前場コメント No.3 スズキ、ファンケル、ダイセル、三菱自動車、シダックスなど

2017/05/22(月) 11:30
★9:04  スズキ-JPモルガンが目標株価引き上げ 好調なインド事業が他地域にも好循環を与える
 スズキ<7269.T>が4日ぶり反発。JPモルガン証券では、好調なインド事業が他地域にも好循環を与え始めていると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5300円→5700円と引き上げた。
 SoTP法に基づき、目標株価を5700円へ引き上げ。好調が続くインドに続き、日本や欧州事業の収益性改善も着実に進み、中期的な利益水準が一段と切り上がる局面へと入ってきた。インド国内事業の好調が、日本や欧州事業の好転をもたらし始めており、企業価値向上のための条件がそろいつつあると注目。

★9:04  駒井ハルテック-買い気配 上限15万3000株・3億6720万円の自己株取得枠を設定
 駒井ハルテック<5915.T>が買い気配。同社は19日、上限15万3000株・3億6720万円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月22日~5月31日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.13%。

★9:04  日揮-大和が目標株価引き下げ 高収益性案件の獲得に期待
 日揮<1963.T>が6日ぶり反発。大和証券では、高収益性案件の獲得に期待するとし、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は2200円→1800円と引き下げた。赤字案件の追加費用負担リスクは限定的との見方。赤字案件をカバーする高採算案件の数や規模は縮小する見込みとした。

★9:05  ファンケル-続落 肌の弾力維持に関する新事実」を発見
 ファンケル<4921.T>が続落。同社は5月19日の大引け後に、肌の弾力維持に関する新事実」を発見したと発表した。
 「生体の組織が見える透明化技術」を皮膚に応用して真皮の弾性線維の立体構造を解析し、加齢による変化について研究を行い、その結果、しわやたるみの原因となる加齢に伴う肌の弾力が、弾性線維の量の減少だけではなく、真皮内の構造的な変化が大きいという新事実を発見したとしている。この研究は、2016年5月に竣工した第二研究所で進めている新たな基盤技術開発から生まれた成果とした。

★9:05  ダイセル-続伸 豊田合成と協力関係強化および資本提携へ
 ダイセル<4202.T>が続伸。19日に、同社と豊田合成<7282.T>は、今後のビジネスにおける協力関係強化と資本提携において合意したと発表した。
 両社は「安全性の分野」および合成樹脂材料における「新素材の分野」を中心に協力関係を強化する。また、両社が同等金額の普通株式を持ち合う形での資本提携に合意した。取得価格の総額として各々約10億円を目安に取得するとしている。

★9:05  三菱自動車-JPモルガンが目標株価引き下げ ASEAN市場での販売拡大に期待
 三菱自動車<7211.T>が続伸。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は650円→620円と引き下げた。
 今18.3期営業利益を807億円(従来1097億円)、来19.3期を同1041億円(従来1333億円)へと修正。国内の販売回復はあるも、欧州でのPHEVの競争激化や販売費用の増加を織り込み、従来予想から下方修正。国内の販売環境正常化に加え、タイを中心にASEAN市場での販売拡大があれば再評価の余地が高まる。なお、日産自動車とのアライアンスシナジーは今18.3期で250億円の効果の前提に立つとした。

★9:06  シダックス-続伸 今期73%営業増益見込む 前期は黒字転換
 シダックス<4837.T>が続伸。同社は19日、18.3期通期の連結営業利益予想を22.0億円(前期比73.3%増)にすると発表した。経営効率化を図るほか、業務の受託拡大や営業体制の強化なども進める。
 17.3期通期の営業利益は12.7億円(前の期は7.7億円の赤字)だった。


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