後場コメント No.8 JCRファーマ、キヤノンMJ、ヤオコー、日油、トクヤマなど
★13:54 ポーラオルビス-SMBC日興が目標株価引き上げ リンクルショット効果を増額
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、リンクルショット効果を増額。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2560円→2570円と引き上げた。
今17.12期1Q決算および通期業績予想の修正を受けて業績予想を見直しも、目標株価は微調整。今後のカタリストがORBIS事業の復調や、育成・新ブランドの成長であるという見方に変更はなし。下期以降に実施予定のORBIS事業のテコ入れ策で、来18.12期以降の顧客数と顧客単価のプラス転換を見込めるか、育成ブランドの投資効果を見極めたいとした。なお、今17.12期「リンクルショット」効果は想定以上も、来18.12期は反動減を想定。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、リンクルショット効果を増額。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2560円→2570円と引き上げた。
今17.12期1Q決算および通期業績予想の修正を受けて業績予想を見直しも、目標株価は微調整。今後のカタリストがORBIS事業の復調や、育成・新ブランドの成長であるという見方に変更はなし。下期以降に実施予定のORBIS事業のテコ入れ策で、来18.12期以降の顧客数と顧客単価のプラス転換を見込めるか、育成ブランドの投資効果を見極めたいとした。なお、今17.12期「リンクルショット」効果は想定以上も、来18.12期は反動減を想定。
★13:57 JCRファーマ-いちよしがフェアバリュー引き上げ 金融資産の増加も考慮
JCRファーマ<4552.T>が3日ぶり反発。いちよし経済研究所では、レーティング「A」を継続、金融資産の増加も考慮し、フェアバリューは3500円→3700円と引き上げた。
足元の実績を踏まえ、成長ホルモン製剤「グロウジェクト」および腎性貧血治療薬「エポエチンアルファBS」の売上予想を増額し、21.3期以降の利益予想を上方修正。
今18.3期は引き続き、「グロウジェクト」、「テムセルHS」、「エポエチンアルファBS」、契約金収入の拡大を見込み、前期比9.5%増収、同31.2%営業増益を予想。前回に比べると営業利益は下方修正となったが、主な理由は販管費を増額したこととした。
JCRファーマ<4552.T>が3日ぶり反発。いちよし経済研究所では、レーティング「A」を継続、金融資産の増加も考慮し、フェアバリューは3500円→3700円と引き上げた。
足元の実績を踏まえ、成長ホルモン製剤「グロウジェクト」および腎性貧血治療薬「エポエチンアルファBS」の売上予想を増額し、21.3期以降の利益予想を上方修正。
今18.3期は引き続き、「グロウジェクト」、「テムセルHS」、「エポエチンアルファBS」、契約金収入の拡大を見込み、前期比9.5%増収、同31.2%営業増益を予想。前回に比べると営業利益は下方修正となったが、主な理由は販管費を増額したこととした。
★13:58 キヤノンMJ-小高い デジタルサイネージ用コンテンツ「Shuttle Photo Movie」提供開始
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が小高い。同社は17日に、写真家の作品をデジタル映像として提供する「Shuttle Photo Movie(シャトルフォト ムービー)」の提供を開始したと発表した。
「Shuttle Photo Movie」は、モニターやプロジェクターなどのデジタルサイネージ機器に投影するための映像コンテンツという。2013年に開始した法人向け額装写真レンタルサービス「Shuttle Photo」の写真作品の中から厳選した作品を映像として提供するとしている。
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が小高い。同社は17日に、写真家の作品をデジタル映像として提供する「Shuttle Photo Movie(シャトルフォト ムービー)」の提供を開始したと発表した。
「Shuttle Photo Movie」は、モニターやプロジェクターなどのデジタルサイネージ機器に投影するための映像コンテンツという。2013年に開始した法人向け額装写真レンタルサービス「Shuttle Photo」の写真作品の中から厳選した作品を映像として提供するとしている。
★14:00 ヤオコー-いちよしがフェアバリュー引き上げ 18.3期も最高益更新を見込む
ヤオコー<8279.T>が続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期も最高益更新を想定。レーティング「A」を継続、フェアバリューは6200円→6400円と引き上げた。
会社の前17.3期決算は、一見するとノーサプライズ。ただし、先行投資を吸収した上で会社計画を上回る着地であり、好印象であるとした。同社はEDLP政策(毎日が安売り:Every Day Low Price)と商品開発、積極的な既存店改装に加えて、FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム:購買金額の上位顧客の囲い込み政策)が奏功し、既存店売上高の順調推移が続いている。これは同社の競争力向上を示唆していると、いちよしでは判断しているとした。
ヤオコー<8279.T>が続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期も最高益更新を想定。レーティング「A」を継続、フェアバリューは6200円→6400円と引き上げた。
会社の前17.3期決算は、一見するとノーサプライズ。ただし、先行投資を吸収した上で会社計画を上回る着地であり、好印象であるとした。同社はEDLP政策(毎日が安売り:Every Day Low Price)と商品開発、積極的な既存店改装に加えて、FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム:購買金額の上位顧客の囲い込み政策)が奏功し、既存店売上高の順調推移が続いている。これは同社の競争力向上を示唆していると、いちよしでは判断しているとした。
★14:07 日油-3日続伸 パウダータイプのDHAを市場投入 魚臭はほとんどない製品を開発
日油<4403.T>が3日続伸。5月17日付け化学工業日報で、同社が新たにパウダータイプのドコサヘキサエン酸(DHA)を市場投入すると伝えられた。
日油の精製技術、油脂加工技術、粉体化技術などを組み合わせることで、臭い(魚臭)がほとんどないパウダーを開発、5月から販売を開始する。酸化安定性に優れておりクッキーなど150度以上の高温で焼成しても魚臭が発生しないことから、従来のサプリメントだけでなくさまざまな食品や菓子類、飲料向けに提案、DHAの可能性の幅を広げていくとされている。
日油<4403.T>が3日続伸。5月17日付け化学工業日報で、同社が新たにパウダータイプのドコサヘキサエン酸(DHA)を市場投入すると伝えられた。
日油の精製技術、油脂加工技術、粉体化技術などを組み合わせることで、臭い(魚臭)がほとんどないパウダーを開発、5月から販売を開始する。酸化安定性に優れておりクッキーなど150度以上の高温で焼成しても魚臭が発生しないことから、従来のサプリメントだけでなくさまざまな食品や菓子類、飲料向けに提案、DHAの可能性の幅を広げていくとされている。
★14:10 トクヤマ-反落 セメント工場でロボによる品質管理導入
トクヤマ<4043.T>が反落。17日付の日経産業新聞で、同社が年度内をめどに、山口県周南市のセメント工場でロボットによる品質管理システムを導入すると報じられた。
ロボットが中間製品の成分をはやく正確に調べ、従業員が結果をみながら原料の投入量などを調整するという。アジアやアフリカのインフラ需要で日本からの輸出が拡大しており、品質チェックを一層強化するとみられる。しかし、軟調な地合いのなかで株価へのポジティブな影響は限定的だ。
トクヤマ<4043.T>が反落。17日付の日経産業新聞で、同社が年度内をめどに、山口県周南市のセメント工場でロボットによる品質管理システムを導入すると報じられた。
ロボットが中間製品の成分をはやく正確に調べ、従業員が結果をみながら原料の投入量などを調整するという。アジアやアフリカのインフラ需要で日本からの輸出が拡大しており、品質チェックを一層強化するとみられる。しかし、軟調な地合いのなかで株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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