前場コメント No.5 村田製作所、栗田工業、アルチザ、大同特殊鋼、不二電機など

2017/06/02(金) 11:30
★9:08  ローツェ-丸三が「買い」 半導体ウエハー搬送機の成長と収益性改善で評価が高まる
 ローツェ<6323.T>が3日ぶり反発。丸三証券では、半導体ウエハー搬送機の成長と収益性改善により、株価評価が高まると想定。投資判断「買い」、目標株価3500円とした。
 半導体市場の拡大や最先端投資の増加により、ローツェの半導体ウエハー搬送機の成長が続くと予想。今18.2期に低下が見込まれるガラス基板搬送機の収益性が改善することで、株価評価が高まる見込み。目標株価は来19.2期予想EPSの約18倍で算出。

★9:08  村田製作所-続伸 イタリアのソフト開発ベンチャーを買収
 村田製作所<6981.T>が続伸。2日付の日経新聞朝刊で、同社がイタリアのソフト開発ベンチャー、ID―ソリューションズ(パルマ市)を買収したと報じられた。
 買収額は20億円超とみられる。この会社はパルマ大学発のベンチャー企業で、無線自動識別(RFID)機能を持つICタグのシステム開発が強みだという。村田製は自社のICタグ部品と組み合わせて在庫管理サービスを一括提供できる体制を築く考えのもよう。

★9:09  栗田工業-大和が目標株価引き上げ 事業モデル転換に向けた躍動が始まる
 栗田工業<6370.T>が4日続伸。大和証券では、事業モデル転換に向けた躍動が始まると注目。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は2500円→3000円と引き上げた。
 EPCから脱却し、ソリューション事業へのビジネスモデル転換に注力していると注目。今期は短期的に踊り場の1年となる見込みで、来期からの新中期計画に注目。株価の割安感は小さいが、中期的な視点であれば投資機会の印象もとコメント。

★9:09  アルチザ-4日ぶり反発 通期営業赤字転落見込みもローデ・シュワルツとの5G製品開発を好感
 アルチザネットワークス<6778.T>が4日ぶり反発。同社は1日に、17.7期通期の連結営業損益予想を従来の2.0億円の黒字から1.9億円の赤字(前期は3.5億円の黒字)に引き下げると発表した。売上高の減少や5Gに対応する研究開発費の増加が響く。
 また、17.7期3Q累計(8-4月)の連結営業損益は1.2億円の赤字(前期は4.7億円の黒字)となった。
 併せて、ローデ・シュワルツ・ジャパン(東京都新宿区)と、第5世代移動通信方式(5G)の製品開発において協力関係を構築すると発表した。

★9:09  アルチザ-4日ぶり反発 第5世代移動通信方式(5G)の製品開発でローデ・シュワルツと協力を合意
 アルチザネットワークス<6778.T>が4日ぶり反発。1日に、ローデ・シュワルツ・ジャパン(東京都新宿区)と、第5世代移動通信方式(5G)の製品開発において協力関係を構築すると発表した。
 今回の協力関係を契機に、試験・評価分野に関してアルチザが有するノウハウと、通信分野の各種テスト・ソリューションにおいてローデ・シュワルツが有するノウハウとを融合した協力関係を構築することで、両社の提供ソリューションの付加価値を高め、グローバル市場での競争優位の確保を目指すとしている。

★9:09  大同特殊鋼-大和が目標株価引き上げ 構造用鋼とステンレスの販売環境が良好
 大同特殊鋼<5471.T>が4日続伸。大和証券では、構造用鋼とステンレスの販売環境が良好と判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は560円→670円と引き上げた。
 構造用鋼とステンレスの販売ペースが16年度末にかけて加速。17年度会社計画には保守的な部分が残ると判断。磁石・ターボの成長期待に特殊鋼の拡販が加わり、事業環境は良好との見方を示した。

★9:10  不二電機-大幅続伸 1Qは5%営業増益 受変電設備向けサージアブソーバ端子台など堅調
 不二電機工業<6654.T>が大幅続伸。同社は1日、18.1期1Q(2-4月)の営業利益が6800万円(前年同期比5.4%増)だったと発表した。受変電設備向けサージアブソーバ端子台やLED表示灯などの売り上げが増加した。


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