前場コメント No.11 今仙電機、BML、不二製油、ペッパーフード、ニチイ学館など

2017/05/18(木) 11:30
★9:53  今仙電機製作所-底堅い 無動力歩行アシスト「aLQ」開発 6月発売へ
 今仙電機製作所<7266.T>が底堅い。同社は17日に、無動力歩行アシスト「aLQ」(通称:アルク)を開発し、6月に発売すると発表した。
 「aLQ」は、電気やモーターを使わず、バネと振り子の動きが作用し、脚の振り出しをアシストするという。同社が2014年9月に発売した無動力歩行支援機「ACSIVE」のノウハウを活かし、誰もが手軽に装着できるようにした。

★9:59  BML-いちよしがフェアバリュー引き下げ 中期利益予想を下方修正
 ビー・エム・エル<4694.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、前期の営業利益の実績がいちよし予想を下回ったことなど考慮し、中期利益予想を下方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは2700円→2600円と引き下げた。
 前18.3期については、いちよしでは前期比2.1%増収、同4.0%営業増益を予想。臨床検査事業は前下期の状況を考慮して前期比で伸び率低下を予想するとしたが、医療情報システム事業は前期の特殊要因(特需の反動減)が一巡するとみて、売上回復を見込むとした。食品検査事業は、東京オリンピックを控えた食品衛生管理の国際基準「HACCP」の義務化に伴う食品衛生コンサルティングの需要が増えるとみて、堅調な推移を予想。前期実績が予想を下回ったことを考慮し、今18.3期以降の利益予想を引き下げるとした。

★10:00  不二製油G-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 海外事業が成長をけん引
 不二製油グループ本社<2607.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、海外事業が成長をけん引しているとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2900円→2850円と引き下げた。
 国内外のチョコレートをコアとしたトップラインが利益成長をけん引。また、選択と集中の考えのもと、前向きな構造改革に着手している点にも注目。当面は、営業利益の約4 割を構成する海外事業が業績をけん引。国内事業は今下期以降カカオなどの市況安影響が寄与し、原料高は一巡することも追い風となり、利益モメンタムは改善すると想定。
 今18.3期営業利益予想を下方修正。主な変更点は、大豆たん白事業。現在は利益が出ているが、コモディティ化して固定費負担の重い部門の縮小に伴う販売減少による減益影響を折り込んだためとした。

★10:02  キリンHD-底堅い 缶チューハイ「氷結」など2割強増産
 キリンホールディングス<2503.T>が底堅い。18日付の日経新聞朝刊で、同社が缶チューハイの主力ブランド「氷結」などを前年同期比2割強増産すると報じられた。
 消費者の嗜好の多様化でビールでなく缶チューハイを選ぶ人が増加しており、国税庁によるビール類の安売り規制の強化も、割安感のあるチューハイの需要拡大に拍車をかけているという。

★10:03  ペッパーフード-急騰 4月のいきなり!ステーキ既存店売上高22%増 全店ベース80%増
 ペッパーフードサービス<3053.T>が急騰。同社は17日、4月度のペッパーランチの既存店売上高が12.8%増、レストランが同3.9%増、いきなり!ステーキが同21.5%増となったと発表した。いきなり!ステーキの既存店は3月の同2.9%減から大きく改善した。
 全店ベースではペッパーランチ同28.1%増、レストランが同2.5%増、いきなり!ステーキが80.1%増となった。

★10:04  ニチイ学館-大和が目標株価引き上げ 18年度改革がリスク 17年度は回復軌道を歩もう
 ニチイ学館<9792.T>が反落。大和証券では、18年度改革がリスクと判断。17年度は回復軌道を歩もうとコメントし、投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は750円→890円と引き上げた。
 16年度営業利益は42億円(前期は▲8億円)。17年度営業利益計画は93億円(前期比2.2倍)。医療関連と介護の利益水準引き上げから、80億円台乗せは可能と大和では見ているとした。


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