後場コメント No.9 ダスキン、エンビプロ、オープンハウス、カシオ、スズキなど

2017/05/16(火) 15:00
★14:26  テイク&ギヴニーズ-反発 いちよしでは「足もと受注動向は順調に推移している」
 テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>が反発。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「足もと受注動向は順調に推移している」との見方を示している。
 足もと受注は順調に推移。17年4月末時点で今18.3期の国内直営店の受注組数は前年同月末比4.8%増(69店舗:105会場)。5月13日にオープンしたトランクホテルの受注獲得が順調に推移しているのが主因。
 今18.3期は引き続き、既存施設のリニューアルを21施設で進めていく方針(17.3期は22施設)。前17.3期にリニューアルを実施した店舗の受注組数は17年4月末時点で前年同月末比15.5%増とリニューアル効果が出ていると指摘。

★14:28  ダスキン-大幅に3日続伸 今期9%営業増益見込む ロボットクリーナーなど販売促進
 ダスキン<4665.T>が大幅に3日続伸。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を66.0億円(前期比8.7%増)にすると発表した。
 クリーン・ケアグループで、オーダーメイドマットやロボットクリーナーの販売促進を図る。
 17.3期通期の営業利益は60.7億円(前の期比13.0%増)だった。「スタイルクリーナー」の原価減少や原材料などの仕入れコスト削減により原価率が改善した。

★14:30  エンビプロ-一時ストップ高 今期営業益を上方修正 鉄スクラップ相場上昇など寄与
 エンビプロ・ホールディングス<5698.T>が一時ストップ高。同社は15日、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から7.4億円(前期比0.9%増)へと引き上げると発表した。
 鉄スクラップ相場および非鉄金属相場に上昇傾向が見られ、リサイクル資源を集荷・生産する各工場での事業、鉄スクラップの輸出販売が好調に推移し、売り上げが好調となった。
 17.6期3Q累計(7-3月)の営業利益は6.9億円(前年同期比48.1%増)だった。

★14:32  MDV-続伸 いちよしでは「データ利活用が認知度向上で急拡大し始めた」
 メディカル・データ・ビジョン<3902.T>が続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「データ利活用が認知度向上で急拡大し始めた」と題したレポートを公表している。
 今17.12期通期業績について、いちよしでは1Q決算を踏まえて、利益予想を上方修正。高採算の利活用事業の拡大が、当初予想を可能性が高い。1Qに立ち上がりが弱かったネットワーク事業については2Q(4~6月)以降、「CADA-BOX」の導入促進のほか、「EVE」に比較して普及が遅れる「Medical Code」に重点を置く。新規採用する40人の営業員を通じ、事例紹介動画の活用で効率的な営業を推進するが、同社計画を下振れするリスクがあるとみて、予想を引き下げるとした。

★14:37  オープンハウス-大幅続伸 上期営業益20%増 新築一戸建て住宅などが堅調
 オープンハウス<3288.T>が大幅続伸。同社は15日に、17.9期上期(10-3月)の営業利益は182億円(前年同期比20.3%増)だったと発表した。上期の会社計画は167億円だったので、着地は上振れた。
 戸建事業において、新築一戸建て住宅および土地の分譲などが堅調に推移したことなどが寄与した。通期の会社計画350億円(前期比11.7%増)に対する進ちょくは52.1%となっている。

★14:37  カシオ-TIWが「2」へ引き上げ 今期会社計画は利益面で総じて保守的と判断
 カシオ計算機<6952.T>が変わらずを挟んで8日続伸。投資情報会社のTIWでは、今期会社計画は利益面で総じて保守的と判断。投資評価を「2-(Underperform)」→「2(Neutral)」と引き上げた。
 前期は円高影響で営業損益が104億円押し下げられたが、今期はこれが一服することに加え、楽器とDSC、システムの改善効果が期待できるため、今期1割強の営業増益は達成可能な数値と判断。TIWも会社と同水準の利益を予想するとした。

★14:41  スズキ-TIWが「1」継続 インド中心に成長余地は大きい
 スズキ<7269.T>が続伸。投資情報会社のTIWでは、インド中心に成長余地は大きいと判断。投資評価「1(Buy)」を継続した。目標株価は6000円。
 前17.3期決算は、想定以上の販売好調などを主因に会社計画および市場予想を大幅に上回る着地となり、ポジティブと評価。今18.3期は減益計画だが、将来成長への投資増加が主因で販売を伸ばす内容となっており、懸念は不要と指摘した。今18.3期計画には上振れの余地があると判断。


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