前場コメント No.8 サイバーリンクス、日本電気硝子、野村総研、帝人、ＳＵＢＡＲＵなど
★9:26 サイバーリンクス－ストップ高買い気配 ドコモと画像認識ソリューションで協業 2017年度実用化へ
サイバーリンクス<3683.T>がストップ高買い気配。同社は25日にＮＴＴドコモ<9437.T>と画像認識AIを活用した「画像認識ソリューション」において共同で実証実験を行うと発表した。
「画像認識ソリューション」は、ドコモのAI技術を活用した画像認識エンジンと、サイバーリンクスの商品画像データベース（Mdb）を組み合わせ、スマホなどで売場（商品陳列棚）を撮影するだけで、写り込んだ複数の商品を検出し、それぞれの商品が何に該当するかを認識し、特定できる技術という。流通業界向けに2017年度内の実用化を目指すとしている。
サイバーリンクス<3683.T>がストップ高買い気配。同社は25日にＮＴＴドコモ<9437.T>と画像認識AIを活用した「画像認識ソリューション」において共同で実証実験を行うと発表した。
「画像認識ソリューション」は、ドコモのAI技術を活用した画像認識エンジンと、サイバーリンクスの商品画像データベース（Mdb）を組み合わせ、スマホなどで売場（商品陳列棚）を撮影するだけで、写り込んだ複数の商品を検出し、それぞれの商品が何に該当するかを認識し、特定できる技術という。流通業界向けに2017年度内の実用化を目指すとしている。
★9:29 日本電気硝子－みずほが目標株価引き上げ 株価関連指標面での割高感は拭えず
日本電気硝子<5214.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、会社計画比で大幅上振れの可能性はあるが、ROEは4％未満で株価関連指標面での割高感は拭えないと判断。投資判断「アンダーパフォーム」を継続した。目標株価は600円→650円と引き上げた。
ガラスファイバーを主体としたサプライズのある滑り出しを踏まえ、今17.12期営業利益予想を300億円に引き上げ、会社計画比60億円の上振れと予想。今17.12期の液晶用基板ガラスの増益転換は一時的な費用減によるところが大きく、来18.12期以降は減益基調に戻る見込み。17年後半以降は、LCDパネルの需給軟化が意識されやすくなってくることも、株価にはネガティブ。電子・情報、機能材料・その他の2分類の売上高開示のみでは、ファンダメンタルズの把握は難しいとし、情報開示の充実を切望するとコメント。
日本電気硝子<5214.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、会社計画比で大幅上振れの可能性はあるが、ROEは4％未満で株価関連指標面での割高感は拭えないと判断。投資判断「アンダーパフォーム」を継続した。目標株価は600円→650円と引き上げた。
ガラスファイバーを主体としたサプライズのある滑り出しを踏まえ、今17.12期営業利益予想を300億円に引き上げ、会社計画比60億円の上振れと予想。今17.12期の液晶用基板ガラスの増益転換は一時的な費用減によるところが大きく、来18.12期以降は減益基調に戻る見込み。17年後半以降は、LCDパネルの需給軟化が意識されやすくなってくることも、株価にはネガティブ。電子・情報、機能材料・その他の2分類の売上高開示のみでは、ファンダメンタルズの把握は難しいとし、情報開示の充実を切望するとコメント。
★9:30 野村総合研究所－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 事業領域を拡大 ROE向上策にも期待
野村総合研究所<4307.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、事業領域を拡大しており、ROE向上策にも期待。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4600円→4800円と引き上げた。
事業領域を拡大しながら、今後も成長を続けると予想。株式市場では日本のITサービス需要が拡大する見通しが浸透し、セクター全体の株価評価が高まりやすくなっている傾向を考慮。今後、来19.3期営業利益目標700億円に向けた成長施策、今18.3期中の決定・実行が予想される自社株買い（19.3期ROE12％目標達成のためには約800億円の自社株買いが必要で、17.3期は100億円の自社株買いを実施）、EPSを5％以上押し上げるIFRSへの移行（検討開始を4月に発表）などが具体的になるに連れて、株価評価は再び高まると予想。
野村総合研究所<4307.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、事業領域を拡大しており、ROE向上策にも期待。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4600円→4800円と引き上げた。
事業領域を拡大しながら、今後も成長を続けると予想。株式市場では日本のITサービス需要が拡大する見通しが浸透し、セクター全体の株価評価が高まりやすくなっている傾向を考慮。今後、来19.3期営業利益目標700億円に向けた成長施策、今18.3期中の決定・実行が予想される自社株買い（19.3期ROE12％目標達成のためには約800億円の自社株買いが必要で、17.3期は100億円の自社株買いを実施）、EPSを5％以上押し上げるIFRSへの移行（検討開始を4月に発表）などが具体的になるに連れて、株価評価は再び高まると予想。
★9:33 帝人－3日ぶり大幅反発 車向け複合材の生産・エンジ拠点を拡充
帝人<3401.T>が3日ぶり大幅反発。26日付の日経産業新聞で、同社が自動車向け複合材の生産やエンジニアリング拠点を世界で拡充すると報じられた。
環境規制や電気自動車（EV）の普及を受けて軽量で高強度の複合材需要は拡大しており、欧州と中国を重点に今後5年で拠点数を5割増の30拠点程度に増やすという。設計段階から自動車メーカーとの関係を深め、まず20.3期の自動車関連の売上高を17.3期から25％増やすとされる。今後の業績への貢献が期待され、株価は上昇している。
帝人<3401.T>が3日ぶり大幅反発。26日付の日経産業新聞で、同社が自動車向け複合材の生産やエンジニアリング拠点を世界で拡充すると報じられた。
環境規制や電気自動車（EV）の普及を受けて軽量で高強度の複合材需要は拡大しており、欧州と中国を重点に今後5年で拠点数を5割増の30拠点程度に増やすという。設計段階から自動車メーカーとの関係を深め、まず20.3期の自動車関連の売上高を17.3期から25％増やすとされる。今後の業績への貢献が期待され、株価は上昇している。
★9:35 ＳＵＢＡＲＵ－丸三が目標株価引き下げ 米国での市場シェア拡大に変化なし
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が3日ぶり反落。丸三証券では、業績予想を引き下げるも、米国での市場シェア拡大に変化はないとして、投資判断「買い」を継続した。目標株価は6200円→5000円と引き下げた。
為替前提の変更などにより丸三の業績予想を引き下げるとしたが、米国での市場シェア拡大を中心とする成長シナリオが明確なこと、配当利回りの高さなどを評価。2017年1～4月の米国自動車市場は前年比減少となったが、ＳＵＢＡＲＵの米国販売は増加。2016年末投入の新型「インプレッサ」に続いて、丸三では2017年夏に「クロストレック（日本名XV）」、2018年春に「アセント（3列シートの大型SUV）」の投入を予想、米国での市場シェア拡大が続くと考えるとした。また、2017年のアイサイト進化版（高速道路単一車線で自動運転レベル2を実現と予想）、2018年のPHV、2021年のEVといった研究開発の成果にも期待。
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が3日ぶり反落。丸三証券では、業績予想を引き下げるも、米国での市場シェア拡大に変化はないとして、投資判断「買い」を継続した。目標株価は6200円→5000円と引き下げた。
為替前提の変更などにより丸三の業績予想を引き下げるとしたが、米国での市場シェア拡大を中心とする成長シナリオが明確なこと、配当利回りの高さなどを評価。2017年1～4月の米国自動車市場は前年比減少となったが、ＳＵＢＡＲＵの米国販売は増加。2016年末投入の新型「インプレッサ」に続いて、丸三では2017年夏に「クロストレック（日本名XV）」、2018年春に「アセント（3列シートの大型SUV）」の投入を予想、米国での市場シェア拡大が続くと考えるとした。また、2017年のアイサイト進化版（高速道路単一車線で自動運転レベル2を実現と予想）、2018年のPHV、2021年のEVといった研究開発の成果にも期待。
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