前場コメント No.7 武田、シダックス、ＪＲ東日本、ＪＲ西日本、トヨタなど
★9:11 武田薬品－反発 傘下が後発医薬品の海外生産開始
武田薬品工業<4502.T>が反発。17日付の日経新聞朝刊で、同社とイスラエルのテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズが共同出資する武田テバファーマ（名古屋市）が、後発医薬品の海外生産に本格的に乗り出すと報じられた。
テバのインドや東欧の工場の活用を検討し、年数十億円規模でコストを削減するという。薬価引き下げが続くなか、海外からの調達に踏み出し競争力を高めるとされる。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
武田薬品工業<4502.T>が反発。17日付の日経新聞朝刊で、同社とイスラエルのテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズが共同出資する武田テバファーマ（名古屋市）が、後発医薬品の海外生産に本格的に乗り出すと報じられた。
テバのインドや東欧の工場の活用を検討し、年数十億円規模でコストを削減するという。薬価引き下げが続くなか、海外からの調達に踏み出し競争力を高めるとされる。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★9:11 シダックス－反落 前期経常赤字拡大見込む 持分法による投資損失の追加計上で
シダックス<4837.T>が反落。同社は16日に、17.3期通期の連結経常損益予想を従来の12.0億円の赤字から29.7億円の赤字（前期は10.9億円の赤字）へ引き下げると発表した。
17.3期3Q累計期間において、持分法による投資損失28億9200万円を営業外費用に計上していたが、持分法適用関連会社における不採算店舗の撤退後の事業の再構築に伴い、4Qにおける持分法による投資損失が5億8500万円となり、17.3期の連結決算において合計34億7700万円の持分法による投資損失を営業外費用に計上することが響く。
シダックス<4837.T>が反落。同社は16日に、17.3期通期の連結経常損益予想を従来の12.0億円の赤字から29.7億円の赤字（前期は10.9億円の赤字）へ引き下げると発表した。
17.3期3Q累計期間において、持分法による投資損失28億9200万円を営業外費用に計上していたが、持分法適用関連会社における不採算店舗の撤退後の事業の再構築に伴い、4Qにおける持分法による投資損失が5億8500万円となり、17.3期の連結決算において合計34億7700万円の持分法による投資損失を営業外費用に計上することが響く。
★9:12 ＪＲ東日本－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 安定成長軌道を進行中
ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、安定成長軌道を進行中と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は12400円→12700円と引き上げた。
主な変更点は2つ。（1）今期以降の旅客運輸収入を上方修正、（2）今期以降の単体営業費用を下方修正。（1）について、関東圏定期外収入や新幹線収入が好調に推移していることから想定を引き上げた。（2）について、人件費は上昇傾向にあるものの、生産性改善などによる外部委託費削減が順調に推移していることを反映させるとした。非運輸業も東京駅エキナカ事業拡大を中心に利益成長局面と注目。
ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、安定成長軌道を進行中と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は12400円→12700円と引き上げた。
主な変更点は2つ。（1）今期以降の旅客運輸収入を上方修正、（2）今期以降の単体営業費用を下方修正。（1）について、関東圏定期外収入や新幹線収入が好調に推移していることから想定を引き上げた。（2）について、人件費は上昇傾向にあるものの、生産性改善などによる外部委託費削減が順調に推移していることを反映させるとした。非運輸業も東京駅エキナカ事業拡大を中心に利益成長局面と注目。
★9:12 ＪＲ西日本－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 18.3期は自社株買いより借入金削減
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が5日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、増配予想だが、今18.3期は自社株買いより借入金削減とコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は7880円→8700円と引き上げた。
前17.3期の菱重プロパティーズ株式取得で膨らんだ長期債務残高は、17年3月末時点で1兆0379億円となっている。今18.3期も成長投資を追加（ルクア1100地下階改装、ホテル新規開発、賃貸ビル開発など）するが、ＪＲ西日本は長期債務残高を1兆円未満に抑制したい考えもある。そのため、同社は株主還元について今18.3期配当を自己資本総還元率3％超の160円に引き上げる方針を示したものの、三菱ＵＦＪＭＳでは、追加の株主還元（自社株買い）を期待できるようになるのは来期以降になると予想。
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が5日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、増配予想だが、今18.3期は自社株買いより借入金削減とコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は7880円→8700円と引き上げた。
前17.3期の菱重プロパティーズ株式取得で膨らんだ長期債務残高は、17年3月末時点で1兆0379億円となっている。今18.3期も成長投資を追加（ルクア1100地下階改装、ホテル新規開発、賃貸ビル開発など）するが、ＪＲ西日本は長期債務残高を1兆円未満に抑制したい考えもある。そのため、同社は株主還元について今18.3期配当を自己資本総還元率3％超の160円に引き上げる方針を示したものの、三菱ＵＦＪＭＳでは、追加の株主還元（自社株買い）を期待できるようになるのは来期以降になると予想。
★9:15 トヨタ－ＴＩＷが「2」継続 18.3期は為替変動による減益影響を除いても減益を計画
トヨタ自動車<7203.T>が反落。投資情報会社のＴＩＷでは、今18.3期は為替変動による減益影響を除いても減益計画であることから、投資評価「2（Neutral）」を継続した。
今18.3期会社計画は市場予想を大幅に下回り、円高による減益影響を除いても減益を見込んだことや、事業環境が悪化する主要北米市場での販売動向が懸念されることなどが株価の重しになる見込み。しかし、保守的な為替前提から期初計画の過達が見込め、厳しい環境下でも将来への成長投資は強化する方向であることが評価される見通し。
トヨタ自動車<7203.T>が反落。投資情報会社のＴＩＷでは、今18.3期は為替変動による減益影響を除いても減益計画であることから、投資評価「2（Neutral）」を継続した。
今18.3期会社計画は市場予想を大幅に下回り、円高による減益影響を除いても減益を見込んだことや、事業環境が悪化する主要北米市場での販売動向が懸念されることなどが株価の重しになる見込み。しかし、保守的な為替前提から期初計画の過達が見込め、厳しい環境下でも将来への成長投資は強化する方向であることが評価される見通し。
★9:15 ＭＳ－Ｊａｐａｎ－続伸 エボラブルアジアと業務提携
ＭＳ－Ｊａｐａｎ<6539.T>が続伸。同社は16日、エボラブルアジア<6191.T>と業務提携し、ＭＳ－Ｊａｐａｎが運営するコミュニケーションプラットフォーム「Manegy（マネジー）」で、国内外の出張や旅行の際に使える航空券や新幹線チケット、宿泊施設などの予約受付サービスを開始したと発表した。
同提携を通じ、マネジーユーザーに対して国内外の出張などに必要な航空券や新幹線チケット、宿泊施設などの予約受付サービスを提供し、企業の管理部門と士業資格者にとって、業務に幅広く役立つプラットフォームを提供できると考えているという。
ＭＳ－Ｊａｐａｎ<6539.T>が続伸。同社は16日、エボラブルアジア<6191.T>と業務提携し、ＭＳ－Ｊａｐａｎが運営するコミュニケーションプラットフォーム「Manegy（マネジー）」で、国内外の出張や旅行の際に使える航空券や新幹線チケット、宿泊施設などの予約受付サービスを開始したと発表した。
同提携を通じ、マネジーユーザーに対して国内外の出張などに必要な航空券や新幹線チケット、宿泊施設などの予約受付サービスを提供し、企業の管理部門と士業資格者にとって、業務に幅広く役立つプラットフォームを提供できると考えているという。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
