前場コメント No.11 ショーケースTV、東北電力、システム情報、トクヤマ、相鉄HDなど

2017/06/01(木) 11:30
★10:06  ショーケースTV-続伸 タグ1行で画面共有できるコミュニケーションツール 「View Assist」提供
 ショーケース・ティービー<3909.T>が続伸。同社は31日、同社が、Webページに専用のタグを1行挿入するだけで、自社のWebサイトを閲覧中の利用者とオペレーターが簡単に画面共有できるカスタマーコミュニケーション支援サービス「ナビキャスト ビューアシスト」の販売を開始すると発表した。
 同サービスは企業側の導入が手軽なほか、利用者側もID取得やプログラムのダウンロードなどを必要としない画面共有サービスであり、オペレーターの業務効率改善や、飛躍的な顧客満足度の向上が期待できるサービス。今後の収益の伸びへの期待から、株価は上昇している。

★10:06  東北電力-みずほが目標株価引き上げ 原発がなくても高ROEであることを引き続き評価
 東北電力<9506.T>が反発。みずほ証券では、原発がなくても高ROEであることを引き続き評価。投資判断「買い」を継続、目標株価を1750円→1830円と引き上げた。
 為替前提(115円/ドルから110円/ドル)や原発再稼働前提などの変更、決算内容の反映から業績予想を見直し。実質ROE予想を引き上げ。原発再稼働がなくても安定的に高いROEの確保が見通せるとし、配当水準を着実に回復させている点などを引き続き評価。女川原発2号機再稼働に向けて、基準地震動の審査への進展が短期的なカタリストになるとみているとした。

★10:07  システム情報-急騰 経済産業省の「IT経営注目企業2017」に選定
 システム情報<3677.T>が急騰。5月31日に、経済産業省と東京証券取引所が共同で進める「攻めのIT経営銘柄2017」の一環として、今年度より新たに設けられた「IT経営注目企業2017」にJASDAQ上場企業として唯一選出されたと発表した。
 今回、従来の「攻めのIT経営銘柄2017」とは別に、攻めのIT経営に関して注目すべき取り組みを実施している企業を経済産業省単独で選定・発表することとなり、システム情報がその1社に選定されたとしている。

★10:08  トクヤマ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 株価は限界的な業績改善を織り込んだ水準
 トクヤマ<4043.T>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、株価は財務体質改善後の限界的な業績改善を織り込んだ水準とみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は510円→530円と引き上げた。
 現在の株価水準は、前17.3通期決算での財務体質改善を踏まえた今後の業績改善をおおむね織り込んだと判断。前17.3期業績でのマレーシア工場売却に伴う繰延税金資産の計上により、同期末の優先株控除後の自己資本比率は26.5%(16年3月末12.8%)まで高まり、大幅に財務体質が改善した。優先株の取得も発表され、自助努力による財務再建への道筋が明瞭になった。
 今後はセクター他社の株価と同じく、収益性や利益成長性に基づいて株価が形成される見通し。財務体質が改善に向かい始めた2016年5月以降のROEスプレッド(ROE-資本コスト)と実績PBRの相関関係から導き出した目標株価の上値余地は、現時点で10%とセクターで上位ではある。しかし、特別損益や税率など一時要因でROEの水準が変動しやすい状況であることから、現時点で期待できる株価パフォーマンスはセクター平均レベルにとどまると予想。

★10:08  相鉄HD-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 営業最高益更新が続こう
 相鉄ホールディングス<9003.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ホテル開発や都心相互直通運転の先行費用を吸収し、営業最高益更新が続くとみて、投資判断「Buy」を継続した。目標株価は870円→840円と引き下げた。
 新中計ではホテル開発を引き続き積極化することに加えて、都心相互直通運転計画があり、先行費用が増加するが、今18.3期以降は営業最高益更新が続くと予想。新中計初年度の今18.3期営業利益は最高益(16.3期311億円)を更新すると予想。ホテル開業が6棟と多く、先行費用負担が従来予想想定より大きいために予想を減額修正するが、契約済みの西新宿のマンションなどが増益に貢献する見込み。


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