後場コメント No.6 キヤノン、日立製作所、凸版印刷、トリドール、ナガワなど
★13:29 キヤノン－ドイツ証が目標株価引き上げ 成長に対する継続性が見通しづらい
キヤノン<7751.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、成長に対する継続性が見通しづらいとみて、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は3100円→3300円と引き上げた。
1Q業績は好調であったが、東芝メディカルの季節性やHPのチャネル在庫調整からの反動増で一時的に好調であったLBP（レーザービームプリンター）、セルインが1カ月通常よりも早かったエントリー一眼レフなどの恩恵を受けており、一時的に収益が押し上げられている側面もある。OLED関連としての評価が高まるも、サムスンの投資一巡後のけん引役が不透明。業績はコンセンサス上振れを予想も、バリュエーションに割安感はないとした。
キヤノン<7751.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、成長に対する継続性が見通しづらいとみて、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は3100円→3300円と引き上げた。
1Q業績は好調であったが、東芝メディカルの季節性やHPのチャネル在庫調整からの反動増で一時的に好調であったLBP（レーザービームプリンター）、セルインが1カ月通常よりも早かったエントリー一眼レフなどの恩恵を受けており、一時的に収益が押し上げられている側面もある。OLED関連としての評価が高まるも、サムスンの投資一巡後のけん引役が不透明。業績はコンセンサス上振れを予想も、バリュエーションに割安感はないとした。
★13:33 日立製作所－続伸 マイルド・ハイブリッド車両向け48Vリチウムイオン電池パック開発
日立製作所<6501.T>が続伸。同社子会社の日立オートモティブシステムズは22日に、出力密度を従来比1.25倍、エネルギー密度を従来比1.5倍に向上したマイルド・ハイブリッド車両向け48Vリチウムイオン電池パックを開発したと発表した。
マイルド・ハイブリッド車両の生産台数は、グローバルで2016年の約45万台から2023年には1280万台を越えると予想されており、特に欧州や中国では、比較的安価で燃費を改善できる技術として48Vリチウムイオン電池によるマイルド・ハイブリッドシステムが急速に普及すると見込まれているという。同社は、今後自動車メーカーへのサンプル供給を開始し、2019年度から量産するとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
日立製作所<6501.T>が続伸。同社子会社の日立オートモティブシステムズは22日に、出力密度を従来比1.25倍、エネルギー密度を従来比1.5倍に向上したマイルド・ハイブリッド車両向け48Vリチウムイオン電池パックを開発したと発表した。
マイルド・ハイブリッド車両の生産台数は、グローバルで2016年の約45万台から2023年には1280万台を越えると予想されており、特に欧州や中国では、比較的安価で燃費を改善できる技術として48Vリチウムイオン電池によるマイルド・ハイブリッドシステムが急速に普及すると見込まれているという。同社は、今後自動車メーカーへのサンプル供給を開始し、2019年度から量産するとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★13:42 凸版印刷－4日ぶり反発 二酸化塩素ガスで室内空気を消臭・除菌できる製品開発
凸版印刷<7911.T>が4日ぶり反発。同社は22日、化学製品ベンチャーのミラクス（品川区）と、簡単な作業で二酸化塩素ガスを発生させ、室内空気を消臭・除菌できる業務用消臭・除菌剤「ペポパ（室内専用）」を開発したと発表した。
同日から本格的な販売を開始する。同製品は、パッケージ内の薬剤を混ぜ合わせることで高濃度の二酸化塩素ガスを発生させ、室外で約2時間待つだけで、室内の臭いや菌を除去できる使い切りタイプの消臭・除菌剤。具体的には、二酸化塩素ガスが臭いや菌の元となる分子と反応・酸化することでそれらの構造を破壊し、タバコ臭や体臭、細菌などの消臭・除菌ができるという。同製品を導入することで室内の臭いや菌を手軽に除去できるため、宿泊施設や医療施設、不動産管理会社などの環境衛生の改善を実現できるとした。
凸版印刷<7911.T>が4日ぶり反発。同社は22日、化学製品ベンチャーのミラクス（品川区）と、簡単な作業で二酸化塩素ガスを発生させ、室内空気を消臭・除菌できる業務用消臭・除菌剤「ペポパ（室内専用）」を開発したと発表した。
同日から本格的な販売を開始する。同製品は、パッケージ内の薬剤を混ぜ合わせることで高濃度の二酸化塩素ガスを発生させ、室外で約2時間待つだけで、室内の臭いや菌を除去できる使い切りタイプの消臭・除菌剤。具体的には、二酸化塩素ガスが臭いや菌の元となる分子と反応・酸化することでそれらの構造を破壊し、タバコ臭や体臭、細菌などの消臭・除菌ができるという。同製品を導入することで室内の臭いや菌を手軽に除去できるため、宿泊施設や医療施設、不動産管理会社などの環境衛生の改善を実現できるとした。
★13:45 トリドール－いちよしがフェアバリュー引き上げ 海外M&Aを評価
トリドールホールディングス<3397.T>が大幅反発。いちよし経済研究所では、海外M&A（合併・買収）を評価。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3200円→3800円と引き上げた。
海外M&Aなどを評価して中長期利益見通しを引き上げ。スパイシー麺を主力商品とするカジュアルレストラン「譚仔雲南米線」約50店舗を運営統括するジョインテッド・ハート・ケータリング・ＨＤを買収すると発表（5月15日）。ジョインテッドの売上高は107.61億円、営業利益は17.82億円（16.3期：1香港ドル≒15.49円）。スープやトッピング、辛さをカスタマイズできることなどが香港の若者に受けており、高収益体質となっている。また、セントラルキッチンを有しており、厨房スペースが小さく、賃借料の高い場所でも出店が可能。株式取得契約は5月16日であるが、株式取得実行日は18年2月28日を予定しており、来19.3期から連結業績に寄与すると予想。
トリドールホールディングス<3397.T>が大幅反発。いちよし経済研究所では、海外M&A（合併・買収）を評価。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3200円→3800円と引き上げた。
海外M&Aなどを評価して中長期利益見通しを引き上げ。スパイシー麺を主力商品とするカジュアルレストラン「譚仔雲南米線」約50店舗を運営統括するジョインテッド・ハート・ケータリング・ＨＤを買収すると発表（5月15日）。ジョインテッドの売上高は107.61億円、営業利益は17.82億円（16.3期：1香港ドル≒15.49円）。スープやトッピング、辛さをカスタマイズできることなどが香港の若者に受けており、高収益体質となっている。また、セントラルキッチンを有しており、厨房スペースが小さく、賃借料の高い場所でも出店が可能。株式取得契約は5月16日であるが、株式取得実行日は18年2月28日を予定しており、来19.3期から連結業績に寄与すると予想。
★13:48 ナガワ－後場上げ幅拡大 株主優待制度を拡充 クオカード3000円分～15000円分贈呈へ
ナガワ<9663.T>が後場上げ幅拡大。同社は22日13時に、株主優待制度を拡充すると発表した。改定は2018年3月31日現在の株式保有状況を基準とし、保有期間、保有株式数の区分に応じて、クオカード3000円分～15000円分を贈呈する。従来は、保有期間、保有株式数の区分に応じて、クオカード2000円分～8000円分の贈呈だった。
ナガワ<9663.T>が後場上げ幅拡大。同社は22日13時に、株主優待制度を拡充すると発表した。改定は2018年3月31日現在の株式保有状況を基準とし、保有期間、保有株式数の区分に応じて、クオカード3000円分～15000円分を贈呈する。従来は、保有期間、保有株式数の区分に応じて、クオカード2000円分～8000円分の贈呈だった。
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