前場コメント No.4 ディスコ、リボミック、カプコン、アバント、ISIDなど

2017/05/18(木) 11:30
★9:05  ディスコ-3日ぶり反落 LED材の結晶製造装置事業に参入
 ディスコ<6146.T>が3日ぶり反落。18日付の日経新聞朝刊で、同社が発光ダイオード(LED)の材料となる窒化ガリウムの結晶製造装置の事業に参入すると報じられた。
 窒化ガリウムは省エネにつながる次世代の半導体材料として注目されるが、高価で用途が限られていたという。高品質な結晶を従来の100分の1程度のコストで製造できる製法を新たに開発し、装置の試作に成功したとされる。2020年ごろ販売を始めるもよう。

★9:06  リボミック-3日続伸 新規自社2製品(RBM002/003)に関する非臨床POC確認
 リボミック<4591.T>が3日続伸。同社は17日に、新規自社2製品(RBM002/003)について非臨床POC(病態モデル動物での薬効確認試験において、投与薬剤が意図した薬効を有することが示されること)が確認され、自社製品として研究開発を進めると発表した。
 大塚ホールディングス<4578.T>傘下の大塚製薬との間で実施してきたRBM002およびRBM003に関する共同研究契約は、2015年12月末に契約期間の満了していたが、今般知財の取り扱いなどに関して双方最終合意に至った。その結果、これら2製品に関する知財と権利は全て大塚製薬からリボミックに譲渡された。同社にとって、重要な自社製品となるものであり、今後の研究開発を加速するとともに、早期のアライアンスを実現を目指すとしている。

★9:06  カシオ-大和が目標株価引き上げ 社長主導で収益力強化に向けた改革が動き出した
 カシオ計算機<6952.T>がもみ合い。大和証券では、社長主導で収益力強化に向けた改革が動き出したと判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1600円→2100円と引き上げた。
 大和の営業利益予想は、17年度:350億円(従来345億円)、18年度:385億円(従来380億円)。樫尾和宏社長主導により、すでにディスクロジャー改善が進行中の同社だが、収益強化施策も前下期から動き出した印象。ポイントは事業特性に応じてバランスよく各事業の強化を図る点。実際に効果が顕在化するのは18年度以降となる見通しのため、大和予想には十分織り込んでいないとしたが、社長主導の下で前向きな収益基盤強化が進む可能性があり、今後のポテンシャルとして期待するとした。

★9:07  カプコン-エースが目標株価引き上げ 開発管理体制を評価
 カプコン<9697.T>が3日続落。エース経済研究所では、開発管理体制を評価。投資判断「強気」を継続、目標株価は2900円へ引き上げた。
 会社側は、今18.3期計画を売上高930億円(前期比+7%)、営業利益145億円(同+6%)としている。前提として、(1)前第4四半期に投入した大型タイトル「バイオハザート7」のリピート販売を想定していること、(2)今期も大型タイトルを投入予定であること、(3)回復傾向にあるアミューズメント施設の寄与を挙げている。エースでも、会社計画並みの売上高930億円、営業利益145億円を予想。中期的には大作から新規IPまで内製化することで、成長を実現できると考えているとした。

★9:07  アバント-反発 創立20周年記念株主優待を実施 Visaギフトカード1000円分贈呈
 アバント<3836.T>が反発。同社は17日、創立20周年記念株主優待を実施すると発表した。2017年6月30日現在、同社株式を1単元(100株)以上保有する株主を対象に、AVANT20周年オリジナルVisaギフトカード1000円分を贈呈する

★9:07  ISID-大和が目標株価引き下げ 1Q利益は会社計画超過ペース
 電通国際情報サービス<4812.T>が大幅に3日続伸。大和証券では、1Q利益は会社計画超過ペースとみて、投資判断「1(買い)」を継続した。目標株価は3090円→2920円と引き下げた。
 1Qは大型案件の反動などから減収減益も、会社計画超過ペース。大和予想は変更なし。自社パッケージ充実など事業構造は進化中。1Q減益から株価はいったん調整も、長期成長が見込めるため、上昇余地は大きいと想定。


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