前場コメント No.8 島津製作所、システナ、しまむら、パイオニア、愛知製鋼など
★9:14 ＨＩＳ－続落 台湾のグリーンワールドホテルグループを子会社化
エイチ・アイ・エス<9603.T>が続落。同社は5月23日の大引け後に、グループ会社のＨ.Ｉ.Ｓ.ホテルホールディングス（東京都新宿区）が、台湾最大のホテルチェーンであるグリーンワールドホテルグループ（台北市）を子会社化したと発表した。
第三者割当増資による新株発行に関し、同日に払込手続きを完了したもの。今後、ＨＩＳホテルが台北市内に立地する16軒のホテルの経営管理を行う。なお、そのうち1軒を「変なホテル」へと改装し、「変なホテル」の海外進出の足がかりを作ることを計画しているとした。
エイチ・アイ・エス<9603.T>が続落。同社は5月23日の大引け後に、グループ会社のＨ.Ｉ.Ｓ.ホテルホールディングス（東京都新宿区）が、台湾最大のホテルチェーンであるグリーンワールドホテルグループ（台北市）を子会社化したと発表した。
第三者割当増資による新株発行に関し、同日に払込手続きを完了したもの。今後、ＨＩＳホテルが台北市内に立地する16軒のホテルの経営管理を行う。なお、そのうち1軒を「変なホテル」へと改装し、「変なホテル」の海外進出の足がかりを作ることを計画しているとした。
★9:14 島津製作所－みずほが目標株価引き上げ 計測機器堅調も株価は妥当水準
島津製作所<7701.T>が3日続伸。みずほ証券では、計測機器堅調に加え、ペインマネジメント向け需要回復も好印象だが、株価は妥当水準と判断。投資判断「中立」を継続した。目標株価は1800円→2080円と引き上げた。
主力事業である計測機器は、景気変動の影響を受け難い官公需や製薬業界などでの研究開発投資を享受し、相対的に安定成長を期待できるという従来からの見方は不変。前17.3期4Q実績では、株式市場の一部で再評価のカタリストとして注目されてきた米ペインマネジメント分野への計測機器需要回復が確認されたことも追い風とみるとした。一方、高分子医薬品開発向け需要取り込みが期待される新製品投入（高分解能を有する質量分析計）は1年程度遅れるもようであることや、投資指標面に特段の割安感はないと判断。
島津製作所<7701.T>が3日続伸。みずほ証券では、計測機器堅調に加え、ペインマネジメント向け需要回復も好印象だが、株価は妥当水準と判断。投資判断「中立」を継続した。目標株価は1800円→2080円と引き上げた。
主力事業である計測機器は、景気変動の影響を受け難い官公需や製薬業界などでの研究開発投資を享受し、相対的に安定成長を期待できるという従来からの見方は不変。前17.3期4Q実績では、株式市場の一部で再評価のカタリストとして注目されてきた米ペインマネジメント分野への計測機器需要回復が確認されたことも追い風とみるとした。一方、高分子医薬品開発向け需要取り込みが期待される新製品投入（高分解能を有する質量分析計）は1年程度遅れるもようであることや、投資指標面に特段の割安感はないと判断。
★9:14 システナ－大和が目標株価引き上げ 需要旺盛・採用好調で17年度も2ケタ増益継続へ
システナ<2317.T>が3日続伸。大和証券では、需要旺盛・採用好調で17年度も2ケタ増益が続くと判断。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1850円→2400円と引き上げた。
前17.3期実績は8.3％増収、16.4％営業増益。今18.3期大和予想を上方修正し、6.8％増収・20.8％営業増益を見込むとした。目標株価は高成長な受託開発系中堅SIの標準的PERを適用して算出。
システナ<2317.T>が3日続伸。大和証券では、需要旺盛・採用好調で17年度も2ケタ増益が続くと判断。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1850円→2400円と引き上げた。
前17.3期実績は8.3％増収、16.4％営業増益。今18.3期大和予想を上方修正し、6.8％増収・20.8％営業増益を見込むとした。目標株価は高成長な受託開発系中堅SIの標準的PERを適用して算出。
★9:15 しまむら－急落 5月度既存店5％減収 客単価4％低下
しまむら<8227.T>が急落。同社は23日、「ファッションセンターしまむら」の5月度（20日締め）の既存店売上高が前年同月比4.5％減（4月は3.0％減）だったと発表した。客数が0.8％増（同前年並み）、客単価は3.7％低下（同1.5％低下）した。
5月度はテレビCMを3回放映（素肌涼やかデニム＆パンツ、スウェッターズ、クロッシースポーツ）し、コア商品の販促を強化したが、婦人カットソーや寝具・インテリアなどの販売が伸び悩み、売り上げは前年実績を下回ったとした。
しまむら<8227.T>が急落。同社は23日、「ファッションセンターしまむら」の5月度（20日締め）の既存店売上高が前年同月比4.5％減（4月は3.0％減）だったと発表した。客数が0.8％増（同前年並み）、客単価は3.7％低下（同1.5％低下）した。
5月度はテレビCMを3回放映（素肌涼やかデニム＆パンツ、スウェッターズ、クロッシースポーツ）し、コア商品の販促を強化したが、婦人カットソーや寝具・インテリアなどの販売が伸び悩み、売り上げは前年実績を下回ったとした。
★9:17 パイオニア－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 利益予想は上方修正
パイオニア<6773.T>が小動き。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、利益予想は上方修正するとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は230円→220円と引き下げた。
エクイティストーリーは「成長戦略の具体化待ち」で従来通り。OEM（相手先ブランドでの製造）事業では大型案件が今後の業績をけん引する見込みで、来19.3期から徐々に収益貢献が拡大すると予想。市販事業では、新興国市場の回復やナビのモデルチェンジ（国内向け）、オーディオの新製品導入（北米、ASEAN向け）などが期待可能。しかし、過去3年間マイナス成長が続く市販の回復は限定的と判断。
パイオニア<6773.T>が小動き。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、利益予想は上方修正するとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は230円→220円と引き下げた。
エクイティストーリーは「成長戦略の具体化待ち」で従来通り。OEM（相手先ブランドでの製造）事業では大型案件が今後の業績をけん引する見込みで、来19.3期から徐々に収益貢献が拡大すると予想。市販事業では、新興国市場の回復やナビのモデルチェンジ（国内向け）、オーディオの新製品導入（北米、ASEAN向け）などが期待可能。しかし、過去3年間マイナス成長が続く市販の回復は限定的と判断。
★9:19 愛知製鋼－反発 中国鍛造子会社にてクランクシャフト用5000トン全自動鍛造プレスライン竣工
愛知製鋼<5482.T>が反発。同社は23日に、中国鍛造子会社である上海愛知鍛造が、中国国内の同社工場内にクランクシャフト用5000トン全自動鍛造プレスラインを新設したと発表した。
世界各国をはじめ、特に中国では、環境規制を背景に、エンジンの小型化、高出力化への要求が高まり、クランクシャフトの高強度軽量化の動きが拡大しているという。これにより、鋳造品に比べ、高強度化が可能な鍛造品への切り替え需要が見込まれることから、今回新たに5000トン全自動鍛造プレスラインを導入し、クランクシャフトの生産能力を4割、生産性を約2倍向上させるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
愛知製鋼<5482.T>が反発。同社は23日に、中国鍛造子会社である上海愛知鍛造が、中国国内の同社工場内にクランクシャフト用5000トン全自動鍛造プレスラインを新設したと発表した。
世界各国をはじめ、特に中国では、環境規制を背景に、エンジンの小型化、高出力化への要求が高まり、クランクシャフトの高強度軽量化の動きが拡大しているという。これにより、鋳造品に比べ、高強度化が可能な鍛造品への切り替え需要が見込まれることから、今回新たに5000トン全自動鍛造プレスラインを導入し、クランクシャフトの生産能力を4割、生産性を約2倍向上させるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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