後場コメント No.3 ドリコム、ＴＨＫ、ヤマダ電機、ニッパツ、住友重機械工業など
★12:50 ドリコム－3日ぶり反発 開発を担当したゴルフゲーム「みんゴル」事前登録の受付開始
ドリコム＜3793.T＞が3日ぶり反発。2日に、同社が開発を担当する新作スマホ向けゴルフゲーム「みんゴル」について、ソニー<6758.T>子会社のフォワードワークス（東京都港区）は公式サイトをオープンし、事前登録の受け付けを開始した。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ドリコム＜3793.T＞が3日ぶり反発。2日に、同社が開発を担当する新作スマホ向けゴルフゲーム「みんゴル」について、ソニー<6758.T>子会社のフォワードワークス（東京都港区）は公式サイトをオープンし、事前登録の受け付けを開始した。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★12:51 ＴＨＫ－野村が目標株価引き上げ 循環株として株価上昇余地がまだ大きい
ＴＨＫ<6481.T>が4日続伸。野村証券では、循環株として株価上昇余地がまだ大きいと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3400円→3900円と引き上げた。
循環株として投資魅力は依然大きい。（1）利益の循環的な回復がまだ続く可能性が高く、（2）PERやPBRは過去の回復局面と比べてまだ低いため。業績は全社営業利益の9割（17年度予想、12カ月修正ベース）を占める直動事業の業績が世界・機械需要の回復を享受する見込み。17年度予想営業利益（同）は金融危機前ピークの07.3期を上回ることが視野に入る。同事業の売上営業利益率は17年度15％へ上昇が予想される。同3割のＳＭＣ（6273）やファナック（6954）には及ばないが、機械部品メーカーとしては相対的に高いと指摘。
ＴＨＫ<6481.T>が4日続伸。野村証券では、循環株として株価上昇余地がまだ大きいと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3400円→3900円と引き上げた。
循環株として投資魅力は依然大きい。（1）利益の循環的な回復がまだ続く可能性が高く、（2）PERやPBRは過去の回復局面と比べてまだ低いため。業績は全社営業利益の9割（17年度予想、12カ月修正ベース）を占める直動事業の業績が世界・機械需要の回復を享受する見込み。17年度予想営業利益（同）は金融危機前ピークの07.3期を上回ることが視野に入る。同事業の売上営業利益率は17年度15％へ上昇が予想される。同3割のＳＭＣ（6273）やファナック（6954）には及ばないが、機械部品メーカーとしては相対的に高いと指摘。
★12:56 トランスコスモス－底堅い シンガポールのEC物流アンチャントに追加出資
トランスコスモス<9715.T>が底堅い。同社は2日、シンガポールのSaaS型ECロジスティックス・販売プラットフォーム提供企業アンチャント（シンガポール）に追加出資したと発表した。
アンチャントは近年、複数のECマーケットプレイスと顧客企業の自社ECサイトを一元管理するSaaS型EC販売プラットフォーム「SelluSeller」の提供に努めている。トランスコスモスは今回の追加出資に伴い、「SelluSeller」の日本国内向けおよび日系企業向けの独占販売権を取得した。
トランスコスモス<9715.T>が底堅い。同社は2日、シンガポールのSaaS型ECロジスティックス・販売プラットフォーム提供企業アンチャント（シンガポール）に追加出資したと発表した。
アンチャントは近年、複数のECマーケットプレイスと顧客企業の自社ECサイトを一元管理するSaaS型EC販売プラットフォーム「SelluSeller」の提供に努めている。トランスコスモスは今回の追加出資に伴い、「SelluSeller」の日本国内向けおよび日系企業向けの独占販売権を取得した。
★12:57 ヤマダ電機－野村が「Neutral」で調査再開 住宅事業の離陸はまだ不透明
ヤマダ電機<9831.T>がもみ合い。野村証券では、住宅事業の離陸はまだ不透明と判断。レーティング「Neutral」、目標株価620円として、カバレッジを再開した。
今18.3期経常利益は、住宅メーカー「ウッドハウス」の新規連結と、住宅関連の人員増強など先行費用の増加を見込み、前期比4％増と予想。当面、テレビを中心とした需要拡大で業績は回復するとみられるが、住宅関連への先行投資期が長引いているうえ、家電は拡大するEC市場への対応が後手に回っている印象は拭えない。当面の業績は相対的に伸び悩むと予想。
ヤマダ電機<9831.T>がもみ合い。野村証券では、住宅事業の離陸はまだ不透明と判断。レーティング「Neutral」、目標株価620円として、カバレッジを再開した。
今18.3期経常利益は、住宅メーカー「ウッドハウス」の新規連結と、住宅関連の人員増強など先行費用の増加を見込み、前期比4％増と予想。当面、テレビを中心とした需要拡大で業績は回復するとみられるが、住宅関連への先行投資期が長引いているうえ、家電は拡大するEC市場への対応が後手に回っている印象は拭えない。当面の業績は相対的に伸び悩むと予想。
★13:00 ニッパツ－野村が目標株価引き下げ 中期成長に向けた投資期で短期利益は伸び難い
ニッパツ<5991.T>が続伸。野村証券では、中期成長に向けた投資期で短期利益は伸び難いと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1400円→1300円と引き下げた。
ＳＵＢＡＲＵ（7270）や日産自動車（7201）向けの生産台数増に伴い、シート事業は着実な増益が予想される一方、懸架ばねや精密部品では設備投資増加に伴う償却費増など固定費増から、短期利益は伸び悩む見込み。中期成長を見据えて固定費が増加する局面と予想されるため、短期利益のモメンタムは他の自動車部品メーカー比で見劣りする見通し。日系メーカー以外への拡販を含め、中期成長の確度が高まってくれば、同社株に注目することも可能と野村では見ているとした。
ニッパツ<5991.T>が続伸。野村証券では、中期成長に向けた投資期で短期利益は伸び難いと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1400円→1300円と引き下げた。
ＳＵＢＡＲＵ（7270）や日産自動車（7201）向けの生産台数増に伴い、シート事業は着実な増益が予想される一方、懸架ばねや精密部品では設備投資増加に伴う償却費増など固定費増から、短期利益は伸び悩む見込み。中期成長を見据えて固定費が増加する局面と予想されるため、短期利益のモメンタムは他の自動車部品メーカー比で見劣りする見通し。日系メーカー以外への拡販を含め、中期成長の確度が高まってくれば、同社株に注目することも可能と野村では見ているとした。
★13:03 住友重機械－大幅続伸 変減速機2000億円目指す 他社とのアライアンスやM＆Aも視野
住友重機械工業<6302.T>が大幅続伸。6月2日付け化学工業日報で、同社が変減速機事業を2000億円まで引き上げる拡大戦略を推進すると伝えられた。
現在の年間売上高は約1000億円。世界的な産業用ロボットの需要増をはじめ、IoT活用による物流搬送の増加など成長領域を中心に、グローバル市場で攻勢を強める。また従来の減速機サプライヤーから、ソリューション・プロバイダーへの転換を図る。その実現に向け他社とのアライアンスやM＆A（企業買収）に積極的に取り組み、規模拡大を急ぐと報じられている。
住友重機械工業<6302.T>が大幅続伸。6月2日付け化学工業日報で、同社が変減速機事業を2000億円まで引き上げる拡大戦略を推進すると伝えられた。
現在の年間売上高は約1000億円。世界的な産業用ロボットの需要増をはじめ、IoT活用による物流搬送の増加など成長領域を中心に、グローバル市場で攻勢を強める。また従来の減速機サプライヤーから、ソリューション・プロバイダーへの転換を図る。その実現に向け他社とのアライアンスやM＆A（企業買収）に積極的に取り組み、規模拡大を急ぐと報じられている。
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