前場コメント No.3 ニチレイ、トヨタ、ソルクシーズ、大林組、ＮＳＤなど
★9:04 ニチレイ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 市場拡大と差別化集中戦略で業績拡大続く
ニチレイ<2871.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、冷凍食品市場の拡大と差別化集中戦略による業績拡大が続くと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
加工食品事業と低温物流事業のトップライン成長による、連続過去最高利益の更新を予想。国内の冷凍食品市場は（1）核家族化、（2）女性の社会進出、（3）人手不足を背景とした、調理の簡便化・時短ニーズを追い風に成長が加速している。同社はこの成長市場で、（1）資本力、（2）技術力、（3）販売力などの強みを活かして市場シェアを向上させている。さらに、強みである米飯類やチキン加工品など同社が得意とする商品への差別化集中戦略が、収益力を大きく向上させていると注目。今18.3期の加工食品事業の営業利益は159億円（前期比15％増）を予想。国内冷凍食品での約4％のトップライン成長によりマイナス要因を吸収し、2ケタ成長が継続する見通し。
ニチレイ<2871.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、冷凍食品市場の拡大と差別化集中戦略による業績拡大が続くと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
加工食品事業と低温物流事業のトップライン成長による、連続過去最高利益の更新を予想。国内の冷凍食品市場は（1）核家族化、（2）女性の社会進出、（3）人手不足を背景とした、調理の簡便化・時短ニーズを追い風に成長が加速している。同社はこの成長市場で、（1）資本力、（2）技術力、（3）販売力などの強みを活かして市場シェアを向上させている。さらに、強みである米飯類やチキン加工品など同社が得意とする商品への差別化集中戦略が、収益力を大きく向上させていると注目。今18.3期の加工食品事業の営業利益は159億円（前期比15％増）を予想。国内冷凍食品での約4％のトップライン成長によりマイナス要因を吸収し、2ケタ成長が継続する見通し。
★9:04 ＪＡＣＲ－売り気配 4月売上高7％増 2カ月連続で伸び率は1ケタに
ジェイエイシーリクルートメント<2124.T>が売り気配。同社は17日、4月の単月売上高（連結）が前年同月比6.6％増（3月は6.8％増）の15.7億円（同10.2億円）だったと発表した。2カ月連続で伸び率は1ケタにとどまった。売上総利益は同5.4％増（同6.6％増）の15.0億円（同9.7億円）だった。
ジェイエイシーリクルートメント<2124.T>が売り気配。同社は17日、4月の単月売上高（連結）が前年同月比6.6％増（3月は6.8％増）の15.7億円（同10.2億円）だったと発表した。2カ月連続で伸び率は1ケタにとどまった。売上総利益は同5.4％増（同6.6％増）の15.0億円（同9.7億円）だった。
★9:04 トヨタとＪＸＴＧ－安い 「水素ステーション」事業で年内に新会社設立
トヨタ自動車<7203.T>とＪＸＴＧホールディングス<5020.T>が安い。18日付の日経新聞朝刊で、両社が次世代エコカーの燃料電池車に燃料を供給する「水素ステーション」事業で年内に新会社を設立すると報じられた。
2018年から10年で全国300カ所程度のステーションを新たに整備するという。供給拠点を一気に増やして設備などのコストを減らし燃料電池車の普及拡大につなげるとみられる。しかし、地合いの悪い中で売りが出ている。
トヨタ自動車<7203.T>とＪＸＴＧホールディングス<5020.T>が安い。18日付の日経新聞朝刊で、両社が次世代エコカーの燃料電池車に燃料を供給する「水素ステーション」事業で年内に新会社を設立すると報じられた。
2018年から10年で全国300カ所程度のステーションを新たに整備するという。供給拠点を一気に増やして設備などのコストを減らし燃料電池車の普及拡大につなげるとみられる。しかし、地合いの悪い中で売りが出ている。
★9:04 ソルクシーズ－買い気配 豊田通商と資本業務提携 協業展開を強化へ
ソルクシーズ<4284.T>が買い気配。同社は17日に、豊田通商<8015.T>と、資本業務提携を締結と同社を割当先とする第三者割当による自己株式の処分を行うと発表した。
両社の緊密化を図り、ソルクシーズグループによる専門性を活かした各種サービスの提供による事業機会の拡大や豊田通商グループとの協業展開を強化していくという。豊田通商がソルクシーズが保有する自己株式13万4100株をこの自己株式処分により取得する。調達する資金はM&A資金に充当する予定。なお、手取り概算額は7607万1100円となる。
ソルクシーズ<4284.T>が買い気配。同社は17日に、豊田通商<8015.T>と、資本業務提携を締結と同社を割当先とする第三者割当による自己株式の処分を行うと発表した。
両社の緊密化を図り、ソルクシーズグループによる専門性を活かした各種サービスの提供による事業機会の拡大や豊田通商グループとの協業展開を強化していくという。豊田通商がソルクシーズが保有する自己株式13万4100株をこの自己株式処分により取得する。調達する資金はM&A資金に充当する予定。なお、手取り概算額は7607万1100円となる。
★9:04 大林組－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 収益好調継続を予想
大林組<1802.T>が小幅続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、収益好調継続を予想。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1300円→1390円と引き上げた。
エクイティストーリーは強気を継続。同社は大手ゼネコンの一角で、積極的なM&A（合併・買収）による売上規模の拡大、マージン重視の受注姿勢を推進。建設物価の安定、工事規模拡大に伴うスケールメリット効果により、今18.3期以降も営業利益で過去最高益更新が続くと予想。なお、再生エネルギー、不動産事業を対象に向こう5年間で4000億円の投資を計画しているため、配当性向は20～30％にとどめ、現時点では自社株取得は計画していないもようであるとした。
大林組<1802.T>が小幅続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、収益好調継続を予想。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1300円→1390円と引き上げた。
エクイティストーリーは強気を継続。同社は大手ゼネコンの一角で、積極的なM&A（合併・買収）による売上規模の拡大、マージン重視の受注姿勢を推進。建設物価の安定、工事規模拡大に伴うスケールメリット効果により、今18.3期以降も営業利益で過去最高益更新が続くと予想。なお、再生エネルギー、不動産事業を対象に向こう5年間で4000億円の投資を計画しているため、配当性向は20～30％にとどめ、現時点では自社株取得は計画していないもようであるとした。
★9:05 ＮＳＤ－大和が目標株価引き上げ けん引車を交替しつつ18.3期も安定成長持続へ
ＮＳＤ<9759.T>が反発。大和証券では、けん引車を交替しつつ、今18.3期も安定成長持続へとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1880円→2190円と引き上げた。
前17.3期は会社計画超過、大和予想並み着地で好印象。大和予想は全般に若干の上方修正。今18.3期の顧客業種別動向は、（1）金融業がカストディと海外システム案件本格稼働するメガバンクに加え、2～3年拡大が見込まれる信託と生損保、（2）製造業は食品大手2社がピークアウトして小動き、（3）公共は通信横ばいも自治体・官庁、運輸が伸長、など。長期視点からは、日本の人口減少下で顧客が労働力不足をIT投資で補完する動きが始まったことに加え、人口減がSE需給を引き締め価格交渉が同社側に有利となる。業績は安定成長を持続すると予想。
ＮＳＤ<9759.T>が反発。大和証券では、けん引車を交替しつつ、今18.3期も安定成長持続へとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1880円→2190円と引き上げた。
前17.3期は会社計画超過、大和予想並み着地で好印象。大和予想は全般に若干の上方修正。今18.3期の顧客業種別動向は、（1）金融業がカストディと海外システム案件本格稼働するメガバンクに加え、2～3年拡大が見込まれる信託と生損保、（2）製造業は食品大手2社がピークアウトして小動き、（3）公共は通信横ばいも自治体・官庁、運輸が伸長、など。長期視点からは、日本の人口減少下で顧客が労働力不足をIT投資で補完する動きが始まったことに加え、人口減がSE需給を引き締め価格交渉が同社側に有利となる。業績は安定成長を持続すると予想。
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