売増強や新機種販売に注力
 岡本工作機械製作所<6125.T>が急反発。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を16.0億円(前期比40.4%増)にすると発表した。
 海外販売拠点の増強や新規開発機種の販売などに注力する。さらに生産活動では、内製化率の向上により変動費の圧縮を図り、収益性の向上に努める。
 17.3期通期の営業利益は11.4億円(前の期比7.1%減)だった。工作機械事業で、汎用タイプの平面研削盤の販売が苦戦した。


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