後場コメント No.1 アズビル、ノムラシステム、オプティム、大研医器、コンセックなど

2017/05/31(水) 15:00
★12:30  アイシン精機-SMBC日興が目標株価引き上げ 世界的なAT普及が強力な業績ドライバー
 アイシン精機<7259.T>が4日続落。SMBC日興証券では、非トヨタビジネス、中国AT需要拡大、自社株買いがキーワードとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は6300円→6500円と引き上げた。
 昨今の自動車部品セクターのモメンタムダウンは、SAARに代表される米国自動車販売の低調、あるいは中国自動車販売のダウンサイドリスクが理由。同社についても、中国自動車販売減速のリスクから昨年来、株式市場に業績不安があった。しかし、SMBC日興では、AT受注好調であることから、これは払しょくすべきと判断。営業利益予想を上方修正し、バリュエーションにもプレミアムを付与。

★12:30  アズビル-SMBC日興が目標株価引き上げ 18.3期やや上振れ 新中計も達成の公算
 アズビル<6845.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、今18.3期はやや上振れで、新中計も達成の公算とコメント。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は2660円→3890円と引き上げた。
 投資評価「2」継続の理由は、従来同様に(1)東京オリンピックを控えて中期的にビルディングオートメーション(BA)事業の着実な拡大が見込まれる、(2)厳しい状況が継続してきた制御(AA)・ライフオートメーション(LA)事業も持ち直し傾向がうかがわれる、(3)円高局面においても為替の影響が軽微などから、制御関連分野において平均的なポジションにあると判断。

★12:30  ノムラシステム-後場買い気配 1:3の株式分割を実施
 ノムラシステムコーポレーション<3940.T>が後場買い気配。同社は31日前引け後、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。6月30日を基準日に、普通株式1株につき3株の割合で分割する。

★12:31  オプティム-後場プラス転換 パソナ傘下ととAI・IoT分野で業務提携
 オプティム<3694.T>が後場プラス転換。同社は31日前引け後、パソナグループ<2168.T>傘下のパソナテック(新宿区)とAI・IoT分野で業務提携し、オプティムが提供する「OPTiM Cloud IoT OS」を活用した「AI・IoT導入運用支援サービス」を開始すると発表した。
 両社はAI・IoT分野で業務提携し、「AI・IoT 導入運用支援サービス」を開始する。同サービスではAI・IoTの導入を検討している企業に対し、「OPTiM Cloud IoT OS」を活用した導入コンサルティングからサービス開発、導入後の業務支援までのトータルサポートを実施する。

★12:34  大研医器-エースが目標株価引き下げ 独創的な新技術製品は開発途上
 大研医器<7775.T>が3日ぶり反落。エース経済研究所では、独創的な新技術製品が開発途上にあるが、開花は2018年度以降と中期前提であると指摘。投資判断「中立」を継続、目標株価は850円→780円と引き下げた。
 安全で高精度な医療機器の開発から製造、販売まで一貫して手掛ける。医療用廃液吸引器と医療用薬液注入器が主力事業で、両者合せた売上比率は88%。前17.3期は過去最高となる決算だが、計画値に届かず。主力事業はすでに高い市場シェアを持っていることに加え、競合による価格攻勢や病院による値引き要請、新製品への切り替え一巡などで、増収ペースは鈍化。将来の成長事業として、MEMS(微小電子機械システム)と呼ばれるマイクロチップを医療機器に内蔵することを狙っていると注目。

★12:35  コンセック-ストップ高買い気配 早稲田大学と共同出願した特許が発行日迎える
 コンセック<9895.T>がストップ高買い気配。同社と早稲田大学が共同で出願していた電解質膜、膜電極接合体、および燃料電池に関する特許が31日に発行日を迎えたことが材料視されているもよう。
 同特許は2017年3月29日に特許査定となっていたが、同社からリリースによる開示は行われていなかった。


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