後場コメント No.4 クックパッド、カカクコム、JT、ガンホー、ダイフクなど
★12:53 クックパッド-SMBC日興が目標株価引き下げ サービス強化が解決策となる
クックパッド<2193.T>が続落。SMBC日興証券では、競合対策もアルゴリズム対策も、サービス強化が解決策になると指摘。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は940円→880円と引き下げた。
旧体制下での事業多角化を強化していた過程でのサービス開発の遅れが、今17.12期1Qは日次利用者数の鈍化という形で現れた点を考慮。ただし、本業であるレシピ事業でのサービス強化に資源を集中すべく経営交代が行われた。新興の動画レシピサイトが人気となるなか、同社の今後の施策の中身やローンチのスピードを注視。2月に実施されたGoogleのアルゴリズム変更に関しては、同社は単なるSEO対策は本質的な解決ではないと考え、レシピの検索結果として「クックパッド」にたどり着くのではなく、最初から「クックパッド」が選ばれるようなサービス開発に努めている。サービス開発にはエンジニア拡充も必要であるがゆえに、対応には時間がかかる可能性がある点は注意も、中長期な視点にたった同社の姿勢は評価できるとした。
クックパッド<2193.T>が続落。SMBC日興証券では、競合対策もアルゴリズム対策も、サービス強化が解決策になると指摘。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は940円→880円と引き下げた。
旧体制下での事業多角化を強化していた過程でのサービス開発の遅れが、今17.12期1Qは日次利用者数の鈍化という形で現れた点を考慮。ただし、本業であるレシピ事業でのサービス強化に資源を集中すべく経営交代が行われた。新興の動画レシピサイトが人気となるなか、同社の今後の施策の中身やローンチのスピードを注視。2月に実施されたGoogleのアルゴリズム変更に関しては、同社は単なるSEO対策は本質的な解決ではないと考え、レシピの検索結果として「クックパッド」にたどり着くのではなく、最初から「クックパッド」が選ばれるようなサービス開発に努めている。サービス開発にはエンジニア拡充も必要であるがゆえに、対応には時間がかかる可能性がある点は注意も、中長期な視点にたった同社の姿勢は評価できるとした。
★12:57 カカクコム-SMBC日興が目標株価引き下げ レストランARPUの今後の動向に注目
カカクコム<2371.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、まだ加速が見られないレストランARPUの今後の動向に注目。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は1600円→1500円と引き下げた。
前17.3期4Qに食べログ事業の増収率鈍化がみられたとコメント。有料レストラン数の純増ペースの鈍化や広告収入の鈍化は一過性と同社は見ており、オンライン予約によるレストラン課金ARPUの上昇ペース拡大による成長を狙っている。競合ぐるなびは、飲食店を取り巻く事業環境の厳しさ(忘年会や新年会需要の鈍化、人材不足)を背景に飲食店の広告予算を削減したとコメント。飲食店の事業環境の悪化が、ぐるなび同様向かい風となるのか、オンライン予約を従量課金型とし成果報酬色が強くなった食べログに追い風となるのかに注目。家電需要の低迷により、価格.com事業の減収が続く中、食べログ事業を引き続き注目。
カカクコム<2371.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、まだ加速が見られないレストランARPUの今後の動向に注目。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は1600円→1500円と引き下げた。
前17.3期4Qに食べログ事業の増収率鈍化がみられたとコメント。有料レストラン数の純増ペースの鈍化や広告収入の鈍化は一過性と同社は見ており、オンライン予約によるレストラン課金ARPUの上昇ペース拡大による成長を狙っている。競合ぐるなびは、飲食店を取り巻く事業環境の厳しさ(忘年会や新年会需要の鈍化、人材不足)を背景に飲食店の広告予算を削減したとコメント。飲食店の事業環境の悪化が、ぐるなび同様向かい風となるのか、オンライン予約を従量課金型とし成果報酬色が強くなった食べログに追い風となるのかに注目。家電需要の低迷により、価格.com事業の減収が続く中、食べログ事業を引き続き注目。
★13:02 JT-CSが目標株価引き下げ Ploom TECHは飛躍期へ 食品セクターのトップピック
JT(日本たばこ産業)<2914.T>が6日続伸。クレディ・スイス証券では、投資評価「OUTPERFORM」を継続も、目標株価は5200円→4600円と引き下げた。(1)今夏からのPloom TECHの本格的な始動、(2)歴史的な株価ディスカウントを背景に、食品セクターのトップピックとし、「日本株フォーカス・リスト」に追加。
同社のT-vapor(加熱式たばこ)であるPloom TECHが17年後半から18年前半にかけて、日本全国で本格的に発売する体制が整う。同社が欧州たばこチームと共同で消費者サーベイをした結果、差別化が十分可能な商品であり、18年に約2割のシェア獲得は可能と想定。圧倒的にマージンが高いPloom TECHは早晩利益貢献する見込み。
国内T-vapor市場での劣勢が懸念され、同社株価は大手3社に対して過去1年アンダーパフォームが続く。一方で、同社の株価ディスカウント幅は歴史的な高水準。株価カタリストは、今夏からPloom TECHが売上拡大する兆候が出始めることであり、結果的に、今後1年内に現状の過度なディスカウントは解消されると考えるとした。
JT(日本たばこ産業)<2914.T>が6日続伸。クレディ・スイス証券では、投資評価「OUTPERFORM」を継続も、目標株価は5200円→4600円と引き下げた。(1)今夏からのPloom TECHの本格的な始動、(2)歴史的な株価ディスカウントを背景に、食品セクターのトップピックとし、「日本株フォーカス・リスト」に追加。
同社のT-vapor(加熱式たばこ)であるPloom TECHが17年後半から18年前半にかけて、日本全国で本格的に発売する体制が整う。同社が欧州たばこチームと共同で消費者サーベイをした結果、差別化が十分可能な商品であり、18年に約2割のシェア獲得は可能と想定。圧倒的にマージンが高いPloom TECHは早晩利益貢献する見込み。
国内T-vapor市場での劣勢が懸念され、同社株価は大手3社に対して過去1年アンダーパフォームが続く。一方で、同社の株価ディスカウント幅は歴史的な高水準。株価カタリストは、今夏からPloom TECHが売上拡大する兆候が出始めることであり、結果的に、今後1年内に現状の過度なディスカウントは解消されると考えるとした。
★13:05 ガンホー-3日ぶり反落 「LET IT DIE」が全世界累計300万ダウンロード突破
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が3日ぶり反落。同社は17日に、PlayStation4専用サバイバルアクションゲーム「LET IT DIE(レット イット ダイ)」が、5月15日に、全世界累計300万ダウンロードを突破したと発表した。
「LET IT DIE」は、ガンホーと今まで数多くのアクションゲームを手がけてきたガンホーグループのグラスホッパー・マニファクチュア(東京都千代田区)がタッグを組んで開発を担当したPlayStation4専用サバイバルアクションゲーム。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が3日ぶり反落。同社は17日に、PlayStation4専用サバイバルアクションゲーム「LET IT DIE(レット イット ダイ)」が、5月15日に、全世界累計300万ダウンロードを突破したと発表した。
「LET IT DIE」は、ガンホーと今まで数多くのアクションゲームを手がけてきたガンホーグループのグラスホッパー・マニファクチュア(東京都千代田区)がタッグを組んで開発を担当したPlayStation4専用サバイバルアクションゲーム。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★13:07 ダイフク-丸三が目標株価引き上げ 想定以上に強い流通業の設備投資意欲の高まりを勘案
ダイフク<6383.T>が4日続伸。丸三証券では、想定以上に強い流通業の設備投資意欲の高まりを勘案し、投資判断「買い」を継続、目標株価を3300円→4000円と引き上げた。
想定以上にeコマースをはじめとする流通業の設備投資意欲が高まっているとみられることなどから業績予想を上方修正するほか、人手不足が深刻化する中で自動化・省力化ニーズの高まりが長期にわたって続くと判断。
今18.3期の連結会社計画は受注高3900億円(17.3期比+9.4%)、売上高3800億円(同+18.4%)、営業利益266億円(同+15.2%)。想定為替レートは1米ドル=110円で計画。一般製造業・流通業向けのマテリアルハンドリングシステムが業績をけん引する見通し。
ダイフク<6383.T>が4日続伸。丸三証券では、想定以上に強い流通業の設備投資意欲の高まりを勘案し、投資判断「買い」を継続、目標株価を3300円→4000円と引き上げた。
想定以上にeコマースをはじめとする流通業の設備投資意欲が高まっているとみられることなどから業績予想を上方修正するほか、人手不足が深刻化する中で自動化・省力化ニーズの高まりが長期にわたって続くと判断。
今18.3期の連結会社計画は受注高3900億円(17.3期比+9.4%)、売上高3800億円(同+18.4%)、営業利益266億円(同+15.2%)。想定為替レートは1米ドル=110円で計画。一般製造業・流通業向けのマテリアルハンドリングシステムが業績をけん引する見通し。
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