前場コメント No.12 夢みつけ隊、DCM、クラリオン、ミズノ、セコニックなど

2017/05/22(月) 11:30
★10:10  野村総研-三菱UFJMSが目標株価引き上げ シナジー創出に向けた取り組みを評価
 野村総合研究所<4307.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、シナジー創出に向けた取り組みを評価。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4000円→4200円と引き上げた。
 今18.3期・来19.3期営業利益予想を若干上方修正。自社株買いは今18.3期660億円(従来645億円)を織り込むとした。理由は、来19.3期ROE目標12%前後達成に向けた同社取り組みの一環として実施の可能性が高いと従来から考えるため。注目点は、買収企業とのシナジー、野村証券のグローバルシステム(現在は国内リテール中心)への関与拡大の有無など。

★10:12  夢みつけ隊-急落 今期50%最終減益見込む 前期は最終益2.9倍で着地
 夢みつけ隊<2673.T>が急落。同社は19日に、18.3期通期の連結純利益予想を6000万円(前期比50.2%減)と発表した。
 併せて発表した、17.3期通期の連結純利益は1億2000万円(前期比2.9倍)だった。通販小売事業が大幅な減益となったものの、不動産事業が大幅な増益となったことなどが寄与した。

★10:14  DCM-野村が目標株価引き上げ 統合企業との合理化加速が再評価のカギ
 DCMホールディングス<3050.T>がもみ合い。野村証券では、統合企業との合理化加速が再評価のカギとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は950円→1000円と引き上げた。
 品ぞろえの専門性強化と企業統合による成長戦略は評価される。しかし、1年半前に統合したサンワは業績が低迷しており、統合後の合理化加速が課題。野村の今18.2期営業利益は不変。クロガネヤを新規連結するが、改装費用など先行投資が発生。旧連結は販売苦戦が続いており、業績は低成長にとどまる。中期でケーヨー(8168)との業務提携が注目されるが、品ぞろえ統合は見込まれず、仕入統合の効果は限定的。中期予想を微修正にとどめるとした。

★10:17  クラリオン-野村が目標株価引き下げ 中期戦略を着実に進めている
 クラリオン<6796.T>が反落。野村証券では、中期戦略を着実に進めているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は440円→410円と引き下げた。
 日立製作所 (6501) グループとの連携を深めつつ、車両情報システムソリューションプロバイダーに向けた事業ポートフォリオ改革を進めている。センシング商品やSmart Cockpitシステムの販売拡大を進めていくことで、既存の車載機器市場の市場伸び悩みをカバーすることが可能と判断。短期業績はやや低調だが、事業ポートフォリオの改革は順調との見方を示した。

★10:18  ミズノ-みずほが目標株価引き上げ 中長期的な成長には海外事業の収益化が不可欠
 ミズノ<8022.T>がもみ合い。みずほ証券では、中長期的な成長には海外事業の収益化が不可欠とし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は530円→590円と引き上げた。
 前17.3期営業利益は前年比51.4%減と3期連続の減益であるが、みずほ予想は上振れ。足元の為替動向も踏まえ、業績予想を上方修正。国内事業の収益改善などにより今18.3期は増益に転じると予想するが、野球用品を中心に強みを有する国内での中長期的な成長余地は限定的との見方に変更はないとした。足元の株価上昇により、業績回復の可能性はおおむね織り込まれたと判断。

★10:26  セコニックHD-急騰 今期営業益18%減見込む 前期は営業益2.8倍で着地
 セコニックホールディングス<7758.T>が急騰。同社は19日に、18.3期通期の連結営業利益予想を2.5億円(前期比18.3%減)と発表した。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は3.1億円(前期比2.8倍)だった。光学電子情報機器の増収効果や生産性の改善に加え、新製品を投入した監視カメラなどの採算性改善が寄与した。


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