NYオープン-反落 米3連休を意識した調整ムード
NY株式オープンは7営業日ぶりの小幅反落でスタート。メモリアルデーを含む米3連休を意識した調整ムードとなっている。昨日に史上最高値を更新したS&P500とナスダック総合、3月1日につけた終値での史上最高値まで32.60ドル(0.15%)に迫ったダウ平均と、各指数とも史上最高値圏とあって、利益確定の売りが入りやすい状況。昨日に石油輸出国機構(OPEC)や非OPECの主要産油国が9カ月の減産延長を決定したにもかかわらず、原油が大幅安となったことも、連休を目前にしてまで一辺倒に買いを強めにくい要因。もっともVIX指数が昨日10ポイント以下に低下するなど、ベースのセンチメントは良好だ。寄り付き前に発表された米1-3月期GDP・改定値は前期比年率+0.7%から+1.2%に上方修正され、市場予想を上回った。一方、同時に発表された4月耐久財受注は予想以上に鈍化。これらの指標結果への株式市場の反応は明確ではない。本日はこの後、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値の発表が控えている。
DOW
21069.42 -13.53(-0.06%)
NASDAQ
6202.41 -2.85(-0.05%)
S&P500
2414.40 -0.67(-0.03%)
SOX
1075.06 -5.69(-0.53%)
CME225(ドル建て、大証日中終値比)
19655 -55
CME225(円建て、大証日中終値比)
19650 -60
WTI
48.99 +0.09(+0.18%)
ドル円
111.22
ユーロ円
124.20
債券(%)
2.24
5/26(金) 〔予想〕 (前回)
主要7カ国(G7)首脳会議(サミット 於;伊タオルミーナ、-27日)
21:30 米1-3月期GDP・改定値(前期比年率) 〔+0.9%〕 (+0.7%)
21:30 米1-3月期個人消費・改定値(前期比年率) 〔-〕 (+0.3%)
21:30 米1-3月期GDPデフレーター・改定値(前期比年率) 〔+2.3%〕 (+2.3%)
21:30 米1-3月期コアPCEデフレーター・改定値(前期比年率) 〔+2.0%〕 (+2.0%)
21:30 米4月耐久財受注 〔-1.2%〕 (+0.9%)
21:30 米4月耐久財受注(除輸送用機器) 〔+0.5%〕 (±0.0%)
23:00 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 〔97.5〕 (97.7)
5/27(土)
主要7カ国(G7)首脳会議(サミット 於;伊タオルミーナ、26日-)
15:50 黒田日銀総裁、日本金融学会2017年度春季大会で講演
※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。
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