前場コメント No.3 Ｈ２Ｏリテイリング、三菱ＵＦＪ、テルモ、シスメックス、カルビーなど
★9:02 Ｈ２Ｏリテイリング－売り気配 野村が「Neutral」へ引き下げ 当面は先行投資が目白押し
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が売り気配。野村証券では、当面は先行投資が目白押しと判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を2100円→2000円と引き下げた。
中長期視点での新規先行投資が来19.3期に向けて目白押しである中、百貨店事業の経費予想を引き上げ、野村予想を下方修正。今18.3期会社予想に上振れ余地は残るが、来19.3期も営業利益は伸び悩む可能性が高いとした。25.3期営業利益は370億円（従来385億円）と中期目標を達成する見通しであり、DCFによる目標株価は小幅な引き下げにとどめるものの、現値とのかい離縮小もあり「Neutral」へ変更。
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が売り気配。野村証券では、当面は先行投資が目白押しと判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を2100円→2000円と引き下げた。
中長期視点での新規先行投資が来19.3期に向けて目白押しである中、百貨店事業の経費予想を引き上げ、野村予想を下方修正。今18.3期会社予想に上振れ余地は残るが、来19.3期も営業利益は伸び悩む可能性が高いとした。25.3期営業利益は370億円（従来385億円）と中期目標を達成する見通しであり、DCFによる目標株価は小幅な引き下げにとどめるものの、現値とのかい離縮小もあり「Neutral」へ変更。
★9:03 三菱ＵＦＪＦＧやトヨタ－小安い 仮想通貨「イーサリアム」技術活用目指す連合に参加
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>とトヨタ自動車<7203.T>が小安い。23日付の日経新聞朝刊で、ビットコインに次ぐ仮想通貨「イーサリアム」の技術の幅広い活用を目指す企業連合に三菱ＵＦＪＦＧやトヨタ自動車の子会社が参加すると報じられた。
イーサリアムは仮想通貨のやり取りだけでなく、所有権の移転や契約の自動執行などさまざまな企業間取引への応用が期待されており、連合に参画して標準仕様づくりに加わるという。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>とトヨタ自動車<7203.T>が小安い。23日付の日経新聞朝刊で、ビットコインに次ぐ仮想通貨「イーサリアム」の技術の幅広い活用を目指す企業連合に三菱ＵＦＪＦＧやトヨタ自動車の子会社が参加すると報じられた。
イーサリアムは仮想通貨のやり取りだけでなく、所有権の移転や契約の自動執行などさまざまな企業間取引への応用が期待されており、連合に参画して標準仕様づくりに加わるという。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
★9:03 テルモ－ＪＰモルガンが「OW」へ引き上げ 医療機器では収益環境改善が認められる
テルモ<4543.T>が4日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、シスメックスからのスイッチを推奨。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を4200円→5800円と引き上げた。
通期決算後の取材を経て、業績予想を精査し、2017～2021年度の5年予想DCFをベースにした12月までの目標株価を5800円へと引き上げ。医療機器では収益環境の改善が認められると指摘。
テルモ<4543.T>が4日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、シスメックスからのスイッチを推奨。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を4200円→5800円と引き上げた。
通期決算後の取材を経て、業績予想を精査し、2017～2021年度の5年予想DCFをベースにした12月までの目標株価を5800円へと引き上げ。医療機器では収益環境の改善が認められると指摘。
★9:03 シスメックス－ＪＰモルガンが「Neutral」へ引き下げ いったん様子見のスタンス
シスメックス<6869.T>が変わらずを挟んで4日続落。ＪＰモルガン証券では、いったん様子見のスタンスとコメント。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を8500円→6400円と引き下げた。
通期決算後の取材を経て、業績予想を精査。2017～2021年度の5年予想DCFをベースにした12月までの目標株価を6400円へと引き下げ。同社のヘマトロジー分野における圧倒的グローバルNo.1のポジショニングに揺るぎはなく、次なる成長分野（FCM事業、リキッドバイオプシーなどライフサイエンス事業、その他新規分野）への投資も方向性は正しい。しかし、中国市場における在庫問題の決着にやや時間がかかりそうなこと、同市場における成長鈍化の懸念、続く成長投資から、JPモルガンの売上高および営業利益予想を下方修正。
シスメックス<6869.T>が変わらずを挟んで4日続落。ＪＰモルガン証券では、いったん様子見のスタンスとコメント。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を8500円→6400円と引き下げた。
通期決算後の取材を経て、業績予想を精査。2017～2021年度の5年予想DCFをベースにした12月までの目標株価を6400円へと引き下げ。同社のヘマトロジー分野における圧倒的グローバルNo.1のポジショニングに揺るぎはなく、次なる成長分野（FCM事業、リキッドバイオプシーなどライフサイエンス事業、その他新規分野）への投資も方向性は正しい。しかし、中国市場における在庫問題の決着にやや時間がかかりそうなこと、同市場における成長鈍化の懸念、続く成長投資から、JPモルガンの売上高および営業利益予想を下方修正。
★9:04 カルビー－大和が「3」へ引き下げ さらなる株価上昇には成長戦略の確度アップが必要
カルビー<2229.T>が反落。大和証券では、さらなる株価上昇には成長戦略の確度アップが必要とみて、投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」と引き下げた。目標株価は4000円→4200円と引き上げた。
大和の営業利益予想は、ポテトチップスとフルグラの収益見通しの引き下げを織り込み、減額修正した。ポテトチップスは、ジャガイモ不足が解消するタイミングが下期以降にずれ込むことに加え、販売回復のための販売費の増加を見込んだもの。フルグラは、中国の輸出業者向けの販売を止め、8月の北海道工場の稼働による自社での中国越境ECの開始まで、売り上げが落ち込む見通し。
大和ではフルグラの拡販余地は国内・中国ともに大きいと考えられるが、越境ECでの展開がスムーズに進むかは不透明。18年夏には京都工場稼働による大幅な生産能力の増加が予定されており、フルグラの売上推移に注意。また、北米事業の立て直しは順調に進んできたが、いまだ回復ステージ。今後は北米以外の海外事業も含め、新たな成長ドライバーの育成が重要と考えるとした。
カルビー<2229.T>が反落。大和証券では、さらなる株価上昇には成長戦略の確度アップが必要とみて、投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」と引き下げた。目標株価は4000円→4200円と引き上げた。
大和の営業利益予想は、ポテトチップスとフルグラの収益見通しの引き下げを織り込み、減額修正した。ポテトチップスは、ジャガイモ不足が解消するタイミングが下期以降にずれ込むことに加え、販売回復のための販売費の増加を見込んだもの。フルグラは、中国の輸出業者向けの販売を止め、8月の北海道工場の稼働による自社での中国越境ECの開始まで、売り上げが落ち込む見通し。
大和ではフルグラの拡販余地は国内・中国ともに大きいと考えられるが、越境ECでの展開がスムーズに進むかは不透明。18年夏には京都工場稼働による大幅な生産能力の増加が予定されており、フルグラの売上推移に注意。また、北米事業の立て直しは順調に進んできたが、いまだ回復ステージ。今後は北米以外の海外事業も含め、新たな成長ドライバーの育成が重要と考えるとした。
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