前場コメント No.13 ニチレイ、清水建設、みらか、コーエーテクモ、ＮＴＮなど
★9:53 大黒屋ＨＤ－続伸 中国ＣＩＴＩＣと資本業務提携関係の強化に向けた覚書締結
大黒屋ホールディングス<6993.T>が続伸。同社は23日に、中国にてブランド中古品買い取り販売事業に係る合弁会社を共同で運営している中国ＣＩＴＩＣとの間で、資本業務提携関係の強化に向けて、覚書を締結すると発表した。
覚書において、大黒屋ＨＤの100％子会社であるエスビーオーに現在大黒屋ＨＤが子会社の大黒屋グローバルホールディングを通じて保有する国内および英国の事業を統合し、ＣＩＴＩＣがエスビーオーに30％資本参加する方針について基本合意した。これは、エスビーオーにてグローバル展開をしていくことを目的としているという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
大黒屋ホールディングス<6993.T>が続伸。同社は23日に、中国にてブランド中古品買い取り販売事業に係る合弁会社を共同で運営している中国ＣＩＴＩＣとの間で、資本業務提携関係の強化に向けて、覚書を締結すると発表した。
覚書において、大黒屋ＨＤの100％子会社であるエスビーオーに現在大黒屋ＨＤが子会社の大黒屋グローバルホールディングを通じて保有する国内および英国の事業を統合し、ＣＩＴＩＣがエスビーオーに30％資本参加する方針について基本合意した。これは、エスビーオーにてグローバル展開をしていくことを目的としているという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★9:57 ニチレイ－野村が目標株価引き上げ 加工食品をけん引役に安定成長を予想
ニチレイ<2871.T>が8日続伸。野村証券では、加工食品をけん引役に安定成長を予想。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2600円→3200円と引き上げた。
生産体制の見直し、製販連携、主力商品への販売集中などを通じて加工食品事業の収益性改善が目覚ましい。これら一連の効果は前17.3期に大幅な増益要因となったが、今18.3期以降、その効果は継続するも増益率はやや鈍化する見通し。
今18.3期営業利益は前期比5％増益の308億円と予想。加工食品事業がけん引役。冷凍チャーハンの売上計画のハードルは高いが、3月に発売した冷凍唐揚げ「特から」が販売好調なうえ、冷凍惣菜も販売を押し上げる見込み。
ニチレイ<2871.T>が8日続伸。野村証券では、加工食品をけん引役に安定成長を予想。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2600円→3200円と引き上げた。
生産体制の見直し、製販連携、主力商品への販売集中などを通じて加工食品事業の収益性改善が目覚ましい。これら一連の効果は前17.3期に大幅な増益要因となったが、今18.3期以降、その効果は継続するも増益率はやや鈍化する見通し。
今18.3期営業利益は前期比5％増益の308億円と予想。加工食品事業がけん引役。冷凍チャーハンの売上計画のハードルは高いが、3月に発売した冷凍唐揚げ「特から」が販売好調なうえ、冷凍惣菜も販売を押し上げる見込み。
★9:59 清水建－7日ぶり反発 除染土受け入れる貯蔵施設で前処理開始
清水建設<1803.T>が7日ぶり反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が今夏、福島県大熊町で除染土を受け入れる中間貯蔵施設で、土の前処理を始めると報じられた。
安全でスムーズな作業を目指し、土のう袋を水で破いたり、粘り気のある土を砂状に改質したりする技術を採用するという。国の計画で中間貯蔵施設は同県双葉町を含めてこれから建設が進むため、同社は技術を生かして案件獲得を目指すとされる。今後の業績への貢献が期待され、株価は上昇している。
清水建設<1803.T>が7日ぶり反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が今夏、福島県大熊町で除染土を受け入れる中間貯蔵施設で、土の前処理を始めると報じられた。
安全でスムーズな作業を目指し、土のう袋を水で破いたり、粘り気のある土を砂状に改質したりする技術を採用するという。国の計画で中間貯蔵施設は同県双葉町を含めてこれから建設が進むため、同社は技術を生かして案件獲得を目指すとされる。今後の業績への貢献が期待され、株価は上昇している。
★10:02 みらかＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 経営方針の大幅変更で依然不透明
みらかホールディングス<4544.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、経営方針の大幅変更で、積極投資が実を結ぶかどうかは依然不透明と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5120円→4760円と引き下げた。
大規模な先行投資、大病院における患者数の伸び悩み、米国受託臨床検査事業での単価下落などを反映し、今18.3期および来19.3期業績予想を下方修正。
同社は5月11日に新中期経営計画「Transform! 2020」を発表したが、先行投資負担や市場環境悪化から達成は困難と予想。同社の主力顧客である急性期病院では、2017年より病床再編が本格化すると考えるため、厳しい市場環境下で費用増をこなしての営業利益成長は困難と想定。株価上昇のカタリストは当面不在となる見込み。
みらかホールディングス<4544.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、経営方針の大幅変更で、積極投資が実を結ぶかどうかは依然不透明と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5120円→4760円と引き下げた。
大規模な先行投資、大病院における患者数の伸び悩み、米国受託臨床検査事業での単価下落などを反映し、今18.3期および来19.3期業績予想を下方修正。
同社は5月11日に新中期経営計画「Transform! 2020」を発表したが、先行投資負担や市場環境悪化から達成は困難と予想。同社の主力顧客である急性期病院では、2017年より病床再編が本格化すると考えるため、厳しい市場環境下で費用増をこなしての営業利益成長は困難と想定。株価上昇のカタリストは当面不在となる見込み。
★10:06 コーエーテクモ－反発 「真・三國無双 斬」 600万ダウンロード突破
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が反発。同社傘下のコーエーテクモゲームスは23日に、「真・三國無双7」のIPを元に、 台湾のＸＰＥＣ社が開発し、 韓国のＮＥＸＯＮ社が展開する、 新作スマホ向けアプリ「真・三國無双 斬」が600万ダウンロードを突破したと発表した。
「真・三國無双 斬」は、日本、中国を除く139地域にて3月30日に配信開始されて以降、 スマホで味わえる一騎当千の爽快感がゲームファンの心を捉え、サービス開始から1日で100万、 3日で200万、そして5月20日には600万ダウンロードを突破したという。なお、日本でもサービスを予定している。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が反発。同社傘下のコーエーテクモゲームスは23日に、「真・三國無双7」のIPを元に、 台湾のＸＰＥＣ社が開発し、 韓国のＮＥＸＯＮ社が展開する、 新作スマホ向けアプリ「真・三國無双 斬」が600万ダウンロードを突破したと発表した。
「真・三國無双 斬」は、日本、中国を除く139地域にて3月30日に配信開始されて以降、 スマホで味わえる一騎当千の爽快感がゲームファンの心を捉え、サービス開始から1日で100万、 3日で200万、そして5月20日には600万ダウンロードを突破したという。なお、日本でもサービスを予定している。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:13 ＮＴＮ－反発 低トルクで長寿命な車用軸受けを開発
ＮＴＮ<6472.T>が反発。24日付の日刊工業新聞で、同社が低トルクで長寿命な自動車とトランスミッション用軸受け「超低フリクションシール付玉軸受」を開発したと報じられた。
シール材の形状工夫でギア摩耗粉といった寿命を低下させる異物の軸受け内部侵入を防ぎつつ、低トルク性能はシール無しタイプ軸受けと同等にしたという。価格は従来の接触タイプシール付き軸受けと同水準を見込むとされる。24日から提案活動を始め、2020年に量産し、25年に年25億円の販売を狙うもよう。
ＮＴＮ<6472.T>が反発。24日付の日刊工業新聞で、同社が低トルクで長寿命な自動車とトランスミッション用軸受け「超低フリクションシール付玉軸受」を開発したと報じられた。
シール材の形状工夫でギア摩耗粉といった寿命を低下させる異物の軸受け内部侵入を防ぎつつ、低トルク性能はシール無しタイプ軸受けと同等にしたという。価格は従来の接触タイプシール付き軸受けと同水準を見込むとされる。24日から提案活動を始め、2020年に量産し、25年に年25億円の販売を狙うもよう。
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