〔Market Flash〕日本郵政の野村不買収が実現すればNMFの成長力が高まる可能性~CS

2017/05/17(水) 10:42
【10:40】日本郵政の野村不買収が実現すればNMFの成長力が高まる可能性~CS  クレディ・スイス証券では、日本郵政(6178)による野村不動産ホールディングス(3231)の買収検討が報じられたが、仮に買収が実現したとすると、長期的には野村不動産マスターファンド(3462、NMF)の外部成長力、資金調達力が向上する可能性があると考えている。日本郵政が保有する不動産を有効活用して、野村不HDが開発を行う可能性があり、立地に優れた質の高い物件が、将来的にはNMFへ供給される可能性があるとみている。スポンサーに日本郵政が加わった場合には、NMFはこれまで以上にオフィスビル、商業施設、物流施設、住宅を購入することが可能となり、その一方で日本郵政、野村不HDは、効率的な資産の活用を行い、売却益を確保することができると予想している。 【10:15】主要行は顧客部門の収益改善傾向が続く、強気スタンスを継続~野村  野村証券では、主要銀行セクターに対する「強気」スタンスを継続している。足元のPBR(17.3期実績)0.6倍前後の3メガバンクの株価バリュエーションには割安感が強いとみている。一方で、主要行の業績は顧客部門収益が回復しつつあり、見た目ほど悪くはない内容と捉えている。銘柄選択面では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、次いでみずほフィナンシャルグループ(8411)をトップピックとしており、三井住友トラスト・ホールディングス(8309)および新生銀行(8303)も「Buy」で注目している。 【9:45】4月インドネシア二輪車出荷動向、印象はネガティブ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、インドネシアの4月の二輪車出荷台数についてリポートしている。インドネシアはホンダ(7267)系のエフ・シー・シー(7296)、日信工業(7230)、ショーワ(7274)、ケーヒン(7251)、武蔵精密工業(7220)などにとって、当期純利益の1~3割を占めると推察される重要な市場とみている。4月の全体の出荷台数(速報値)は前年同月比19%減、前月比18%減の38.8万台となり、前年同期比での伸び率は3カ月連続でマイナスとなった。4月の販売は三菱UFJMSの想定を下回っており、ネガティブな印象と捉えている。3月同様に農作物の不作や車両登録手数料の引き上げが影響している可能性があり、当面の動向を見極める必要があるとコメントしている。 【9:15】中国経済は4月のデータで1-3月期がピークと確認~みずほ  みずほ証券では、中国の経済成長は金融引き締めと財政支援の縮小を背景に、2017年1-3月をピークに4月は減速したとコメント。不動産投資は4月に小幅に加速したが、より重要な先行指数である新規の住宅販売と着工面積は、既に下落し始めたことを指摘している。4-6月期の経済成長は鈍化すると予想されるものの、サービス産業やハイテク産業、および輸出と消費に下支えられ、下げ幅はわずかなものにとどまると予想している。みずほでは、2017年上期と下期の経済成長率を、それぞれプラス6.8%とプラス6.4%と予想しており、上期に比べて下期は鈍化するとの見通しを維持している。 【8:45】寄り前気配はミスミG、住友化、ノーリツ、アマダが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ミスミG(9962) +4.54%、住友化(4005) +4.14%、ノーリツ(5943) +2.87%、アマダ(6113) +2.46%、明電舎(6508) +2.27%、グローリー(6457) +1.99%、SUMCO(3436) +1.93%、日立ハイテク(8036) +1.90%、日立造(7004) +1.77%、日立キャピ(8586) +1.48%などが高い気配値。  一方、博報堂DY(2433) -7.59%、日梱包(9072) -7.26%、住友林(1911) -4.46%、東邦HD(8129) -4.43%、豊田織機(6201) -4.35%、広島銀(8379) -3.19%、クレセゾン(8253) -3.02%、三菱電(6503) -3.00%、フジクラ(5803) -2.93%、ベネッセHD(9783) -2.90%などが安い気配値となっている。
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