前場コメント No.4 日本ラッド、ニレコ、協和発酵キリン、ミネベアミツミ、うかいなど

2017/05/19(金) 11:30
★9:05  カカクコム-3日ぶり反発 自己株式315万5100株を消却へ
 カカクコム<2371.T>が3日ぶり反発。同社は18日、自己株式315万5100株を5月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は1.45%。

★9:06  日本ラッド-急落 今期32%営業増益見込む 前期は計画下触れ着地
 日本ラッド<4736.T>が急落。同社は18日に、18.3期通期の連結営業利益予想を2.5億円(前期比31.8%増)と発表した。
 「ビジネスソリューション事業」において、営業側面は、顧客企業の成長戦略や経営課題に最適なソリューションの提案とサービスの提供を積極的に行なう。技術側面は、顧客の高度化した要求や技術に対して適時適格に応えていく技術力と満足度向上で収益の拡大を図るとしている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は1.9億円(前期比0.5%減)だった。通期の会社計画は2.5億円だったので着地は下振れた。IoT事業への構造転換と集中の為に人的リソースの投下を行ったこと、地方での大口案件対応の遅れ、医療機関向け外来受付端末販売が予定を下回ったことなどが響いた。

★9:07  ニレコ-買い気配 今期15%営業増益見込む 海外販売の拡大や食品関連市場の開拓などで
 ニレコ<6863.T>が買い気配。同社は18日に、18.3期通期の連結営業利益予想を6.2億円(前期比15.4%増)と発表した。
 海外販売の拡大、食品関連市場の開拓を進めるとともに、同社グループが設立以来培ってきたコア技術に、子会社化したメガオプトの強みであるレーザー技術を融合することにより、技術力の強化を目指すとしている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は5.4億円(前期比17.3%減)だった。

★9:08  協和発酵キリン-みずほが目標株価引き上げ KRN23は成人フェーズ3試験で市場規模が拡大
 協和発酵キリン<4151.T>が続落。みずほ証券では、遺伝性くる病治療薬KRN23は、成人フェーズ3試験結果で市場規模が拡大していると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2300円→2450円と引き上げた。
 遺伝性くる病治療薬KRN23(一般名burosumab)による海外収益、および重症ぜんそく治療薬ベンラリズマブ(AstraZeneca社)のロイヤルティ収入が成長ドライバーになる。当面の注目点は、引き続きKRN23の成人のX染色体遺伝性低リン血症(XLH)を対象としたフェーズ3試験の結果。同剤は小児XLHの使用が優先されるが、成人XLHでの使用意義を高めることで、市場規模拡大につながると予想されるとした。

★9:08  ミネベアミツミー3日ぶり反発 リコーとベッドセンサーシステムの共同事業開発契約締結
 ミネベアミツミ<6479.T>が3日ぶり反発。18日に、同社とリコー<7752.T>は、生体情報をモニタリングするベッドセンサーシステムを事業化するため、共同事業開発契約を締結したと発表した。
 この事業の第1フェーズでは、介護市場で各種介護システムと連携し、高齢者を見守るためのプラットフォームを構築する。第2フェーズでは介護・医療市場において心拍に関する情報の提供を可能にするとともに、AIなどの活用も検討。第3フェーズでは介護・医療・育児・その他の市場において、各種センサーや位置測位の情報なども活用する統合型情報サービスプラットフォームへの拡張を視野に入れているとしている。

★9:10  うかい-続落 今期42%営業減益見込む 前期は営業益2.8倍で着地
 うかい<7621.T>が続落。同社は18日に、18.3期通期の営業利益予想を2.7億円(前期比41.5%減)と発表した。今後の事業拡大を見据え、人材確保・成長に向けた投資と新店の開業費などから、減益となる見込みとしている。
 併せて発表した、17.3期通期の営業利益は4.5億円(前期比2.8倍)だった。飲食事業の売り上げが、メニュー内容や価格の見直しを行ったことなどにより増加した。また、文化事業の売り上げも、プロモーションの強化を行ったことなどにより増加した。


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