前場コメント No.5 ラウンドワン、日本取引所Ｇ、マブチモーター、日立国際電気、テンプＨＤなど
★9:06 ラウンドワン－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 18.3期以降は2ケタ営業増益基調
ラウンドワン<4680.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を下方修正も、今18.3期以降は2ケタ営業増益基調として、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価を1200円→1310円と引き上げた。
今17.3期以降、新たな収益拡大局面に入るというエクイティストーリーは変わらず。要点は下記の3点。（1）4月出だしの状況、今後の事業環境を踏まえて、国内既存店売上高伸び率予想を上方修正。18.3期3.0％増（従来比0.9％P増、会社予想1.0％増）、19.3期3.0％増（同0.3％P増）、新規に20.3期3.0％増、（2）上記（1）のプラス要因があるものの、人件費など経費増のマイナス要因が大きいため、18.3期～19.3期の営業利益予想を減額修正するが、前期比伸び率は18.3期31.7％、19.3期40.9％と2ケタ増益。20.3期も新規に同29.8％増と想定、（3）海外出店予想は18.3期9店（従来10店、会社計画9店）に微調整も、19.3期12店（従来10店）、新規に20.3期15店と出店ペースは拡大。
ラウンドワン<4680.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を下方修正も、今18.3期以降は2ケタ営業増益基調として、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価を1200円→1310円と引き上げた。
今17.3期以降、新たな収益拡大局面に入るというエクイティストーリーは変わらず。要点は下記の3点。（1）4月出だしの状況、今後の事業環境を踏まえて、国内既存店売上高伸び率予想を上方修正。18.3期3.0％増（従来比0.9％P増、会社予想1.0％増）、19.3期3.0％増（同0.3％P増）、新規に20.3期3.0％増、（2）上記（1）のプラス要因があるものの、人件費など経費増のマイナス要因が大きいため、18.3期～19.3期の営業利益予想を減額修正するが、前期比伸び率は18.3期31.7％、19.3期40.9％と2ケタ増益。20.3期も新規に同29.8％増と想定、（3）海外出店予想は18.3期9店（従来10店、会社計画9店）に微調整も、19.3期12店（従来10店）、新規に20.3期15店と出店ペースは拡大。
★9:06 日本取引所Ｇ－小高い 株主優待制度変更へ クオカード1000円分～4000円分贈呈
日本取引所グループ<8697.T>が小高い。同社は16日に、2018年3月期分より株主優待制度を変更すると発表した。毎年3月末日現在、同社株式を1単元（100株）以上保有する株主を対象に、保有期間（1年未満～3年以上）に応じて、クオカード1000円分～4000円分を贈呈する。従来は、継続保有年数に関わらずクオカード3000円分を贈呈していた。
日本取引所グループ<8697.T>が小高い。同社は16日に、2018年3月期分より株主優待制度を変更すると発表した。毎年3月末日現在、同社株式を1単元（100株）以上保有する株主を対象に、保有期間（1年未満～3年以上）に応じて、クオカード1000円分～4000円分を贈呈する。従来は、継続保有年数に関わらずクオカード3000円分を贈呈していた。
★9:07 マブチモーター－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 例年通り1Qは好調なスタート
マブチモーター<6592.T>が小幅反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、例年通り1Qは好調なスタートと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は5600円→5900円と引き上げた。
1Q（1～3月）営業利益は70億円となり、上期会社計画に対する進ちょく率は65％と高水準。期初計画における世界自動車市場の前提が慎重であり、結果として販売数量が計画を上回った。また、1Q販管費が上期計画に対してやや未達ペースで推移したことも営業利益にプラス寄与。ただし、通期でみれば、販管費は計画線に落ち着く見込み。中期的な同社業績は、トップライン成長から来る限界利益のプラス分の一部をコスト増のマイナス分が相殺する構図が続くという見方に、変更はないとした。
マブチモーター<6592.T>が小幅反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、例年通り1Qは好調なスタートと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は5600円→5900円と引き上げた。
1Q（1～3月）営業利益は70億円となり、上期会社計画に対する進ちょく率は65％と高水準。期初計画における世界自動車市場の前提が慎重であり、結果として販売数量が計画を上回った。また、1Q販管費が上期計画に対してやや未達ペースで推移したことも営業利益にプラス寄与。ただし、通期でみれば、販管費は計画線に落ち着く見込み。中期的な同社業績は、トップライン成長から来る限界利益のプラス分の一部をコスト増のマイナス分が相殺する構図が続くという見方に、変更はないとした。
★9:08 日立国際電気－三菱ＵＦＪＭＳが「OW」へ引き上げ TOB提案に割安感
日立国際電気<6756.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、TOB（株式公開買い付け）提案に割安感ありと判断。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2500円→3000円と引き上げた。
エクイティストーリーを変更。従来は3D NAND向け設備投資が1～3月期でいったんピークを迎え、しばらく減速すると予想していた。しかし、追加的な新ラインや新工場建設の動きが出始めており、大きな落ち込みもなく設備投資は再加速する可能性が高くなった。さらに、2018年後半以降に中国企業によるメモリー半導体の量産向け設備投資が始まる可能性は高まっており、SPE市場の規模は一段と拡大する見込み。
TOB提案はこれらのポジティブな環境変化を織り込んでいないと推察。今回は日立製作所の時間的制約によりディスカウントTOBになったと分析。発行済み株式総数の約23.6％以上の応募がなければTOBは成立しない。三菱ＵＦＪＭＳではTOB失敗を意図しておらず、むしろ環境変化を織り込んだ妥当な株式評価額への増額修正に期待しているとした。
日立国際電気<6756.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、TOB（株式公開買い付け）提案に割安感ありと判断。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2500円→3000円と引き上げた。
エクイティストーリーを変更。従来は3D NAND向け設備投資が1～3月期でいったんピークを迎え、しばらく減速すると予想していた。しかし、追加的な新ラインや新工場建設の動きが出始めており、大きな落ち込みもなく設備投資は再加速する可能性が高くなった。さらに、2018年後半以降に中国企業によるメモリー半導体の量産向け設備投資が始まる可能性は高まっており、SPE市場の規模は一段と拡大する見込み。
TOB提案はこれらのポジティブな環境変化を織り込んでいないと推察。今回は日立製作所の時間的制約によりディスカウントTOBになったと分析。発行済み株式総数の約23.6％以上の応募がなければTOBは成立しない。三菱ＵＦＪＭＳではTOB失敗を意図しておらず、むしろ環境変化を織り込んだ妥当な株式評価額への増額修正に期待しているとした。
★9:08 テンプＨＤ－大和が目標株価引き上げ 派遣・BPO・国内人材紹介ともに好調
テンプホールディングス<2181.T>がもみ合い。大和証券では、派遣・BPO・国内人材紹介ともに好調と判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1800円→2310円と引き上げた。前17.3期通期営業利益は前の期比19.1％増。主力の派遣・BPOは好調であり、今18.3期も前期比10％増収を予想。今18.3期はリクルーティング/海外セグメントの先行投資に注目。
テンプホールディングス<2181.T>がもみ合い。大和証券では、派遣・BPO・国内人材紹介ともに好調と判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1800円→2310円と引き上げた。前17.3期通期営業利益は前の期比19.1％増。主力の派遣・BPOは好調であり、今18.3期も前期比10％増収を予想。今18.3期はリクルーティング/海外セグメントの先行投資に注目。
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