前場コメント No.10 フリービット、ジャパンリアルエステイト、ヤマダ電機、アビスト、鹿島など

2017/05/19(金) 11:30
★9:56  フリービット-大幅に3日ぶり反発 株主優待制度を拡充
 フリービット<3843.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は18日、株主優待制度を拡充すると発表した。
 2017年4月30日現在の1単元(100株)以上を保有している株主に対して、従来の「DTI SIM(子会社であるドリーム・トレイン・インターネット(DTI)が提供する格安SIMサービス)」の契約事務手数料3000円の無料に加え、10GB各プランの月額基本料金3カ月分無料を追加する。
 なお、「DTI SIM」10GBプランは、税抜きでデータプランが2100円/月、データSMSプランが2250円/月、音声プランが2800円/月となっている。

★9:57  ジャパンリアルエステイト-SMBC日興が目標株価引き上げ 大量供給影響は出ていない
 ジャパンリアルエステイト投資法人<8952.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、大量供給の影響は出ていないと判断。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は70.00万円→70.70万円と引き上げた。
 17.3期決算やポートフォリオ状況を勘案し、業績予想および標準化ベースの年間1口当たり分配金を修正。投資評価に変更はないものの、賃料増額の実現で1口当たり分配金が着実に上昇している点をポジティブに評価。
 引き続きオフィス市況が着実に改善している状況下、ポートフォリオでも賃料増額改定が着実に積み上がり、同市況の改善を実感できる状況となっている。特に「市況賃料>既存賃料」のテナントに対しては賃料増額を引き続き実現していく見込み。継続的な物件取得に加え、内部成長(賃料増額)が着実に1口当たり収益性の向上に寄与している点を評価。

★9:57  ヤマダ電機-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 主力家電販売持ち直しなどが重要
 ヤマダ電機<9831.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、新年度は「主力家電販売持ち直し」「新規事業の収益貢献」が重要と判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は550円→560円と引き上げた。
 業績予想を若干上方修正、会社予想営業利益746億円に比べて、保守的な予想とした。これは、主に売上高と粗利率を保守的にみているため。三菱UFJMSでは、今18.3期以降、構造改革による収益性改善を進めるとともに、「主力家電販売の持ち直し」「住宅関連はじめ新規事業の収益貢献」も重要になると考えているとした。

★9:58  アビスト-3日ぶり大幅反発 音声認識・顔認証の機能持つ「受付ロボット」開発
 アビスト<6087.T>が3日ぶり大幅反発。19日付の日経産業新聞で、同社が音声認識と顔認証の機能を持つ「受付ロボット」を開発したと報じられた。
 予約した来訪者の名前を理解し、自動で担当部署の内線電話につなぐほか、来訪者の顔情報を記録して、次回以降は顔画像だけで自動的に連絡するという。受付に電話のみを置く企業が増えるなかで、連絡先を探すなどの来訪者の手間を軽減するとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。

★10:01  鹿島-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 当期利益予想を増額修正
 鹿島<1812.T>が変わらずを挟んで10日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、当期利益予想を増額修正。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は910円→980円と引き上げた。
 エクイティストーリーは強気を継続。前17.3期は営業利益で25年ぶりに過去最高益を大幅更新したが、今18.3期は一転して大幅減益ガイダンス。今18.3期の収益環境が前17.3期に比べて悪化している兆候はなく、マージン予想などを保守的にみているためと推察。
 三菱UFJMSでは今18.3期以降の業績予想を見直し、前回予想を上回る当期利益を予想。要因は、(1)完工総利益率が前回予想を上回ると予想、(2)営業外損益の好転、(3)実効税率の一段の低下。同社の場合、大型工事のウエイトが大きく、ゼネコンのなかでも最も保守的なガイダンスを公表する傾向があると指摘。


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