前場コメント No.8 グリー、デジタルガレージ、清水建設、日立、ネクソンなど
★9:27 グリー－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 「アナデン」ヒットを反映
グリー<3632.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、「アナザーエデン」の好調が持続していると注目。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を900円→1050円と引き上げた。
「アナザーエデン」のヒットなどを受けて、グリーの売上高、営業利益予想を上方修正。ユーザーから高評価を獲得している既発タイトルは今後の運営やプロモーションしだいで、収入のスケール拡大余地が大きいことや、今17.6期4Q、来18.6期と複数の新規タイトルのリリースが見込まれ、新たなヒットタイトル創出も期待できることから、今後、同社業績の勢いは加速していくと予想。
今後のカタリストとして、プロモーション強化後の「アナザーエデン」の収入拡大、スクウェアエニックスＨＤとの協業タイトルである「シノアリス」（5月下旬配信予定）やアニメーションのキャラクターIPタイトルとなる「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」（2017年配信予定）のリリースなどに注目。
グリー<3632.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、「アナザーエデン」の好調が持続していると注目。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を900円→1050円と引き上げた。
「アナザーエデン」のヒットなどを受けて、グリーの売上高、営業利益予想を上方修正。ユーザーから高評価を獲得している既発タイトルは今後の運営やプロモーションしだいで、収入のスケール拡大余地が大きいことや、今17.6期4Q、来18.6期と複数の新規タイトルのリリースが見込まれ、新たなヒットタイトル創出も期待できることから、今後、同社業績の勢いは加速していくと予想。
今後のカタリストとして、プロモーション強化後の「アナザーエデン」の収入拡大、スクウェアエニックスＨＤとの協業タイトルである「シノアリス」（5月下旬配信予定）やアニメーションのキャラクターIPタイトルとなる「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」（2017年配信予定）のリリースなどに注目。
★9:27 デジタルガレージ－6日続落 事業者間決済の電子化事業を本格展開へ
デジタルガレージ<4819.T>が6日続落。同社は17日に、契約締結と契約にかかわる決済を同時に実行できるサービスである「クラウドサインペイメント」の提供を皮切りに、請求書による支払いが主流を占めている事業者間における決済の電子化事業を本格展開すると発表した。
今後は決済データとAI（人工知能）を活用した事業者評価モデルの構築を行い、資金ニーズをリアルタイミングで把握できる、トランザクションレンディングエンジンの開発なども予定している。また、金融機関との連携を強化し、新しいフィンテックサービスを創出するとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
デジタルガレージ<4819.T>が6日続落。同社は17日に、契約締結と契約にかかわる決済を同時に実行できるサービスである「クラウドサインペイメント」の提供を皮切りに、請求書による支払いが主流を占めている事業者間における決済の電子化事業を本格展開すると発表した。
今後は決済データとAI（人工知能）を活用した事業者評価モデルの構築を行い、資金ニーズをリアルタイミングで把握できる、トランザクションレンディングエンジンの開発なども予定している。また、金融機関との連携を強化し、新しいフィンテックサービスを創出するとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★9:27 清水建設－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 18.3期ガイダンスは保守的
清水建設<1803.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今18.3期ガイダンスは保守的で、好収益局面に変化なしと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1200円→1330円と引き上げた。
エクイティストーリーは強気を継続し、今18.3期以降も高収益水準が続くと予想。同社は首都圏民間建築分野に強味を持つ大手ゼネコンであり、受注および工事完成タイミングで収益変動が大きくなる傾向がある。今18.3期は営業減益予想としているが、あくまでも工事完成タイミングによるものであり、三菱ＵＦＪＭＳでは、来19.3期以降は再び増益基調に復帰できると予想しているとした。
清水建設<1803.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今18.3期ガイダンスは保守的で、好収益局面に変化なしと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1200円→1330円と引き上げた。
エクイティストーリーは強気を継続し、今18.3期以降も高収益水準が続くと予想。同社は首都圏民間建築分野に強味を持つ大手ゼネコンであり、受注および工事完成タイミングで収益変動が大きくなる傾向がある。今18.3期は営業減益予想としているが、あくまでも工事完成タイミングによるものであり、三菱ＵＦＪＭＳでは、来19.3期以降は再び増益基調に復帰できると予想しているとした。
★9:28 日立製作所－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
日立製作所<6501.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は680円→730円と引き上げた。
「停滞期を抜け出るアクション待ち」のエクイティストーリーに変更はなし。中長期の成長だけでなく短期的利益に対する同社のこだわりはポジティブに評価される。しかし、今18.3期業績成長は前期の不採算案件費用の解消や上場子会社などプロダクツ事業のシクリカルな回復に負うところが大きい。いまだ、持続的な成長を牽引するフロント事業の具体的な形が見えてきておらず、IoT基盤「Lumada」が目立つばかりであるとした。今後、フロント事業を成長の核とする組織体制の強化に期待。
日立製作所<6501.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は680円→730円と引き上げた。
「停滞期を抜け出るアクション待ち」のエクイティストーリーに変更はなし。中長期の成長だけでなく短期的利益に対する同社のこだわりはポジティブに評価される。しかし、今18.3期業績成長は前期の不採算案件費用の解消や上場子会社などプロダクツ事業のシクリカルな回復に負うところが大きい。いまだ、持続的な成長を牽引するフロント事業の具体的な形が見えてきておらず、IoT基盤「Lumada」が目立つばかりであるとした。今後、フロント事業を成長の核とする組織体制の強化に期待。
★9:33 ネクソン－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 中国好調もすでに織り込み済みの印象
ネクソン<3659.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、中国好調を受けて業績予想を上方修正も、すでに織り込み済みの印象として、投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続した。目標株価は1450円→1730円と引き上げた。
中国の「ダンジョン&ファイター」は旧正月の大型アップデートやレベルキャップ解放などが奏功し、MAU、ARPPU、課金率などが好調に推移。同タイトルの好調で今17.12期1Qの中国の売上高は439億円（前年同期比70.2％増、一定為替レートベースでは78.3％増）と急伸。想定を大きく上回る中国の好調を受け、ＳＭＢＣ日興では今17.12期売上高を1659億円から2150億円、営業利益を544億円から797億円、来18.12期売上高を1736億円から2127億円、営業利益を558億円から731億円へ上方修正。
ネクソン<3659.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、中国好調を受けて業績予想を上方修正も、すでに織り込み済みの印象として、投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続した。目標株価は1450円→1730円と引き上げた。
中国の「ダンジョン&ファイター」は旧正月の大型アップデートやレベルキャップ解放などが奏功し、MAU、ARPPU、課金率などが好調に推移。同タイトルの好調で今17.12期1Qの中国の売上高は439億円（前年同期比70.2％増、一定為替レートベースでは78.3％増）と急伸。想定を大きく上回る中国の好調を受け、ＳＭＢＣ日興では今17.12期売上高を1659億円から2150億円、営業利益を544億円から797億円、来18.12期売上高を1736億円から2127億円、営業利益を558億円から731億円へ上方修正。
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