前場コメント No.17 イード、日立化成、エンバイオ、トプコン、オリンパスなど
★10:44 東芝-急騰 米WDが2兆円の買収提案 東芝メモリ巡り
東芝<6502.T>が急騰。一部メディアで、同社が売却手続きを進めている半導体子会社「東芝メモリ」を巡り、米ウエスタン・デジタル(WD)が総額2兆円の買収提案をしていることが分かったと報じられ、材料視されている。
東芝<6502.T>が急騰。一部メディアで、同社が売却手続きを進めている半導体子会社「東芝メモリ」を巡り、米ウエスタン・デジタル(WD)が総額2兆円の買収提案をしていることが分かったと報じられ、材料視されている。
★10:47 イード-反発 「運用型エディトリアルアド」を提供開始
イード<6038.T>が反発。同社は23日、保有するオーディエンスデータや記事閲覧データを活用し、運用しながら改善し広告効果の最大化を図るエディトリアルアド「運用型エディトリアルアド」を開発・提供すると発表した。
「運用型エディトリアルアド」は、同社のデータ・マネジメント・プラットフォームをオプトグループのグルーバーが提供する記事の閲覧データを可視化する「TRIVER」と連携することで実現したという。
イード<6038.T>が反発。同社は23日、保有するオーディエンスデータや記事閲覧データを活用し、運用しながら改善し広告効果の最大化を図るエディトリアルアド「運用型エディトリアルアド」を開発・提供すると発表した。
「運用型エディトリアルアド」は、同社のデータ・マネジメント・プラットフォームをオプトグループのグルーバーが提供する記事の閲覧データを可視化する「TRIVER」と連携することで実現したという。
★10:48 日立化成-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 先端部品・システム計画はチャレンジング
日立化成<4217.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、負極材にアップサイドはあるが、先端部品・システムの計画はチャレンジングとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2650円→2780円と引き上げた。
業績予想は従来から小幅の修正。今18.3期会社計画営業利益は、全体としてはほぼ三菱UFJMS並みだが、機能材料部門に含まれるLiB負極材にはアップサイド余地がある一方、先端部品・システムの計画はチャレンジングととらえているとした。
LiB負極材については、今18.3期会社計画売上高の伸び率は前年比+23%だが、三菱UFJMSでは35%強の伸びを予想。会社計画とは、EV向け需要の見方が異なっていると推測するとした。
日立化成<4217.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、負極材にアップサイドはあるが、先端部品・システムの計画はチャレンジングとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2650円→2780円と引き上げた。
業績予想は従来から小幅の修正。今18.3期会社計画営業利益は、全体としてはほぼ三菱UFJMS並みだが、機能材料部門に含まれるLiB負極材にはアップサイド余地がある一方、先端部品・システムの計画はチャレンジングととらえているとした。
LiB負極材については、今18.3期会社計画売上高の伸び率は前年比+23%だが、三菱UFJMSでは35%強の伸びを予想。会社計画とは、EV向け需要の見方が異なっていると推測するとした。
★10:49 エンバイオ-急騰 子会社が土壌汚染浄化に有効な微生物発見 ゲノム配列解読に成功
エンバイオ・ホールディングス<6092.T>が急騰。23日に、東京農工大学は、エンバイオの子会社のアイ・エス・ソリューション、沖縄綜合科学研究所(現先端医療開発沖綜研ゲノム解析室)、製品評価技術基盤機構、ADEKA<4401.T>と共同で、塩素化エチレン類をエチレンまで完全に脱塩素化する能力を有する新規の微生物を単離し、その全ゲノム配列を完全に解読することに成功したと発表した。
本菌単独では増殖が極めて遅いが、他の微生物との混合培養系が高い塩素化エチレン類脱塩素化能を有することから、実用化が期待されるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
エンバイオ・ホールディングス<6092.T>が急騰。23日に、東京農工大学は、エンバイオの子会社のアイ・エス・ソリューション、沖縄綜合科学研究所(現先端医療開発沖綜研ゲノム解析室)、製品評価技術基盤機構、ADEKA<4401.T>と共同で、塩素化エチレン類をエチレンまで完全に脱塩素化する能力を有する新規の微生物を単離し、その全ゲノム配列を完全に解読することに成功したと発表した。
本菌単独では増殖が極めて遅いが、他の微生物との混合培養系が高い塩素化エチレン類脱塩素化能を有することから、実用化が期待されるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:51 トプコン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 業績は会社計画線で推移
トプコン<7732.T>が6日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業績は会社計画線で推移も、アイケアは先行投資で成長は鈍化するとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1900円→2000円と引き上げた。
営業利益予想を見直し。全社の変更は小幅にとどめるとしたが、ポジショニングとスマートインフラの見通しを引き上げ、アイケアの見通しを引き下げるとした。ポジショニングとスマートインフラは市場環境は想定よりも安定的で、新製品効果も業績をけん引している。アイケアは、日本と欧州での価格競争加速の影響もあり業績は弱いことに加え、先行投資を積極的に行う方針を明確にしたことで、今18.3期以降の利益成長のスピードは鈍化する見通しとした。
トプコン<7732.T>が6日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業績は会社計画線で推移も、アイケアは先行投資で成長は鈍化するとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1900円→2000円と引き上げた。
営業利益予想を見直し。全社の変更は小幅にとどめるとしたが、ポジショニングとスマートインフラの見通しを引き上げ、アイケアの見通しを引き下げるとした。ポジショニングとスマートインフラは市場環境は想定よりも安定的で、新製品効果も業績をけん引している。アイケアは、日本と欧州での価格競争加速の影響もあり業績は弱いことに加え、先行投資を積極的に行う方針を明確にしたことで、今18.3期以降の利益成長のスピードは鈍化する見通しとした。
★10:54 オリンパス-SMBC日興が目標株価引き下げ 市場の不安感を取り除くことが必要
オリンパス<7733.T>が変わらずを挟んで3日続伸。SMBC日興証券では、中長期成長力はあるが、市場の不安感を取り除くことが必要とコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は5700円→5300円と引き下げた。
前17.3期実績を踏まえ、業績予想を変更。ただし、消化器内視鏡は検査数の増加や、治療の拡大で安定成長は可能との見方は変わらないとした。競争力のある新製品投入で外科や処置具でのシェア拡大も引き続き可能と見て、投資評価「1」は継続。
株価は前17.3期実績や今18.3期の保守的なガイダンスから、同社(特に消化器内視鏡)の成長性への不安感が強まり低調に推移しているとみられる。株価再評価には、同社の市場とのコミュニケーション改善、消化器内視鏡の安定成長の確認、外科内視鏡におけるシェア拡大が必要とした。
オリンパス<7733.T>が変わらずを挟んで3日続伸。SMBC日興証券では、中長期成長力はあるが、市場の不安感を取り除くことが必要とコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は5700円→5300円と引き下げた。
前17.3期実績を踏まえ、業績予想を変更。ただし、消化器内視鏡は検査数の増加や、治療の拡大で安定成長は可能との見方は変わらないとした。競争力のある新製品投入で外科や処置具でのシェア拡大も引き続き可能と見て、投資評価「1」は継続。
株価は前17.3期実績や今18.3期の保守的なガイダンスから、同社(特に消化器内視鏡)の成長性への不安感が強まり低調に推移しているとみられる。株価再評価には、同社の市場とのコミュニケーション改善、消化器内視鏡の安定成長の確認、外科内視鏡におけるシェア拡大が必要とした。
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