前場コメント No.16 武田、サンフロンティア、ＪＶＣケンウッド、堺化学、千代田化工建設など
★11:00 武田－みずほが目標株価引き上げ 利益率の継続的な改善を見込む
武田薬品工業<4502.T>がもみ合い。みずほ証券では、R&D組織の変革とコスト削減で、利益率の継続的な改善を想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は5150円→6000円と引き上げた。
みずほ予想を見直し。長期収載品（LLP）の追加売却などの影響で今18.3期のCore Earnings（CE）は減額となったが、来19.3期以降は増額。利益率の高い成長ドライバー（エンティビオ、ニンラーロなど）の拡大による粗利益率の改善、およびR&D組織の変革によるR&D費やグローバル経費抑制によるもの。当面の注目点は、ニンラーロ（多発性骨髄腫）、アドセトリス（ホジキンリンパ腫）などの効能追加のフェーズ3試験結果になると思われるとした。
武田薬品工業<4502.T>がもみ合い。みずほ証券では、R&D組織の変革とコスト削減で、利益率の継続的な改善を想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は5150円→6000円と引き上げた。
みずほ予想を見直し。長期収載品（LLP）の追加売却などの影響で今18.3期のCore Earnings（CE）は減額となったが、来19.3期以降は増額。利益率の高い成長ドライバー（エンティビオ、ニンラーロなど）の拡大による粗利益率の改善、およびR&D組織の変革によるR&D費やグローバル経費抑制によるもの。当面の注目点は、ニンラーロ（多発性骨髄腫）、アドセトリス（ホジキンリンパ腫）などの効能追加のフェーズ3試験結果になると思われるとした。
★11:00 サンフロンティア－反発 株主優待を導入 ホテルで使える優待券を贈呈
サンフロンティア不動産<8934.T>が反発。同社は31日、株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月末日現在、同社株式1単元（100株）以上を保有する株主に、日和ホテル舞浜で使える優待券1枚を進呈する。
サンフロンティア不動産<8934.T>が反発。同社は31日、株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月末日現在、同社株式1単元（100株）以上を保有する株主に、日和ホテル舞浜で使える優待券1枚を進呈する。
★11:03 ＪＶＣケンウッド－みずほが目標株価引き上げ 中期成長は見通しづらい
ＪＶＣケンウッド<6632.T>が反発。みずほ証券では、既存オートモティブは残存者メリットや市場創出で堅調も、中期成長は見通しづらいとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は265円→290円と引き上げた。
主力のオートモティブは、既存分野での残存者メリットや一部市場創出により、同業他社比で堅調に推移。具体的には、（1）国内DOP（ディーラーオプション）では、競合他社が低収益を理由に消極的な中、市販製品の技術活用や原価低減進展で受注拡大、（2）国内市販では、レスポンスの早さに訴求したナビでシェア向上、業務用から民生用へ市場が広がるドライブレコーダ需要を取り込み、（3）CD/DVDメカでは、連結子会社シンワが、メカレス化が進む中でも一定の需要が残る新興国向けで堅調など。ただし、OEM（相手先ブランドでの製造）やADAS分野など中期成長分野では、経営資源が限られる中、競争優位を獲得していけるかは見通しづらいとした。
ＪＶＣケンウッド<6632.T>が反発。みずほ証券では、既存オートモティブは残存者メリットや市場創出で堅調も、中期成長は見通しづらいとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は265円→290円と引き上げた。
主力のオートモティブは、既存分野での残存者メリットや一部市場創出により、同業他社比で堅調に推移。具体的には、（1）国内DOP（ディーラーオプション）では、競合他社が低収益を理由に消極的な中、市販製品の技術活用や原価低減進展で受注拡大、（2）国内市販では、レスポンスの早さに訴求したナビでシェア向上、業務用から民生用へ市場が広がるドライブレコーダ需要を取り込み、（3）CD/DVDメカでは、連結子会社シンワが、メカレス化が進む中でも一定の需要が残る新興国向けで堅調など。ただし、OEM（相手先ブランドでの製造）やADAS分野など中期成長分野では、経営資源が限られる中、競争優位を獲得していけるかは見通しづらいとした。
★11:05 デジタルアーツ－続落 「あんしんフィルター for SoftBank」iOS版にWebフィルタリングシステム提供
デジタルアーツ<2326.T>が続落。同社は1日に、ソフトバンクグループ<9984.T>傘下のソフトバンクが提供する未成年者向けフィルタリングサービス「あんしんフィルター for SoftBank」のiOS版に、「i-フィルター」の技術を用いたWebフィルタリングシステムをOEM提供し、スマホ用の管理サイトを提供開始すると発表した。
「あんしんフィルター for SoftBank」は、「小学生」、「中学生」、「高校生」、「高校生プラス」の4つの推奨設定が用意されており、フィルタリング強度での利用が可能という。また、有料のオプションサービスを申し込むことで、インターネットの利用時間の管理や利用状況の確認機能、位置情報の履歴確認機能の利用が可能となるとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
デジタルアーツ<2326.T>が続落。同社は1日に、ソフトバンクグループ<9984.T>傘下のソフトバンクが提供する未成年者向けフィルタリングサービス「あんしんフィルター for SoftBank」のiOS版に、「i-フィルター」の技術を用いたWebフィルタリングシステムをOEM提供し、スマホ用の管理サイトを提供開始すると発表した。
「あんしんフィルター for SoftBank」は、「小学生」、「中学生」、「高校生」、「高校生プラス」の4つの推奨設定が用意されており、フィルタリング強度での利用が可能という。また、有料のオプションサービスを申し込むことで、インターネットの利用時間の管理や利用状況の確認機能、位置情報の履歴確認機能の利用が可能となるとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
★11:08 堺化学－続伸 ベトナム子会社がホーチミンに事務所新設
堺化学工業<4078.T>が続伸。同社は1日、連結子会社であるサカイケミカル（ベトナム）が、ホーチミン市内に事務所を新設したと発表した。
サカイケミカルでは、非鉛系塩ビ安定剤（カルシウム亜鉛系安定剤）とその原料となるハイドロタルサイトを製造している。現在塩ビ安定剤市場では世界的に脱鉛化が進んでおり、同社はカルシウム亜鉛系安定剤の販売拡大に注力しているという。既に製造拠点をもつベトナムの経済的中心地であるホーチミンに事務所を構えることで、迅速な情報入手と機動的な販売活動が行えるようになるとした。今後の収益の伸びへの期待から、株価は上昇している。
堺化学工業<4078.T>が続伸。同社は1日、連結子会社であるサカイケミカル（ベトナム）が、ホーチミン市内に事務所を新設したと発表した。
サカイケミカルでは、非鉛系塩ビ安定剤（カルシウム亜鉛系安定剤）とその原料となるハイドロタルサイトを製造している。現在塩ビ安定剤市場では世界的に脱鉛化が進んでおり、同社はカルシウム亜鉛系安定剤の販売拡大に注力しているという。既に製造拠点をもつベトナムの経済的中心地であるホーチミンに事務所を構えることで、迅速な情報入手と機動的な販売活動が行えるようになるとした。今後の収益の伸びへの期待から、株価は上昇している。
★11:10 千代田化工－底堅い カタールでLNGプラント増産に向けた調査受託
千代田化工建設<6366.T>が底堅い。1日付の日経新聞朝刊で、同社がカタール国営石油会社から液化天然ガス（LNG）プラントの増産に向けた調査を受託したと報じられた。
カタールはイランとの関係に配慮して凍結していたペルシャ湾での資源開発を再開すると宣言しており、液化設備の動向が注目されていたという。今後の業績拡大への寄与が期待され、株価は底堅く推移している。
千代田化工建設<6366.T>が底堅い。1日付の日経新聞朝刊で、同社がカタール国営石油会社から液化天然ガス（LNG）プラントの増産に向けた調査を受託したと報じられた。
カタールはイランとの関係に配慮して凍結していたペルシャ湾での資源開発を再開すると宣言しており、液化設備の動向が注目されていたという。今後の業績拡大への寄与が期待され、株価は底堅く推移している。
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