後場コメント No.3 豊田自動織機、ＤＭＰ、平和不動産、ＮＴＴデータ、ダイビルなど
★12:38 豊田自動織機－野村が目標株価引き下げ 産業車両・コンプレッサーともに着実
豊田自動織機<6201.T>がもみ合い。野村証券では、産業車両、コンプレッサーともに着実とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は6000円→5800円と引き下げた。
買収による物流ソリューション事業の強化、カーエアコン用コンプレッサーの拡販など、中長期的な成長可能性がある点は評価が可能。一方、物流ソリューション関連の利益貢献はやや先になると予想されるほか、自動車関連事業でも費用増があり短期利益のモメンタムは他社比で見劣りする。物流ソリューションやコンプレッサーなどで中期成長確度が高まってくれば強気の投資判断に転じることも可能とした。
豊田自動織機<6201.T>がもみ合い。野村証券では、産業車両、コンプレッサーともに着実とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は6000円→5800円と引き下げた。
買収による物流ソリューション事業の強化、カーエアコン用コンプレッサーの拡販など、中長期的な成長可能性がある点は評価が可能。一方、物流ソリューション関連の利益貢献はやや先になると予想されるほか、自動車関連事業でも費用増があり短期利益のモメンタムは他社比で見劣りする。物流ソリューションやコンプレッサーなどで中期成長確度が高まってくれば強気の投資判断に転じることも可能とした。
★12:42 ＤＭＰ－後場急騰 「New ニンテンドー2DS LL」にGPUコア採用される
ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>が後場急騰。同社は23日12時30分に、任天堂<7974.T>の「New ニンテンドー2DSLL」に、同社独自技術「MAESTRO」をベースとしたGPUコアが採用されていると発表した。
これまで、ＤＭＰは「ニンテンドー3DS 」、「ニンテンドー3DS LL」などに、GPUコアを提供してきた。それらに加えて「New ニンテンドー2DS LL」にも同社の3Dグラフィックス対応のGPUコアが搭載され、ゲームコンテンツの描画機能などで使われているという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>が後場急騰。同社は23日12時30分に、任天堂<7974.T>の「New ニンテンドー2DSLL」に、同社独自技術「MAESTRO」をベースとしたGPUコアが採用されていると発表した。
これまで、ＤＭＰは「ニンテンドー3DS 」、「ニンテンドー3DS LL」などに、GPUコアを提供してきた。それらに加えて「New ニンテンドー2DS LL」にも同社の3Dグラフィックス対応のGPUコアが搭載され、ゲームコンテンツの描画機能などで使われているという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★12:43 平和不動産－野村が目標株価引き下げ 東京都の法人税減税構想を間接的に享受
平和不動産<8803.T>が3日続伸。野村証券では、東京都の法人税減税構想を間接的に享受するとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2560円→2450円と引き下げた。
決算説明会を受けて、同社が保有する資産を精査。「日本橋兜町、茅場町」の再開発は順調に進ちょくしているものの、行政との折衝などで時間がやや取られ、業績へ反映する時期が従来想定していた21.3期から22.3期へ1年ほど遅れる見通しとなったが、一方で東京都が国際金融都市構想を掲げ、フィンテックや資産運用会社を国内外から誘致するために法人事業税と法人都民税の減税の導入を検討していると日本経済新聞が報じたことに注目。野村では「日本橋兜町・茅場町」に新たに事務所を構える金融関連企業も減税の対象となる可能性が高いと見ているとし、同社が目論む月・坪当たり25000～30000円程度の賃料も期待できるようになってくると考えるとした。
平和不動産<8803.T>が3日続伸。野村証券では、東京都の法人税減税構想を間接的に享受するとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2560円→2450円と引き下げた。
決算説明会を受けて、同社が保有する資産を精査。「日本橋兜町、茅場町」の再開発は順調に進ちょくしているものの、行政との折衝などで時間がやや取られ、業績へ反映する時期が従来想定していた21.3期から22.3期へ1年ほど遅れる見通しとなったが、一方で東京都が国際金融都市構想を掲げ、フィンテックや資産運用会社を国内外から誘致するために法人事業税と法人都民税の減税の導入を検討していると日本経済新聞が報じたことに注目。野村では「日本橋兜町・茅場町」に新たに事務所を構える金融関連企業も減税の対象となる可能性が高いと見ているとし、同社が目論む月・坪当たり25000～30000円程度の賃料も期待できるようになってくると考えるとした。
★12:44 ＮＴＴデータ－反発 新技術分野/働き方改革背景に堅調な需要動向 「中立」継続
ＮＴＴデータ<9613.T>が4日ぶり反発。シティグループ証券では、新技術分野/働き方改革背景に堅調な需要動向と判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は5700円→6000円と引き上げた。
通期決算を踏まえ、今18.3期の営業利益およびEPS予想を1210億円→1220億円、277円→219円にそれぞれ修正（ガイダンスは1200億円/210円、コンセンサスは1200億円/221円）。Dell Services統合関連特別損失150億円計上などを踏まえて、主に弊社EPS見通しを減額しているが、事業自体は堅調に推移するとの見通しは変わらないとした。なお、今後5年間のEPS成長率は起点となる期の移行などから年率22％増とした。
ＮＴＴデータ<9613.T>が4日ぶり反発。シティグループ証券では、新技術分野/働き方改革背景に堅調な需要動向と判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は5700円→6000円と引き上げた。
通期決算を踏まえ、今18.3期の営業利益およびEPS予想を1210億円→1220億円、277円→219円にそれぞれ修正（ガイダンスは1200億円/210円、コンセンサスは1200億円/221円）。Dell Services統合関連特別損失150億円計上などを踏まえて、主に弊社EPS見通しを減額しているが、事業自体は堅調に推移するとの見通しは変わらないとした。なお、今後5年間のEPS成長率は起点となる期の移行などから年率22％増とした。
★12:48 ダイビル－野村が目標株価引き上げ 大阪のビル賃料は反騰へ
ダイビル<8806.T>が大幅反発。野村証券では、大阪のビル賃料は反騰へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1400円→1620円と引き上げた。
三鬼商事のデータによると、大阪のオフィス市場は16年年末の賃貸床面積219万坪に対して、需要は11年以降、毎年2万～4万坪増加する市場だった。しかし、空室率が11年ごろまでは10％を上回る水準であったこともあり、新規供給は絞られている。例えば、16年の新規供給はゼロで、16年12月末の空室率は5.24％まで改善していた。大阪では2022年春に梅田1丁目1番地で現在再開発中の「阪神百貨店跡地建て替えプロジェクト」があるものの、それまでは、ほとんどビルの供給はなく、ダイビルの説明会では今後4年間で1万～1.5万坪程度の供給しかない市場と説明された。大阪では、中小ビルがマンションやホテルへコンバージョンされることも多く、これまで継続して低下してきた賃料に反騰の可能性もでてきたと指摘。
ダイビル<8806.T>が大幅反発。野村証券では、大阪のビル賃料は反騰へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1400円→1620円と引き上げた。
三鬼商事のデータによると、大阪のオフィス市場は16年年末の賃貸床面積219万坪に対して、需要は11年以降、毎年2万～4万坪増加する市場だった。しかし、空室率が11年ごろまでは10％を上回る水準であったこともあり、新規供給は絞られている。例えば、16年の新規供給はゼロで、16年12月末の空室率は5.24％まで改善していた。大阪では2022年春に梅田1丁目1番地で現在再開発中の「阪神百貨店跡地建て替えプロジェクト」があるものの、それまでは、ほとんどビルの供給はなく、ダイビルの説明会では今後4年間で1万～1.5万坪程度の供給しかない市場と説明された。大阪では、中小ビルがマンションやホテルへコンバージョンされることも多く、これまで継続して低下してきた賃料に反騰の可能性もでてきたと指摘。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
