後場コメント No.1 塩野義製薬、テンプHD、JFEHD、いい生活、アイケイケイなど

2017/05/29(月) 15:00
★12:30  塩野義製薬-反発 BICには負けられない インフルデータは6月末 「買い」継続
 塩野義製薬<4507.T>が反発。シティグループ証券では、「BICには負けられない。インフルデータは6月末」とコメント。投資評価「1(買い)」を継続、目標株価を7100円→7400円と引き上げた。
 今18.3期はHIVフランチャイズ、国内サインバルタ腰痛適応拡大、R&D費コントロールに支えられて、従来予想以上の増益となる見込み。国内でのADHD新薬、インフルエンザ治療薬グローバル展開も加わり、今後5年間は持続的な成長が予想される。世界の医薬品業界では価格引き下げ圧力、開発リスク上昇、特徴のない薬の売上不振などが起きている。手代木社長のリーダーシップのもとで、同社はこれらのリスクに対して、しっかりと備えを行っている企業と考えられるとした。

★12:30  富士通フロンテック-底堅い ロッテカード決済サービスに手のひら静脈認証を提供
 富士通フロンテック<6945.T>が底堅い。同社は29日、韓国の大手クレジットカード会社であるロッテカードが展開する決済サービス「Hand Pay サービス」に手のひら静脈認証「FUJITSU 生体認証 PalmSecure」を提供し、ロッテカード会員向けカードレス決済システムを実現したと発表した。
 同社グループは今回の構築で培ったノウハウを活かし、今後も手のひら静脈認証を用いた利便性とセキュリティを兼ね備えたサービスを提供する。

★12:30  テンプHD-ジェフリーズが目標株価引き上げ 力強い派遣事業成長率は好印象
 テンプホールディングス<2181.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、力強い派遣事業成長率は好印象だが、株価には織り込み済みとみて、投資判断「HOLD」を継続した。目標株価は1800円→2150円と引き上げた。
 直近の会社訪問を踏まえて目標株価を引き上げるも、レーティング「Hold」を継続。事業環境は引き続き堅調。今18.3期会社計画は売上計画はある程度楽観性が見られるものの、利益前提はやや保守的に組まれていると想定。力強い派遣事業成長率には、同社の自力の強さを感じるものの、株価にはすでに織り込まれている印象とした。

★12:31  JFEHD-ジェフリーズが目標株価引き下げ 苦境が続く
 JFEホールディングス<5411.T>が反落。ジェフリーズ証券では、苦境が続くと想定。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は2100円→1750円と引き下げた。
 原材料費のボラティリティと輸出マージンの悪化を反映し、今18.3期業績予想を修正。今18.3期会社計画はジェフリーズ予想を下回ると思われるとし、8月に行われる半年に一度の自動車メーカーとの価格交渉で大幅な値下げを余儀なくされるとの見方を示した。構造改革が実施されない限り、マージンはボラティリティの大きい状態が続く見込み。

★12:32  いい生活-後場買い気配 VR技術のトップランナー企業であるナーブと業務提携契約
 いい生活<3796.T>が後場買い気配。同社は29日12時に、バーチャル・リアリティ(以下、VR)コンテンツに特化したVR技術のトップランナー企業であるナーブ(東京都千代田区)と業務提携契約を締結したと発表した。
 この業務提携は、販売業務提携および新サービス開発に係る業務提携となる。販売業務提携は、ナーブが強みとする不動産会社向け「VR内見」などのソリューションを、いい生活のマーケティングノウハウを活用して幅広い不動産会社に販売していくことを企図しているという。また、ナーブ社が得意とする「VRによる新しい体験の提供」というソリューションを連携・組み合わせることで、さらなる新サービスの開発も検討するとしている。

★12:32  アイケイケイ-後場売り気配 上期営業益13%減 婚礼事業の減益で
 アイ・ケイ・ケイ<2198.T>が後場売り気配。同社は29日12時に、17.10期上期(11-4月)の連結営業利益は7.0億円(前年同期比12.5%減)だったと発表した。婚礼事業が、既存店の施行組数は増加したものの、人件費などの増加で減益となったことが響いた。


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