後場コメント No.1 KHネオケム、SKシステム、ビーグリー、アクトコール、カカクコムなど

2017/06/01(木) 15:00
★12:30  KHネオケム-みずほが目標株価引き上げ 17.12期減益予想を2ケタ増益予想へ変更
 KHネオケム<4189.T>が大幅反発。みずほ証券では、冷凍機油原料や化粧品原料の出荷好調により、今17.12期減益予想を2ケタ増益予想へ変更。投資判断「買い」を継続、目標株価を1800円→2500円と引き上げた。
 業績予想を上方修正。エアコンや冷蔵庫のコンプレッサー用潤滑油(冷凍機油)の原料であるオクチル酸の需要回復や、化粧水やフェイスマスクの保湿成分である化粧品原料の中国需要など従前予想を上回るペースで推移している。みずほでは、技術料収入(9億円)の減少により前期比1%減益と予想していた今17.12期営業利益予想を同14%増益へ修正、来18.12期以降も2ケタ利益成長ならびに最高益更新が続くものと予想。株価は年初より50%以上上昇しているが、特殊化学メーカー13社の平均的なバリュエーションと比較して、まだ割安な水準にあると判断。

★12:30  エムケイシステム-後場上げ幅拡大 経費精算システム「ネットde精算」リリース
 エムケイシステム<3910.T>が後場上げ幅拡大。同社は1日前引け後、クラウド型経費精算システム「ネットde精算」をリリースしたと発表した。
 「ネットde精算」は、申請する従業員、承認する上長、確認を行う管理部門など経費精算業務に関連する人が「やるべきこと」「知りたいこと」「できること」が一見して分かるというコンセプトに基づき、操作性を重視することで、中小企業での業務の効率化に資することを目的としたシステム。また、「ネットde顧問」と従業員マスタが連携するなど設定の利便性を重視、小規模の企業で頻繁に利用される「交通費精算」「出張申請」「出張精算」の3申請からサービス提供を開始するなど、導入しやすいサービスとしたという。

★12:32  ビーグリー-エースが新規「強気」 コンテンツプラットフォーム事業の成長が続く
 ビーグリー<3981.T>がもみ合い。エース経済研究所では、コンテンツの充実および知名度向上により、コンテンツプラットフォーム事業の成長が続くと想定。投資判断「強気」、目標株価3000円として、新規カバレッジを開始した。
 今後の展開については、使用許諾の獲得によるコンテンツの拡充およびオリジナル作品の創出に注力することで、顧客層拡大や単価上昇を図るとされている。電子書籍の普及が進み、単価の上昇傾向も続いているため、成長余地は大きいと注目。
 1Qの進ちょくを踏まえて、エースでは今17.12期業績予想を上方修正。売上高を91億6500万円→92億円(前期比+10%)、営業利益11億2400万円→12億9000万円(同+63%)、経常利益10億8200万円→12億5000万円(同+67%)、当期利益6億7200万円→7億7000万円(同+89%)と、会社予想を上回る水準を予想。

★12:33  アクトコール-もみ合い 24時間365日コールセンターでの12カ国語対応開始
 アクトコール<6064.T>がもみ合い。同社は1日12時に、コールセンターでの多言語対応を開始したと発表した。
 今回、同社コールセンターにおいて、通訳オペレーターを介した3者間通話機能を導入し、24時間365日、12カ国語対応ができる体制を構築した。これにより、外国語を利用する顧客からの問い合わせに対応することが可能になるとしている。

★12:36  カカクコム-CSが「UP」へ引き下げ 成長継続もモメンタムは低下傾向
 カカクコム<2371.T>が反発。クレディ・スイス証券では、成長継続もモメンタムは低下傾向と判断。投資評価を「NEUTRAL」→「UNDERPERFORM」、目標株価を1600円→1300円と引き下げた。
 前17.3期は価格比較サイトの成長率が低下傾向であることに加え、食べログの業績拡大も同社の予想をやや下回る水準で推移。増収増益傾向は続くものの、成長率の低下リスクが顕在化し、安定的な2ケタ成長への回復が困難になったと判断。業績予想およびバリュエーションを見直し、目標株価を引き下げ。成長率が低下傾向にあり、相対的に投資魅力に乏しくなったと考え、投資評価も引き下げ。


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