前場コメント No.9 インテージ、雪印メグミルク、ヤフー、エボラブル、オープンハウスなど

2017/05/25(木) 11:30
★9:28  インテージ-大和が新規「3」 消費行動と広告接触を一体調査するi-SSPに期待
 インテージホールディングス<4326.T>が4日ぶり反落。大和証券では、消費行動と広告接触を一体調査するi-SSPに期待。投資判断「3(中立)」、目標株価2350円として、新規カバレッジを開始した。最大の強みは、消費者および小売店双方に有するパネル調査網。i-SSPの営業利益寄与は中期的に約20億円超と試算。市場の成長余地は大きく、今後に期待。

★9:29  雪印メグミルク-大和が目標株価引き上げ 新中計は物足りないがガセリ菌の好調は続く
 雪印メグミルク<2270.T>が4日続伸。大和証券では、新中計は物足りないが、ガセリ菌の好調は続いていると判断。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は3300円→3600円と引き上げた。「ガセリ菌SP株」を中心とした収益改善は続く。新中計の目標値は物足りない水準とした。

★9:31  ヤフー-3日続伸 ネット広告取引の新システム「ヤフー!アドエクスチェンジ」開発
 ヤフー<4689.T>が変わらずを挟み3日続伸。25日付の日経産業新聞で、同社がインターネット広告取引の新システム「ヤフー!アドエクスチェンジ」を開発し、運用を始めたと報じられた。
 広告を出したい企業は広告を見せたい人の年齢・性別や嗜好などを、広告媒体を持つ企業はサイトを訪れる人のデータなどをそれぞれ登録するという。条件を提示した複数の候補から、最も条件に近い企業同士を自動的にマッチングさせる仕組みとされる。今後の業績への貢献が期待され、株価は上昇している。

★9:32  コスモエネルギー-みずほが目標株価引き下げ 事業基盤は着実に強化されている
 コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が反落。みずほ証券では、財務体質改善は道半ばだが、事業基盤は着実に強化されていると判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1900円→1850円と引き下げた。
 決算内容などを踏まえて、業績予想を見直し。株価下落で割安感が出てきている状況ではあるものの、CFおよび財務体質改善は引き続き道半ばであることを踏まえ、「中立」判断を継続。ただし、2017年度は年央にヘイル油田生産開始が見込まれ、2018年度に向けて石油開発事業の利益が拡大基調にある点や、課題だった製油所の安定稼働については千葉製油所での2年ロングランで稼働率向上を実現している点など、事業基盤は強化されていることに注目する必要があるとした。

★9:33  エボラブル-エースが「強気」継続 ここから下押しする場面があれば狙い目
 エボラブルアジア<6191.T>が続伸。エース経済研究所では、ここから下押しする場面があれば狙い目とし、長期スタンスでのぞみたいとコメント。投資判断「強気」、目標株価4500円を継続した。
 今17.9期2Q累計決算は、下期以降の事業拡大に向けての準備や1部上場費用などを吸収、2Q累計として過去最高の取扱高、売上高、営業利益を達成。直販比率も上昇。通期では事業拡大や「国内航空券と言えばエボラブルアジア」となるよう知名度の向上などに向けて広告宣伝費が10億円増加する見込みだが、62%営業増益を計画。

★9:40  オープンハウス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 戸建ての好調が続く
 オープンハウス<3288.T>が5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、戸建ての好調が続いており、営業利益予想を上方修正。投資判断「Buy」を継続、目標株価を3990円→4550円と引き上げた。
 今17.9期上期営業利益は182億円(前年同期比20%増)、通期計画に対して52%進ちょくと好調。主力の戸建ては拠点拡大により販売棟数を伸ばし、粗利益率も高水準をキープしている。収益不動産は、前年同期の反動減で粗利益率が低下したが、増収により営業利益は同微増と確保した。たな卸資産の上積み、名古屋など5拠点開設効果により下期以降も好調が続くとみて、今17.9期以降の営業利益予想を増額。


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