前場コメント No.12 ソニー、日本農薬、ケア21、帝国ホテル、フロンテオなど

2017/05/17(水) 11:30
★9:52  ソニー-みずほが目標株価引き上げ IR Day・経営方針説明会に注目
 ソニー<6758.T>が続伸。みずほ証券では、5月23日のIR Day・経営方針説明会に注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を4700円→5200円と引き上げた。
 半導体・ゲーム、音楽は収益拡大、テレビやDSLRは安定維持、モバイルと映画は構造改革後の収益回復を見込み、営業利益は18.3期:5517億円、19.3期:6449億円へ上方修正。20.3期予想を新たに設定し、6961億円と、7000億円を視野に入れるとみているとし、コンセンサス数値の上昇を想定。民生電機セクターのトップピックを継続。
 平井社長、吉田副社長体制のもとで行ったさまざまな改革により、収益(一時的要因を除き)の下方リスクが大幅に低下し、安定感が出てきた。ただし、さらなる株価上昇には、収益の継続的な拡大、積極的な株主還元策が必要と指摘。

★9:57  エレコム-反発 ジェットコースターなど体験できるVR機器のラインアップ拡充
 エレコム<6750.T>が反発。17日付の日経産業新聞で、同社がジェットコースターなどの映像を疑似体験できる仮想現実(VR)機器のラインアップを拡充すると報じられた。
 スマートフォン(スマホ)と組み合わせて頭につけて使う「VRグラス」の2モデルを5月下旬に発売するという。標準モデルは同社で初めて眼鏡をかけたままでも楽しめるようにしたとしている。スマホと専用のアプリを使い、VRグラスにスマホを固定させるだけで360度全方位で臨場感のある映像が楽しめるとされる。今後の業績寄与への期待から、株価は上昇している。

★9:57  日本農薬-大和が目標株価引き上げ ブラジル向け販売回復はまだ時間を要するか
 日本農薬<4997.T>が7日続落。大和証券では、ブラジル向け販売回復はまだ時間を要するかとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は620円→650円と引き上げた。2Q累計営業利益は28.2%営業減益で、会社計画を下回る着地。国内での農薬原体販売やロイヤリティー収入が低迷。大和予想を下方修正。ブラジル向けは低迷が続く見込み。

★9:57  ケア21-4日ぶり反発 就労移行支援型事業を行うための合弁会社「かがやく学び舎」設立へ
 ケア21<2373.T>が4日ぶり反発。同社は16日に、野口(東京都江区)と就労移行支援型事業を行うための合弁会社「かがやく学び舎」を設立すると発表した。
 かがやく学び舎は、障がい者が、健常者と同じように一緒に働けるための、就労に必要な知識や能力の向上に必要な訓練、就労に関する相談や支援を行うという。なお、新会社は6月1日の設立、11月1日の営業開始を予定している。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:59  帝国ホテル-三菱UFJMSが目標株価引き上げ ホテル・不動産とも堅調
 帝国ホテル<9708.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ホテル・不動産とも堅調と判断。投資判断「Hold」を継続、目標株価は2540円→2630円と引き上げた。
 客室改装効果や外国人比率引き上げによりホテル客室単価は上昇が続き、オフィス賃料も上昇している。しかし、株価相関の高い時価注記含み益を考慮した高値平均修正PBRは、建て替えを織り込まない現状では妥当とみて、レーティングは「Hold」。今18.3期以降もホテルの宿泊部門、不動産賃貸が堅調に推移し、最高益更新が続くと予想。

★10:00  フロンテオ-3日続伸 人工知能搭載ロボット「Kibiro」がジャパンブルー新社屋受付に
 FRONTEO<2158.T>が3日続伸。同社は5月16日の大引け後に、人工知能を活用したデジタルコミュニケーション事業を展開する傘下のFRONTEOコミュニケーションズ(東京都港区)の人工知能搭載ロボット「Kibiro(キビロ)」が、国産ヴィンテージモデルジーンズ「桃太郎ジーンズ」を展開するジャパンブルー(岡山県倉敷市)の新社屋受付にコンシェルジュとして導入されたと発表した。ジャパンブルーならではのオリジナルの衣装を身に着け、来訪者の受付対応を行う。


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