前場コメント No.14 トランコム、近鉄エクスプレス、東洋シヤッター、スズキ、ＳＲＡＨＤなど
★10:40 トランコム－野村が目標株価引き下げ トラックと荷物をマッチングさせる事業は堅調
トランコム<9058.T>がもみ合い。野村証券では、主力のトラックと荷物をマッチングさせる事業は堅調とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は7000円→6600円と引き下げた。
前17.3期に3PL（物流の受託業務）を手掛けるロジスティクスマネジメント事業で一部顧客の業務の縮小、撤退が発生する中で費用をうまく管理できず、5期ぶりの営業減益となった。一方、主力の荷物とトラックをマッチングさせるブローカレッジを手掛ける物流情報サービス事業の事業環境は堅調で、人材派遣を手掛けるインダストリアルサポート事業でも組織の再編が終了し、収益性が改善傾向にある。
今18.3期はロジスティクスマネジメント事業で発生した新規案件の立ち上げ費用がなくなることや物流情報サービスの売上拡大で、営業利益を前期比8％増益の61億円と予想。来19.3期は、今18.3期に発生予定のタイでの事業立ち上げ費用2億円の解消もあり、引き続き営業増益が続けられるとみているとした。
トランコム<9058.T>がもみ合い。野村証券では、主力のトラックと荷物をマッチングさせる事業は堅調とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は7000円→6600円と引き下げた。
前17.3期に3PL（物流の受託業務）を手掛けるロジスティクスマネジメント事業で一部顧客の業務の縮小、撤退が発生する中で費用をうまく管理できず、5期ぶりの営業減益となった。一方、主力の荷物とトラックをマッチングさせるブローカレッジを手掛ける物流情報サービス事業の事業環境は堅調で、人材派遣を手掛けるインダストリアルサポート事業でも組織の再編が終了し、収益性が改善傾向にある。
今18.3期はロジスティクスマネジメント事業で発生した新規案件の立ち上げ費用がなくなることや物流情報サービスの売上拡大で、営業利益を前期比8％増益の61億円と予想。来19.3期は、今18.3期に発生予定のタイでの事業立ち上げ費用2億円の解消もあり、引き続き営業増益が続けられるとみているとした。
★10:44 近鉄エクスプレス－野村が目標株価引き上げ 業績は改善基調に入った
近鉄エクスプレス<9375.T>がもみ合い。野村証券では、業績は改善基調に入ったと判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1400円→1700円と引き上げた。
前17.3期に業績の底打ちが確認できたことから業績予想を上方修正するとしたが、PERの割安感がなく、投資判断「Neutral」を継続。主力の航空貨物事業が17年1～3月期に日本からアジア向けのウエハーや半導体製造装置などエレクトロニクス系の製品の出荷が好調で、前17.3期営業利益は野村予想、会社計画を上回った。世界的に航空貨物の出荷が拡大傾向にあり、今18.3期も収入増加に応じて利益が増加する見込み。野村予想は今18.3期の営業利益を前期比20％増益の157億円とした。
近鉄エクスプレス<9375.T>がもみ合い。野村証券では、業績は改善基調に入ったと判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1400円→1700円と引き上げた。
前17.3期に業績の底打ちが確認できたことから業績予想を上方修正するとしたが、PERの割安感がなく、投資判断「Neutral」を継続。主力の航空貨物事業が17年1～3月期に日本からアジア向けのウエハーや半導体製造装置などエレクトロニクス系の製品の出荷が好調で、前17.3期営業利益は野村予想、会社計画を上回った。世界的に航空貨物の出荷が拡大傾向にあり、今18.3期も収入増加に応じて利益が増加する見込み。野村予想は今18.3期の営業利益を前期比20％増益の157億円とした。
★10:46 東洋シヤッター－野村が目標株価引き上げ 基本的な考え方に変更はなし
東洋シヤッター<5936.T>が3日ぶり反落。野村証券では、基本的な考え方に変更はないとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は630円→660円と引き上げた。
業界全体では今18.3期下期から製品の売上高が増加すると考えられるが、首都圏の比率が同業他社よりも相対的に低い同社への影響は限定的となる見込み。関西以西での建築マーケットで需要が増加する局面になれば、ゼネコンが主要顧客である重量シャッターの売上高比率が5割強ある同社に注目が可能とした。
東洋シヤッター<5936.T>が3日ぶり反落。野村証券では、基本的な考え方に変更はないとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は630円→660円と引き上げた。
業界全体では今18.3期下期から製品の売上高が増加すると考えられるが、首都圏の比率が同業他社よりも相対的に低い同社への影響は限定的となる見込み。関西以西での建築マーケットで需要が増加する局面になれば、ゼネコンが主要顧客である重量シャッターの売上高比率が5割強ある同社に注目が可能とした。
★10:50 スズキ－みずほが目標株価引き上げ インドがけん引 日本の収益性も改善
スズキ<7269.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、インドがけん引し、日本の収益性も改善していると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は5100円→6000円と引き上げた。
インドをけん引役にスズキの成長が続いていると注目。前17.3期のインド向け出荷台数は前の期比11％増の144.5万台へ増加、みずほでは今18.3期も10％増とスズキの販売台数増をけん引するとみているとした。会社予想は8％増。
日本の収益性も欧州向けの輸出増による稼働率上昇や品質関連費用一巡で改善傾向にある。前17.3期実績などを踏まえ、今18.3期の営業利益予想を2650億円へ上方修正（従来予想2480億円/会社予想2400億円）。
スズキ<7269.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、インドがけん引し、日本の収益性も改善していると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は5100円→6000円と引き上げた。
インドをけん引役にスズキの成長が続いていると注目。前17.3期のインド向け出荷台数は前の期比11％増の144.5万台へ増加、みずほでは今18.3期も10％増とスズキの販売台数増をけん引するとみているとした。会社予想は8％増。
日本の収益性も欧州向けの輸出増による稼働率上昇や品質関連費用一巡で改善傾向にある。前17.3期実績などを踏まえ、今18.3期の営業利益予想を2650億円へ上方修正（従来予想2480億円/会社予想2400億円）。
★10:50 ＳＲＡＨＤ－大和が目標株価引き上げ 裁判リスクあるも業績好調かつ割安感強い
ＳＲＡホールディングス<3817.T>が4日ぶり反発。大和証券では、裁判リスクあるも業績好調かつ割安感強いとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
前17.3期は、売上高は前の期比横ばいの391.4億円と大和予想406.7億円を下回った一方、営業利益は同11.9％増益の41.8億円と大和予想41.2億円を若干上回って着地。
今18.3期の大和予想を下方修正し、売上高は前期比3.8％増収の406.4億円、営業利益は同5.3％増益の44.0億円。けん引車は、組込ソフト開発（産業用機器、車載向け）、金融向け開発（損保、カード向け）を想定。好調な業績などを踏まえ、大和では割安感が強いと考えるとした。
ＳＲＡホールディングス<3817.T>が4日ぶり反発。大和証券では、裁判リスクあるも業績好調かつ割安感強いとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
前17.3期は、売上高は前の期比横ばいの391.4億円と大和予想406.7億円を下回った一方、営業利益は同11.9％増益の41.8億円と大和予想41.2億円を若干上回って着地。
今18.3期の大和予想を下方修正し、売上高は前期比3.8％増収の406.4億円、営業利益は同5.3％増益の44.0億円。けん引車は、組込ソフト開発（産業用機器、車載向け）、金融向け開発（損保、カード向け）を想定。好調な業績などを踏まえ、大和では割安感が強いと考えるとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
