後場コメント No.5 大正製薬、広栄化学、パスポート、日立造船、ゼンショーなど
★13:26 テンプＨＤ－5日続伸 外部環境(人材市場)/内部環境(効率化)とも良好 「買い」継続
テンプホールディングス<2181.T>が5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、外部環境（人材市場）/内部環境（効率化）とも良好と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は2400円→2600円と引き上げた。
（1）構造的な人材不足のなか中小派遣事業社は新規募集に苦戦している点、今後の法規制もコスト増加要因となる点を鑑みると、大手集約が継続へ。（2）人材企業の中でも同社はストックビジネスの特徴を有しており、安定的な成長が見込める。（3）同一賃金同一労働や働き方改革による影響は、短期的にはコスト増や価格転嫁遅延によるマージン悪化を生じさせる可能性があるが、中長期ではポジティブ。（4）新ITシステム稼動や子会社統合など内部要因による改善余地が大きい。以上4点から、「買い」継続。
テンプホールディングス<2181.T>が5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、外部環境（人材市場）/内部環境（効率化）とも良好と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は2400円→2600円と引き上げた。
（1）構造的な人材不足のなか中小派遣事業社は新規募集に苦戦している点、今後の法規制もコスト増加要因となる点を鑑みると、大手集約が継続へ。（2）人材企業の中でも同社はストックビジネスの特徴を有しており、安定的な成長が見込める。（3）同一賃金同一労働や働き方改革による影響は、短期的にはコスト増や価格転嫁遅延によるマージン悪化を生じさせる可能性があるが、中長期ではポジティブ。（4）新ITシステム稼動や子会社統合など内部要因による改善余地が大きい。以上4点から、「買い」継続。
★13:29 大正製薬－大幅続落 国内ドリンク剤不調とコスト増で2ケタ減益計画 「売り」継続
大正製薬ホールディングス<4581.T>が大幅続落。ゴールドマン・サックス証券では、国内ドリンク剤不調とコスト増で2ケタ減益計画となったことを受け、投資判断「売り」を継続、目標株価は6500円→6300円と引き下げた。
主力のドリンク剤市場の縮小や、スイッチOTC議論の停滞などを考慮すると、収益の本格回復には時間を要する見込み。現在の株価に割高感は大きいと考えるとした。引き続き、スイッチOTC/税制改正など制度改定を通じたOTC市場の拡大や豊富な手元資金を活用した株主還元方針強化の可能性などを注視。これらを踏まえ、今18.3期～21.3期営業利益予想を5～8％下方修正。
大正製薬ホールディングス<4581.T>が大幅続落。ゴールドマン・サックス証券では、国内ドリンク剤不調とコスト増で2ケタ減益計画となったことを受け、投資判断「売り」を継続、目標株価は6500円→6300円と引き下げた。
主力のドリンク剤市場の縮小や、スイッチOTC議論の停滞などを考慮すると、収益の本格回復には時間を要する見込み。現在の株価に割高感は大きいと考えるとした。引き続き、スイッチOTC/税制改正など制度改定を通じたOTC市場の拡大や豊富な手元資金を活用した株主還元方針強化の可能性などを注視。これらを踏まえ、今18.3期～21.3期営業利益予想を5～8％下方修正。
★13:33 広栄化学工業－急落 今期29％営業減益見込む 前期は16％増益着地
広栄化学工業<4367.T>が急落。同社は16日13時に、18.3期通期の営業利益予想を10.0億円（前期比28.7％減）と発表した。
一方で、18.3期通期の純利益予想は50.0億円（前期比4.4倍）とした。大阪工場譲渡関連損益63億7500万円を特別利益として18.3期1Qに計上する見込みであることが寄与する。
併せて発表した、17.3期通期の営業利益は14.0億円（前期比15.8％増）だった。原燃料価格が低位に推移したことが寄与した。
広栄化学工業<4367.T>が急落。同社は16日13時に、18.3期通期の営業利益予想を10.0億円（前期比28.7％減）と発表した。
一方で、18.3期通期の純利益予想は50.0億円（前期比4.4倍）とした。大阪工場譲渡関連損益63億7500万円を特別利益として18.3期1Qに計上する見込みであることが寄与する。
併せて発表した、17.3期通期の営業利益は14.0億円（前期比15.8％増）だった。原燃料価格が低位に推移したことが寄与した。
★13:37 パスポート－6日ぶり急反発 今期営業益3億円見込む ＲＩＺＡＰＧとの連携強める
パスポート<7577.T>が6日ぶり急反発。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を3.0億円にすると発表した。17.3期は決算変更に伴い13カ月の変則決算になっているので、業績の単純比較ができない。
ＲＩＺＡＰグループ<2928.S>との資本業務提携による業績回復のシナリオを引き続き進めるという。
17.3期通期の営業損益は5.5億円の赤字（前の期は0.9億円の黒字）だった。
パスポート<7577.T>が6日ぶり急反発。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を3.0億円にすると発表した。17.3期は決算変更に伴い13カ月の変則決算になっているので、業績の単純比較ができない。
ＲＩＺＡＰグループ<2928.S>との資本業務提携による業績回復のシナリオを引き続き進めるという。
17.3期通期の営業損益は5.5億円の赤字（前の期は0.9億円の黒字）だった。
★13:42 日立造船－いちよしが「B」へ引き下げ 18.3期は営業減益の見通し
日立造船<7004.T>が4日続落。いちよし経済研究所では、今18.3期は営業減益の見通しとし、いちよし予想を下方修正。レーティングを「A」→「B」、フェアバリューは1000円→700円と引き下げた。
業績予想および1株当たり配当予想を下方修正。今18.3期では主力の環境・プラント部門の採算性低下により営業減益になるとの見方に変更。20.3期に向けた中期経営計画は高いハードルとみられるが、来19.3期では環境・プラント部門の持ち直しで営業増益に転じると予想。
日立造船<7004.T>が4日続落。いちよし経済研究所では、今18.3期は営業減益の見通しとし、いちよし予想を下方修正。レーティングを「A」→「B」、フェアバリューは1000円→700円と引き下げた。
業績予想および1株当たり配当予想を下方修正。今18.3期では主力の環境・プラント部門の採算性低下により営業減益になるとの見方に変更。20.3期に向けた中期経営計画は高いハードルとみられるが、来19.3期では環境・プラント部門の持ち直しで営業増益に転じると予想。
★13:45 ゼンショー－いちよしがフェアバリュー引き下げ 18.3期はファミレスの回復を見込む
ゼンショーホールディングス<7550.T>が4日ぶり反落。いちよし経済研究所では、今18.3期はファミリーレストランの回復を見込むとし、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは2200円→2000円と引き下げた。
今18.3期の営業利益見通しを前回予想に対して引き下げ。ファミリーレストランカテゴリーの利益水準の見直しと海外出店数の見直し（150→127店舗）などが主な要因。人件費や食材仕入れ価格の上昇などのコストアップ要因を増収効果で吸収するという見方は変えていないとした。なお、17年4月のココスジャパンの既存店売上高は前年同月比2.8％増と2カ月連続して前年同月比プラスとなっており、売上高は回復していると注目。
ゼンショーホールディングス<7550.T>が4日ぶり反落。いちよし経済研究所では、今18.3期はファミリーレストランの回復を見込むとし、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは2200円→2000円と引き下げた。
今18.3期の営業利益見通しを前回予想に対して引き下げ。ファミリーレストランカテゴリーの利益水準の見直しと海外出店数の見直し（150→127店舗）などが主な要因。人件費や食材仕入れ価格の上昇などのコストアップ要因を増収効果で吸収するという見方は変えていないとした。なお、17年4月のココスジャパンの既存店売上高は前年同月比2.8％増と2カ月連続して前年同月比プラスとなっており、売上高は回復していると注目。
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