前場コメント No.8 オービス、光陽社、富士急行、大成建設、日本一ソフトなど

2017/05/19(金) 11:30
★9:34  オービス-大幅に3日続落 上期営業益を下方修正 ニュージーランド産丸太価格の高止まりで
 オービス<7827.T>が大幅に3日続落。同社は18日、17.10期上期(11-4月)の連結営業利益予想を従来の1.3億円から0.8億円へと引き下げると発表した。
 木材事業の原材料価格が、ニュージーランド産丸太価格の高止まり推移や、昨年11月から12月にかけての急激な為替円安の影響と相まって大幅に上昇しているという。

★9:37  光陽社-大幅反落 今期6%営業増益見込むも材料出尽くしで
 光陽社<7946.T>が大幅反落。同社は18日に、18.3期通期の営業利益予想を1.3億円(前期比5.8%増)と発表した。
 併せて発表した、17.3期通期の営業利益は1.2億円(前期比35.9%増)だった。生産効率の向上、さらなる内製化の推進により、売り上げの拡大、収益性の改善に取り組んだことが奏功した。しかし、材料出尽くしで売り優勢となっている。

★9:38  日清食品HD-SMBC日興が目標株価引き上げ 中国子会社のさらなる業績拡大に注目
 日清食品ホールディングス<2897.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、中国子会社のさらなる業績拡大に注目。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は6040円→6120円と引き上げた。
 中国(香港含む)事業を担う連結子会社の香港日清は、5月12日に香港証券取引所へ上場申請した。上場申請に伴う目論見書では、これまでの同社による開示内容以上に中国事業の実態が詳述され、即席麺では収益性の高いカップ製品の成長とともに売上総利益率が15.3期の34.1%から17.3期の39.6%へ上昇していたことなどが判明。上場による認知度の向上が業績拡大に結びつくか注目。

★9:38  富士急行-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 進撃の巨人やドドンパ復活がけん引へ
 富士急行<9010.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、進撃の巨人やドドンパ復活がけん引すると想定。投資判断「Hold」を継続、目標株価は1050円→1080円と引き上げた。
 富士山の世界遺産登録以降、同社地盤のGreater富士山エリアのインバウンド旅客が増加基調。天候不順などの影響を除けば、冬季をはじめとする閑散期の旅客数増加で利益平準化による増益基調が続く。前17.3期営業利益は10%減だが、今18.3期までの中計は達成可能と予想。会社は新アトラクションや豪華バス投入、ホテル整備により利用者拡大に注力していると指摘。

★9:38  大成建設-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
 大成建設<1801.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業績予想を上方修正。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は1010円→1050円と引き上げた。
 エクイティストーリーは強気を継続。同社は首都圏・東京を事業基盤としており、大手ゼネコントップの収益力を誇っている(17.3期の連結ベース売上高営業利益率は同社9.5%、大林組7.1%、清水建設8.2%、鹿島8.5%)。今18.3期は減益予想だが、前17.3期に想定以上に収益が改善した反動によるものであり、引き続き高収益局面にあるとみているとした。また、前17.3期、今18.3期と連続で自己株取得を表明しており、積極的な株主還元姿勢もポジティブに評価。

★9:43  日本一ソフトウェアー5日続伸 「魔界戦記ディスガイア5」世界累計出荷本数10万本を突破
 日本一ソフトウェア<3851.T>が5日続伸。同社は18日に、Nintendo Switch専用ソフト「魔界戦記ディスガイア5」について、受注分を含む世界累計出荷本数が10万本を突破したと発表した。
 また、「魔界戦記ディスガイア」シリーズについて、2003年に発売した第1作目「魔界戦記ディスガイア」から、今年発売した「魔界戦記ディスガイア5」Nintendo Switch版までの累計出荷本数が300万本を突破したことも発表した。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。


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