前場コメント No.7 神戸物産、モノタロウ、ツムラ、フィスコ、一蔵など
★9:11 神戸物産－5日続伸 4月個別売上高2.9％増 既存店売上高は0.3％減
神戸物産<3038.T>が変わらず挟み5日続伸。同社は25日、月次IRニュースで4月度の個別売上高が前年同月比2.9％増の195.8億円だったと発表した。3月の同9.8％増から悪化した。
商品出荷実績として既存店売上高は0.3％減、全店では5.5％増となった。主力商品の一つである「ブラジル産鳥もも肉」が、原料不足などのメーカー事情により品薄となり、十分に供給できなかったことによる販売機会の損失などが影響し、既存店売上高は前年実績を下回る結果となった。
「業務スーパー」の店舗数は、出店が9店舗、退店が3店舗あり、総店舗数は763店舗となった。
神戸物産<3038.T>が変わらず挟み5日続伸。同社は25日、月次IRニュースで4月度の個別売上高が前年同月比2.9％増の195.8億円だったと発表した。3月の同9.8％増から悪化した。
商品出荷実績として既存店売上高は0.3％減、全店では5.5％増となった。主力商品の一つである「ブラジル産鳥もも肉」が、原料不足などのメーカー事情により品薄となり、十分に供給できなかったことによる販売機会の損失などが影響し、既存店売上高は前年実績を下回る結果となった。
「業務スーパー」の店舗数は、出店が9店舗、退店が3店舗あり、総店舗数は763店舗となった。
★9:13 モノタロウ－ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ 目標株価に近づく
ＭｏｎｏｔａＲＯ<3064.T>が変わらずを挟んで続落。ジェフリーズ証券では、目標株価に近づいたため、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は3900円→4000円と引き上げた。
1月31日以来、株価は50％超上昇し、目標株価に到達した。ロボットを導入した笠間ディストリビューションセンターは本格稼働し始めたばかりで、同社は早ければ第3四半期にも全体的な作業効率が改善すると予想している。加えて、月次売上高は成長率が回復し、再び前年同月比20％超の増加を示している。これらの好材料はすでにバリュエーションに反映されていると判断。
ＭｏｎｏｔａＲＯ<3064.T>が変わらずを挟んで続落。ジェフリーズ証券では、目標株価に近づいたため、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は3900円→4000円と引き上げた。
1月31日以来、株価は50％超上昇し、目標株価に到達した。ロボットを導入した笠間ディストリビューションセンターは本格稼働し始めたばかりで、同社は早ければ第3四半期にも全体的な作業効率が改善すると予想している。加えて、月次売上高は成長率が回復し、再び前年同月比20％超の増加を示している。これらの好材料はすでにバリュエーションに反映されていると判断。
★9:17 ツムラ－ＣＳが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
ツムラ<4540.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、業績予想を上方修正。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は3300円→4000円と引き上げた。
今18.3期計画（前年同期比5％増収、同10％営業増益）はポジティブサプライズ。同社は中国で漢方薬の原料生薬の市況上昇が始まった2012年以降、原料高による売上高原価率の上昇（12.3期31.4％→17.3期43.0％）から不可抗力的な減益を余儀なくされてきた。原価率の上昇は18.3期～19.3期がピークと想定していたが、18.3期は円高による輸入価格の低下に加えて、薬価改定がないことで原価率は42％台半ばに低下する見通し。売上高も営業体制のテコ入れやエビデンスの確立によって育薬5処方を中心に伸長し、5期ぶりに5％台の増収率が見込まれる。ＣＳでは医療用漢方薬のポテンシャルを高く評価しているとし、最大手の同社は常に有望銘柄として注目。しかし、株価はすでに上昇したため、現水準からの買い推奨は難しいと判断。
ツムラ<4540.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、業績予想を上方修正。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は3300円→4000円と引き上げた。
今18.3期計画（前年同期比5％増収、同10％営業増益）はポジティブサプライズ。同社は中国で漢方薬の原料生薬の市況上昇が始まった2012年以降、原料高による売上高原価率の上昇（12.3期31.4％→17.3期43.0％）から不可抗力的な減益を余儀なくされてきた。原価率の上昇は18.3期～19.3期がピークと想定していたが、18.3期は円高による輸入価格の低下に加えて、薬価改定がないことで原価率は42％台半ばに低下する見通し。売上高も営業体制のテコ入れやエビデンスの確立によって育薬5処方を中心に伸長し、5期ぶりに5％台の増収率が見込まれる。ＣＳでは医療用漢方薬のポテンシャルを高く評価しているとし、最大手の同社は常に有望銘柄として注目。しかし、株価はすでに上昇したため、現水準からの買い推奨は難しいと判断。
★9:18 フィスコ－大幅に3日続伸 今期最終益を上方修正 カイカ株売却で
フィスコ<3807.T>が大幅に3日続伸。同社は25日、17.12期通期の連結最終利益予想を従来の4.1億円から5.5億円（前期は11.9億円の赤字）へと引き上げると発表した。
同社の持分法適用関連会社であるカイカ<2315.T>の株式の一部譲渡で、特別利益を計上する。
フィスコ<3807.T>が大幅に3日続伸。同社は25日、17.12期通期の連結最終利益予想を従来の4.1億円から5.5億円（前期は11.9億円の赤字）へと引き上げると発表した。
同社の持分法適用関連会社であるカイカ<2315.T>の株式の一部譲渡で、特別利益を計上する。
★9:22 ＮＳＳＯＬ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 18.3期も崩れそうで崩れない業績を予想
新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、今18.3期も崩れそうで崩れない業績を予想。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2600円→2700円と引き上げた。
今18.3期も同社の事業と業績は順調に推移すると予想されること、株式市場では日本のITサービス需要が成長する見通しが浸透してセクター全体の株価評価が高まりやすくなっている傾向などを考慮。
今後の期待は、親会社の新日鉄住金の子会社となった日新製鋼が挙げられる。新日鉄住金と日新製鋼がシステムを統合することになれば、同社がシステム業務を人員ごと引き受ける可能性がある。その場合の売上高は50億円程度、利益率は同社の平均程度と想定。
新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、今18.3期も崩れそうで崩れない業績を予想。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2600円→2700円と引き上げた。
今18.3期も同社の事業と業績は順調に推移すると予想されること、株式市場では日本のITサービス需要が成長する見通しが浸透してセクター全体の株価評価が高まりやすくなっている傾向などを考慮。
今後の期待は、親会社の新日鉄住金の子会社となった日新製鋼が挙げられる。新日鉄住金と日新製鋼がシステムを統合することになれば、同社がシステム業務を人員ごと引き受ける可能性がある。その場合の売上高は50億円程度、利益率は同社の平均程度と想定。
★9:26 一蔵－ＴＩＷが「2+」継続 京都きもの学院の子会社化効果は大きい
一蔵<6186.T>がもみ合い。投資情報会社のＴＩＷでは、京都きもの学院を子会社化した効果は大きいとみて、投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
前17.3期の増収は和装事業の貢献であり、和装事業14億円の増収のうち7億円が京都きもの学院の貢献。今18.3期は和装事業、ウェディング事業ともに増収増益の予想。和装事業については主に催事回数を増やすこと、ウェディング事業は主に買収した式場分の上乗せによって達成する計画であると注目。成長基調に変化はないとの見方を示した。
一蔵<6186.T>がもみ合い。投資情報会社のＴＩＷでは、京都きもの学院を子会社化した効果は大きいとみて、投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
前17.3期の増収は和装事業の貢献であり、和装事業14億円の増収のうち7億円が京都きもの学院の貢献。今18.3期は和装事業、ウェディング事業ともに増収増益の予想。和装事業については主に催事回数を増やすこと、ウェディング事業は主に買収した式場分の上乗せによって達成する計画であると注目。成長基調に変化はないとの見方を示した。
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