前場コメント No.13 帝人、新日鉄住金ソリューションズ、ｇｕｍｉ、トヨタ紡織、ＮＥＣなど
★10:03 帝人－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 営業利益予想に大きな変更はない
帝人<3401.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、セグメント変更に対応するが、営業利益予想に大きな変更はないとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2300円→2400円と引き上げた。
セグメント区分の変更に対応して業績予想を修正するが、今18.3期および来19.3期の連結営業利益予想に変更はないとした。今18.3期は新しいセグメント区分であるマテリアルもヘルスケアも、前年比で営業増益を予想。マテリアルでは、ポリカーボネートのスプレッド悪化を予想するが、アラミド繊維や炭素繊維、製品の販売数量増により営業利益357 億円（前年比14.6％増）を予想。ヘルスケアでは、前17.3期に発生した新薬導入費用の一部解消や、営業赤字であった米国在宅医療事業からの撤退により、営業利益292億円（同17.4％増）を予想。
帝人<3401.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、セグメント変更に対応するが、営業利益予想に大きな変更はないとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2300円→2400円と引き上げた。
セグメント区分の変更に対応して業績予想を修正するが、今18.3期および来19.3期の連結営業利益予想に変更はないとした。今18.3期は新しいセグメント区分であるマテリアルもヘルスケアも、前年比で営業増益を予想。マテリアルでは、ポリカーボネートのスプレッド悪化を予想するが、アラミド繊維や炭素繊維、製品の販売数量増により営業利益357 億円（前年比14.6％増）を予想。ヘルスケアでは、前17.3期に発生した新薬導入費用の一部解消や、営業赤字であった米国在宅医療事業からの撤退により、営業利益292億円（同17.4％増）を予想。
★10:08 新日鉄住金ソリューションズ－東海東京が目標株価引き上げ 収益性改善基調が続こう
新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、今18.3期は反動減をこなしつつ、収益性改善基調が続くと想定。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を2300円→3050円と引き上げた。
東海東京では今18.3期業績について、同社の利益率の改善基調は継続すると見込む一方で、プロダクト販売および親会社向け大型案件の反動減が見込まれることから、前年比大幅増収が難しいと想定。来19.3期以降は反動減が解消されることで前年比5％前後の増収が可能。また、利益率改善基調が継続することで、同10％弱程度の営業増益が可能との見方を示した。
新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、今18.3期は反動減をこなしつつ、収益性改善基調が続くと想定。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を2300円→3050円と引き上げた。
東海東京では今18.3期業績について、同社の利益率の改善基調は継続すると見込む一方で、プロダクト販売および親会社向け大型案件の反動減が見込まれることから、前年比大幅増収が難しいと想定。来19.3期以降は反動減が解消されることで前年比5％前後の増収が可能。また、利益率改善基調が継続することで、同10％弱程度の営業増益が可能との見方を示した。
★10:11 住友金属鉱山－大和が目標株価引き下げ シエラゴルダは損失縮小見通しも楽観できず
住友金属鉱山<5713.T>が反落。大和証券では、シエラゴルダは損失縮小見通しも楽観できずとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1480円→1420円と引き下げた。シエラゴルダ鉱山のランニング損失は縮小する方向。ただし、金利費用負担もあって赤字幅は依然として大きい。さらなる操業度の向上とコスト低減が求められるとした。
住友金属鉱山<5713.T>が反落。大和証券では、シエラゴルダは損失縮小見通しも楽観できずとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1480円→1420円と引き下げた。シエラゴルダ鉱山のランニング損失は縮小する方向。ただし、金利費用負担もあって赤字幅は依然として大きい。さらなる操業度の向上とコスト低減が求められるとした。
★10:14 ｇｕｍｉ－7日続伸 VRゲーム開発会社Playsnak社に出資を実行
ｇｕｍｉ<3903.T>が変わらず挟み7日続伸。同社は31日に、VRゲーム開発会社のPlaysnak社に1.2MUSDの出資を実行したと発表した。
Playsnak社は、高い技術と豊富な実績を有する世界トップクラスのVRゲーム開発スタジオという。同社のVRならではの体験に特化したプロダクト開発はｇｕｍｉのVR事業に対する方針と軌を同じくするため、同社との戦略的な提携を図ることで、ｇｕｍｉのVR領域における事業展開を加速させることができるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ｇｕｍｉ<3903.T>が変わらず挟み7日続伸。同社は31日に、VRゲーム開発会社のPlaysnak社に1.2MUSDの出資を実行したと発表した。
Playsnak社は、高い技術と豊富な実績を有する世界トップクラスのVRゲーム開発スタジオという。同社のVRならではの体験に特化したプロダクト開発はｇｕｍｉのVR事業に対する方針と軌を同じくするため、同社との戦略的な提携を図ることで、ｇｕｍｉのVR領域における事業展開を加速させることができるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:15 トヨタ紡織－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 台数・MIX悪化を業績予想に織り込む
トヨタ紡織<3116.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、台数・MIX悪化は業績予想に織り込むも、株価はやや下げ過ぎとみて、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2800円→2400円と引き下げた。
業績予想を下方修正。今18.3期営業利益は790億円から750億円（前期比+4.3％）に引き下げ。同社におけるトヨタ向けシート生産数前提を754万台から736万台まで18万台引き下げたことが主な要因。しかし、ガイダンス営業利益（600億円）は製品MIXを中心に、為替前提（105円/USD）、合理化効果などに保守的要因を多分に内包していると考えられ、会社計画比では上方着地を予想。1円/USD変動による営業利益段階の為替感応度は約1億円。
トヨタ紡織<3116.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、台数・MIX悪化は業績予想に織り込むも、株価はやや下げ過ぎとみて、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2800円→2400円と引き下げた。
業績予想を下方修正。今18.3期営業利益は790億円から750億円（前期比+4.3％）に引き下げ。同社におけるトヨタ向けシート生産数前提を754万台から736万台まで18万台引き下げたことが主な要因。しかし、ガイダンス営業利益（600億円）は製品MIXを中心に、為替前提（105円/USD）、合理化効果などに保守的要因を多分に内包していると考えられ、会社計画比では上方着地を予想。1円/USD変動による営業利益段階の為替感応度は約1億円。
★10:22 ＮＥＣ－みずほが目標株価引き上げ 依然成長が見えない
ＮＥＣ<6701.T>がもみ合い。みずほ証券では、依然成長が見えないとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は260円→270円と引き上げた。
テレコムキャリアとシステムプラットフォームを中心に、業績予想を若干引き上げ。しかし、依然として各事業は構造的不調の状態を抜け出せず、一向に中期成長性が高まる兆しが見えてこないことから、投資判断は「中立」を継続。今後3年間の営業利益水準は1000億円以下にとどまる見込み。今18.3期3Q決算発表時に公表予定の改定中期計画で不調を打破する、構造改革策が出てくるかに注目するとした。
ＮＥＣ<6701.T>がもみ合い。みずほ証券では、依然成長が見えないとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は260円→270円と引き上げた。
テレコムキャリアとシステムプラットフォームを中心に、業績予想を若干引き上げ。しかし、依然として各事業は構造的不調の状態を抜け出せず、一向に中期成長性が高まる兆しが見えてこないことから、投資判断は「中立」を継続。今後3年間の営業利益水準は1000億円以下にとどまる見込み。今18.3期3Q決算発表時に公表予定の改定中期計画で不調を打破する、構造改革策が出てくるかに注目するとした。
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