前場コメント No.13 三井化学、日本光電工業、三菱ケミカル、日本新薬、大京など
★10:14 三井化学－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 成長3領域は堅調と予想
三井化学<4183.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、基盤素材の減益で全社ベースでも減益となるが、成長3領域は堅調と予想。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は570円→600円と引き上げた。
業績予想を上方修正。今18.3期は従来予想通り減益と予想。基盤素材部門が減益とみるため。一方、成長3領域は順調な増益を予想。なお、今18.3期は繰越欠損金の活用から税金費用の減少が見込まれるが、三菱ＵＦＪＭＳではバリュエーション判断に用いるEPS計算には一般的な税率を採用する方が適切と判断、今回予想での実行税率は32％とした。
三井化学<4183.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、基盤素材の減益で全社ベースでも減益となるが、成長3領域は堅調と予想。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は570円→600円と引き上げた。
業績予想を上方修正。今18.3期は従来予想通り減益と予想。基盤素材部門が減益とみるため。一方、成長3領域は順調な増益を予想。なお、今18.3期は繰越欠損金の活用から税金費用の減少が見込まれるが、三菱ＵＦＪＭＳではバリュエーション判断に用いるEPS計算には一般的な税率を採用する方が適切と判断、今回予想での実行税率は32％とした。
★10:16 日本電波工業－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 車載向け水晶デバイスは着実に増加
日本電波工業<6779.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、車載向け水晶デバイスは着実に増加していると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は840円→940円と引き上げた。
エクイティストーリーは、車載向けと固定通信向け水晶デバイスの拡大。同社の短期業績にはスマホ向け需要変動が大きく影響する。ただし、今後車載向けはADAS（先進運転支援システム）やTPMS（タイヤ空気圧監視システム）など、固定通信向けは5G用小型基地局の設置に伴う需要増などが業績ドライバーとなる。中長期の成長ポテンシャルを考慮し、目標株価を引き上げるとした。
日本電波工業<6779.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、車載向け水晶デバイスは着実に増加していると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は840円→940円と引き上げた。
エクイティストーリーは、車載向けと固定通信向け水晶デバイスの拡大。同社の短期業績にはスマホ向け需要変動が大きく影響する。ただし、今後車載向けはADAS（先進運転支援システム）やTPMS（タイヤ空気圧監視システム）など、固定通信向けは5G用小型基地局の設置に伴う需要増などが業績ドライバーとなる。中長期の成長ポテンシャルを考慮し、目標株価を引き上げるとした。
★10:19 日本光電工業－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 病院の一層の設備投資抑制を予想
日本光電工業<6849.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内大学病院や官公立病院の一層の設備投資抑制を予想。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2650円→2460円と引き下げた。
国内の大学病院や官公立病院での設備投資抑制が従来想定以上に厳しい点を考慮し、業績予想を下方修正。国内市場では、生体情報モニターの需要は比較的堅調に推移しているが、脳神経群や心電計群の製品の更新需要が厳しい状況。当面改善は見込めないと判断。今18.3期は、18年4月の診療報酬改定を控え、病院の設備投資が一層抑制傾向になると予想。
日本光電工業<6849.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内大学病院や官公立病院の一層の設備投資抑制を予想。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2650円→2460円と引き下げた。
国内の大学病院や官公立病院での設備投資抑制が従来想定以上に厳しい点を考慮し、業績予想を下方修正。国内市場では、生体情報モニターの需要は比較的堅調に推移しているが、脳神経群や心電計群の製品の更新需要が厳しい状況。当面改善は見込めないと判断。今18.3期は、18年4月の診療報酬改定を控え、病院の設備投資が一層抑制傾向になると予想。
★10:22 三菱ケミカルＨＤ－4日続伸 炭素繊維加工の新工場建設
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が4日続伸。2日付の日刊工業新聞で、同社が炭素繊維加工の新工場を建設すると報じられた。
子会社のチャレンヂ（埼玉県狭山市）が工場を建設し、早ければ2018年半ばに稼働するという。主に熱間プレス成形法（PCM工法）を使った自動車向け炭素繊維強化プラスチック（CFRP）部品などを開発、量産するとされる。投資額は最大で40億円のもよう。今後の収益の伸びへの期待から、株価は上昇している。
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が4日続伸。2日付の日刊工業新聞で、同社が炭素繊維加工の新工場を建設すると報じられた。
子会社のチャレンヂ（埼玉県狭山市）が工場を建設し、早ければ2018年半ばに稼働するという。主に熱間プレス成形法（PCM工法）を使った自動車向け炭素繊維強化プラスチック（CFRP）部品などを開発、量産するとされる。投資額は最大で40億円のもよう。今後の収益の伸びへの期待から、株価は上昇している。
★10:22 日本新薬－大和が目標株価引き上げ 得意の血液領域の開発品充実はポジティブとみる
日本新薬<4516.T>がもみ合い。大和証券では、得意の血液領域の開発品充実はポジティブと判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は6200円→7000円と引き上げた。
税金費用が想定以下であることなどを反映し、目標株価を引き上げ。最近の導入品は直接的な収益貢献に加え、相乗効果も期待される。これらを含む新薬の開発動向しだいでは、収益見通しに上振れ余地もあるとの見方を示した。
日本新薬<4516.T>がもみ合い。大和証券では、得意の血液領域の開発品充実はポジティブと判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は6200円→7000円と引き上げた。
税金費用が想定以下であることなどを反映し、目標株価を引き上げ。最近の導入品は直接的な収益貢献に加え、相乗効果も期待される。これらを含む新薬の開発動向しだいでは、収益見通しに上振れ余地もあるとの見方を示した。
★10:26 大京－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ ストック型ビジネスが順調も株価は妥当水準
大京<8840.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ストック型ビジネスが順調に拡大しているが、株価は妥当水準とみて、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は225円→215円と引き下げた。
昨秋策定した中計目標に沿って、不動産管理事業などストック型ビジネスは順調に推移、来19.3期以降は中期的に増益基調を予想。
昨秋策定の中計では、成長投資1500億円のうち1000億円を不動産に投資する計画であるが、前17.3期は賃貸付住宅など小規模の取得にとどまった。不動産の仕入競合が激化しており、買取賃貸居住サービスなど取得手法の多様化を進めている。17年3月末の現預金は897億円と多く、自社株取得（上限100億円）を計画しているが、4月末現在では取得できていないと指摘。
大京<8840.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ストック型ビジネスが順調に拡大しているが、株価は妥当水準とみて、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は225円→215円と引き下げた。
昨秋策定した中計目標に沿って、不動産管理事業などストック型ビジネスは順調に推移、来19.3期以降は中期的に増益基調を予想。
昨秋策定の中計では、成長投資1500億円のうち1000億円を不動産に投資する計画であるが、前17.3期は賃貸付住宅など小規模の取得にとどまった。不動産の仕入競合が激化しており、買取賃貸居住サービスなど取得手法の多様化を進めている。17年3月末の現預金は897億円と多く、自社株取得（上限100億円）を計画しているが、4月末現在では取得できていないと指摘。
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