前場コメント No.1 コムシスHD、TIS、アカツキ、コメリ、セレスなど

2017/05/22(月) 11:30
★9:00  コムシスHD-買い気配 三菱UFJMSが「OW」へ引き上げ 18.3期以降の業績予想を増額修正
 コムシスホールディングス<1721.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今18.3期以降の業績予想を増額修正。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2170円→2650円と引き上げた。
 エクイティストーリーを強気に変更。従来から最高利益更新を評価するシナリオだったが、業績予想をさらに増額修正するとした。要因は以下の2点。(1)次世代サービス開始に向けて、通信キャリア受注高が高水準で推移、(2)18.3期に瓦斯工事を手掛ける子会社を新規連結化する影響。
 同社は積極的な株主還元を実行しており、配当と自社株取得を合わせた総還元性向は16.3期77.2%、17.3期85.6%に達している。自社株に関しては株式交換を通じてM&A(合併・買収)資金に充当する方針。

★9:00  TIS-3日続伸 コスト抑制・不採算案件抑制が奏功する 「中立」へ引き上げ
 TIS<3626.T>が3日続伸。シティグループ証券では、コスト抑制、不採算案件抑制が奏功するとコメント。投資評価を「3(売り)」→「2(中立)」、目標株価を2200円→3300円と引き上げた。
 前17.3期は営業利益270億円(前年比11%増益)、EPS189円(同30%増益)で、会社計画、コンセンサス(263億円/181円)をそれぞれ上回り、慎重なシティの推定値(250億円/168円)に対しては大きく上振れ。シティの売上高推定値に大きな差異はなく、コスト抑制、不採算案件抑制(上期36億円に対して下期8億円の損失計上)などが業績改善に貢献した。企業努力の賜物であると評価。
 第3次中期計画最終期に当たる今期会社計画は、売上高4000億円、営業利益300億円、税引利益180億円を目指す。受注採算は健全なもようで、シティ予想を会社計画並みに増額修正。

★9:01  アカツキ-買い気配 ヴァーチャルアーティストのプロデュースを行う子会社を設立
 アカツキ<3932.T>が買い気配。同社は5月19日の大引け後に、ヴァーチャルアーティストのプロデュースを行う子会社として、アカツキ・ヴァーチャルアーティスツ(東京都新宿区)を設立したと発表した。
 VR、ARなどの新技術とも高い親和性を持つ領域である、ヴァーチャルアーティストプロデュース事業を中心とした子会社。ゲーム事業で培ったデジタルコンテンツ制作やデジタルキャラクターのクリエイション・プロデュースのノウハウを活かしつつ、スピード感をもって事業を推進するため、子会社という独立した形での事業立ち上げを行うとした。

★9:01  コメリ-野村が「Neutral」へ引き下げ 18.3期は先行投資局面 PB成長に減速懸念
 コメリ<8218.T>が反落。野村証券では、今18.3期は先行投資局面であり、PB成長に減速懸念もあるとコメント。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を3100円→3000円と引き下げた。
 中期で出店による安定成長が続く見方は不変だが、株価上昇により目標株価とのかい離がなくなったと判断。今18.3期営業利益は、大量改装に関する先行投資と大型店での低価格政策の強化を受けて下方修正。来19.3期は改装効果で販売回復を見込むものの、PB低成長が予想され、営業増益率は競合を上回る水準までにはない。出店余地は残るが、人口減が予想される地方での大型店戦略はリスクが高まっているとした。

★9:01  セレス-買い気配 新事業としてビットコイン海外送金サース「Sobit」開始
 セレス<3696.T>が買い気配。同社は19日に、新たな事業としてビットコイン海外送金サース「Sobit」を開始すると発表した。
 「Sobit」は、仮想通貨ビットコインを使い、海外の通信会社が運営するプリペイド式携帯電話へ入金(チャージ)ができるビットコイン海外送金サービス。ビットコインを持っていれば世界137カ国、累計551社の携帯電話会社向けに、オンライン上でプリペイド式携帯電話への入金(チャージ)が可能になるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。


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